こんにちは、占術家のいくらです。
みなさんは朝の洗顔や化粧直しで鏡で顔を見たとき、「え!こんなところにシワが!!」と気づいて、その日一日をブルーな気分で過ごした、なんてことはありませんか?
若い頃はまだ肌にハリがあったのに、年齢を重ねる中で徐々にハリがなくなり、だんだんシワができてきます。
人相学でもシワには意味があり、できる箇所によって、良いシワやそうでないシワなど、意味も様々です。今回は、シワについて人相学的な意味を取り上げます。
シワができても落ち込まず、いろいろなサインとしてとらえていきましょう。
顔にできたさまざまなシワの意味
そもそもシワは、加齢とともに発生する皮膚の折り目であり、日頃からよく使う筋肉がシワになりやすいと言われています。
人相学では、シワのできる箇所により、意味合いが異なります。年齢や男女の違いにより、シワの意味が変わってくるということはありません。
1. 額のシワ
年を重ねると、どうしてもできるのが「額のシワ」です。しょっちゅう眉間にシワを寄せたり、目を見開いたり、見上げるクセがあるなど、感情が顔に出やすい人が額にシワを作りやすいようです。
額は、大体20歳くらいまでの運勢を表します。早くからここにシワがある人は、若い時代に何かと苦労があった人が多いようです。
2. 眉間のシワ
眉間は「その日の運気の善し悪し」や「物事を決断するときの吉凶」を表し、人相学では「最も重要な箇所」とみなすので、その部分にシワができるというのは、あまり良い意味ではありません。
一般的に眉をひそめるクセがある人は、眉間にシワができやすいようです。気難しく、几帳面で生真面目、苦労症の人によく見られます。
3. 目元のシワ・目の下のシワ•目の上のシワ
目頭から頬にかけて流れているシワは「ミッドチークライン」、あるいは「ゴルゴライン」と呼ばれています。人相学では「養子紋」と呼ばれ、養子になる人に多いシワと言われています。
目の下は涙袋(ホルモンタンク)であり「異性運」や「子供運」を見る箇所です。ここにシワが複数入っていると「異性運」や「子供運」で、何かとトラブルを抱えることになります。
目の上にあるシワ(二重のシワに並行してできる)は副業をしている人に見られるシワです。必ず副業しているとは言えませんが、このシワがあって、法令線が二重に入っていたら、副業をしている、もしくは将来的に副業する可能性が高いです。
4. 目尻のシワ(クロウズフットライン)
目尻から数本に渡り長く伸びるシワは、一般には「笑いジワ」と呼ばれています。人相学ではその形から「クロウズフットライン(カラスの足跡)」と呼ばれています。
目尻はもともと「異性運」「恋愛運」を表し、このシワが目立つ人は、異性関係でルーズなところがあるようです。
5. 法令線
小鼻の根元からアゴに向けて伸びる太いシワのことを言い、「鼻唇溝」と呼ばれています。人相学では「仕事線」とも言われています。
大体40歳前後にしっかりと刻まれます。これは身体でいうと「足腰」にも例えられ、現在の仕事でしっかりと根を下ろしてやっている人はこのシワがしっかり入っています。
法令線は、広く長い線が吉とされています。
法令線が口角までつながっている場合、年を重ねたときに、突然ガクッと体調を崩しかねませんので注意しましょう。
法令線が片側に2本入っている人は、副業・兼業をしている人です。
6. 口元のシワ
話をするとき、口元に細かいシワが寄る人を見かけます。ここにシワがある人はにぎやかでおしゃべり好きな人が多いですが、ついつい余計な一言が口をついてしまいがちです。
7. 唇の縦ジワ
唇の縦のシワは「歓待紋」と呼ばれています。「歓待」とは「手厚くもてなすこと」。
他の人に比べ、このシワが目立つ人は、飲み会やイベントごとに誘われれば喜んで参加しますし、みんなが集まる場を作るのが好きです。
顔にシワを作らないためのアドバイス
ここで一つ疑問が出てきます。「占い的にシワを取ることはできるのか?」。
結論としては、シワを取ることは難しいです。一度できてしまったシワは、美容グッズや美容外科的な方法でしか取り去ることはできないでしょう。
そもそもシワは「よく使う筋肉がしぼんだためにできる」とされています。ということは、シワを作りたくない場所の筋肉をなるべく使わないようにするのがよいでしょう。
例えば、眉間にシワができるということは、眉間の筋肉を良く使っているから。それはどういうときかと言えば、しかめっ面をしていたり、いぶかしげな態度をしているときに眉間に力が入り、結果的にシワになってしまうのです。
なので、何に対しても慎重になりすぎず、オープンマインドで受け入れるようにすると、眉間にシワが寄ることはなくなり、性格も自然と穏やかになっていきます。
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いかがでしたか? 顔のシワといってもこれだけ種類があり、意味も違ってきます。
ただ、良くないシワがあったとしても、顔の他の部位や顔の色がよければ十分カバーできます。シワは自分が生きてきた軌跡であり「年輪」です。できるだけ良いシワを刻みたいですね。
いくら
人相研究・占術家。セツモードセミナー修了。顔学会会員。観相術(人相・手相など)四柱推命を主に扱う。喫茶店やファミレスなどで対面鑑定を行う傍ら、セミナー講師、Web・雑誌の記事の執筆・監修など、多岐に渡り活動している。
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