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次元を超えて隣の地球へ
人間は宇宙船だ
松村潔著/ナチュラルスピリット
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最近新しいテレビのドラマの「ドラゴン桜」の番宣で、平手友梨奈が出演しているのを見て、欅坂46でのパフォーマンスで倒れた出来事などを思い出した。
どういう理由でかは知らないが、もし「舞踏で気絶する」というような事態であるのならば、それは舞踏の本来の意図を発揮したものであると言える。

今日の時代の常識としては、人間はこの物質世界にのみ生きていて、死後は存在しなくなると思われている。これは宇宙の階層性について知識を持たず、世界とはこの世界だけであるという「閉鎖された宇宙観」が原因だ。
どこにも逃げ場がない。考えれば考えるほど、これは息苦しい。いったい誰がこんなことを画策した?

ところが古代とか、たとえばヘレニズム時代の宇宙観にしても、同心円の重なったたまねぎ型宇宙を考えていたし、7つのコスモス論というのも、比較的自然に受け入れられていた。

こういう場合、人間も、自分たちよりもひとつ上のコスモスに行くということを、生きている間に試みようとする。
人間が住んでいる世界はトリトコスモス。その上は惑星界のメゾコスモス。メゾコスモスの「上座」は極度に洗練された全惑星意識、すなわちエーテル界がある。
さらにその上に太陽のデュートロコスモスなどがあるので、そこに移動したい。

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