占星術家のかとうふみえが12星座の動きを読み取って、それぞれの行動の指針やラッキーアドバイスを、新月と満月のタイミングで発信!
あなたが天体の動きとシンクロしていけば、日常にシンクロが多発するようになり、様々なチャンスが訪れたり、人生の幸福感が増していきます。
9月2日~9月16日の全体的な星回りから読み解く「社会の様相」
新しい流れに入り、ポリシーや美学が問われるとき
9月2日の14:22頃に魚座の満月が起こります。
今回の満月では、魚座に滞在する月と乙女座に滞在する太陽が向かい合い、この太陽と月に改革の星・天王星が緊密な角度を取ります。
魚座は癒しと浄化を司るので、この満月ももちろんそういった要素はありますが、それに加えて「変革」「切り替わり」の要素が強くなっています。
全体的に「これまでのパターンを終わらせ、新しい方向へと変化の舵を切る」ことを促す配置です。
これまで何となく諦めのつかなかったことにも見切りをつけて終わらせたり、なかなか払拭できなかった感情や感覚を手放すことができたり、長い間考えていたことについて、実際に行動に移してすっきりしたりと、前向きな変化を起こしやすいでしょう。
社会全体の動きとしても8月は全体的に混沌としており、その中で、個々に大事なものを再確認するような雰囲気でしたが、9月になって全体の潮目が変わり、新しい流れへと入っていく気配があります。
今回の満月は、社会でも、個人レベルでも、ポリシーや美学が問われるような配置でもあります。
何となく「慣習で」「常識だから」「皆やっているから」と行動していることに見直しのメスが入り、
「自分はどんなポリシーを持っているのか?」
「自分自身の美意識は自分の行動にどう反映されているか?」
「自分の生活を楽しむことに加え、社会の一員としてどう責任を果たしていくか?」
といったことを、問いかけられるような配置です。
2020年12月以降に具現化の星・土星が水瓶座に入り、「一人ひとりの判断」「一人ひとりの意見」「一人ひとりの責任」がますます重んじられるようになる、その前段階としての「自分自身の美意識、美学の確認」を促すような配置と言えるでしょう。
国のトップの動向には引き続き注目
社会の中でも、倫理や美学を改めて問われることや、改めて表明していくような動きがありそうです。
先回の新月(8月19日)の東京起点でのホロスコープでは、国のトップの決断を示すような暗示もありました。その後何が起こったかは、皆さまご存じのことと思います。
今回の満月でも、そして次の新月(9月17日)でも、東京起点のホロスコープでは「国全体に関わる重大な決断が行われる配置」。
国のトップの動向には、引き続き注目していきたいところです。
また、少々荒々しい出来事の暗示もあります。突発的なアクシデントなどが起こりやすいときです。
ちょうど台風の予報もされていますので、身の安全に気をつけてお過ごしくださいね。
次の段階へと着実に準備する時期
この満月から新月までの2週間は、いくつかの天体の動きが重なります。
思考の星・水星が乙女座から天秤座へ、そして魅力の星・金星が蟹座から獅子座へと動いていきます。
一人で考えるよりもディスカッションを行ったり、アットホームな場所から人目に触れる場所へ出ていくような変化です。
9月中に新しいことにトライするときは、誰かに気軽に意見を求めてみたり、自分自身の感覚を大切にすることのバランスを心がけるとうまくいくでしょう。
●9月10日/活力の星・火星が、牡羊座で「逆行」を始める
ここから11月14日まで、逆行が続きます。
●9月13日/5月14日から約4ヵ月逆行していた幸運の星・木星が「順行」へと転じる
春頃から考え続けていたことに関して、自分の中で結論が出たり、行動の指針や方針、信念が固まるような感覚を得やすいときです。
まだまだ流動的で、混沌としてはいるものの、着実に新しい展開へ向けて仕込みを行える時期となるでしょう。
9月2日~9月16日の宇宙とあなたのシンクロニシティを見る
オンラインにて西洋占星術鑑定を行っている。相談者様とともに、人生の作戦会議を行うスタンスでのセッションに定評あり。
第一子出産後、生命と宇宙の不思議に再度興味を持ち、2011年よりシータヒーリングを習得。
並行して、占星術家ノエル・ティル氏の心理占星術を中心に西洋占星術を学ぶ。
企業での左脳的勤務経験とスピリチュアルメソッドを学んだ経験、また自らの人生経験から、論理と直観のいずれも重視したセッションを行っている。
好きな言葉は「知ることは力になる」「禍福は糾える縄の如し」。
また、音楽活動も行っており、ガールズロックバンド「FALSETTOS」ではドラムを担当。