ナチュラルスピリットで「スターシフトセッション」を開催している、sudha sun unimondy（スッダ・サン・ユニマンディ）です。
今回は、11月の宇宙的なエネルギーの傾向についてお伝えしましょう。
※ここでご紹介している絵はすべて、私が描いた「エナジーアート」です。最初にお見せしている作品のテーマは、「蠍座火星」。蠍座に火星が入り、赤く燃える色と無意識から目覚めてくるエネルギーが描かれています。
自分にとって本当に大切なことにフォーカスする月
11月は、太陽・火星・水星が蠍座を進んで行くため、深く強い変容のエネルギーがある月です。
蠍座は、牡牛座天王星と水瓶座土星・木星と「Tスクエア」を形成するサインですから、11月も壁を破っていくチャレンジが、様々なところで起こってくることがあるかもしれません。
蠍座に強いフォーカスがあたり、変容が起きる今月は、「自分にとって本当に大切にしたいことは何か？ 本当に愛を感じることは？」というところへの模索や、再確認・アップデートが進んでいく月です。
去年までの土の時代では、ひとつのことを長期間現実的に続けていくことに価値のある時代でしたが、今年からの風の時代では、どんどんやって来る変化の流れに対応できる様々なスキルや選択肢を持っていて、情報収集力や幅広いコミュニケーション力を持っている人が伸びていける世界へ変化してきています。
そのような世界の変化に合わせて、仕事やパートナーシップなど様々な状況で、去年までに大切にしてきたことが、今年から変化してきていると感じている人も多いかもしれません。
8月下旬から10月上旬までは、今年最大に逆行天体の多かった時期で、その時期にその変化のための整理が、無意識の深いレベルで進んだところがありました。
10月からは順行天体が多くなってきて、その整理は一段落しましたが、蠍座エネルギーの強まる今月も、逆行天体の多い時期と少し似ているエネルギーのある月です。
テーマは、「水瓶座木星順行と天秤座水星順行」。風のサインに座す星が前向きに動き始め、明るい知性・光と風の軽さ・繊細なエレガントさが描かれています。
蠍座エネルギーの影響で心の中を深く見つめる傾向に
蠍座は外側に見える形だけでなく、外側には見えない内面性や、裏側に隠されている真実の在り方を重視するサインです。
外側を美しくしているだけで中身の無いものには蠍座は興味がなく、「目に見えない裏側にある真意」を直感的に感じる力を持っています。
隠されているもの・裏側・無意識・根のところにあるもの、というエネルギーを蠍座は重視し、そこに本物の愛や美しさを感じるものを大切にします。
そのような蠍座エネルギーの強い今月は、自分の内側へ、本当に大切にしたいことは何か、深く向き合っていく体験があるかもしれません。
蠍座が自分の感じる本物の愛へ向き合っていく姿勢は、非常に真摯で真剣なものです。
しかし、そのようなところに苦しさを感じる人は、今月はあまり深く考え過ぎず、ゆるめに、自分に優しく過ごしましょう。
人によっては、逆行天体の多かった時期より重さを感じたりします。
やりたいことがある人、変容への元気なパワーがある人は、蠍座ならではの「本当に本物の愛」のために、どんな努力もできるエネルギーが高まる今月となります。
力を出し切っていくことで、長年の願いが叶うことがあったり、これからの時代に合った形に意識が変容して、行動しやすくなる感覚を覚えることがあります。
蠍座のエネルギー自体も、風の時代に合わせて、少しシフトしていけると良い部分もあります。
蠍座にとっては、ひとつのことに長期間集中して完璧な成果を上げることが得意・大切なことで、努力家ですが、風の時代は先が読めない変化の多い多様な情報社会ですから、ひとつだけでなく様々な方向に選択肢を持ち、こだわりを軽くして、変化の波に乗っていきやすくなる練習をすると良い部分もあります。
蠍座要素を強く持っている人は、今月は「これしかない・こうあるべき」という信念に対し、様々な新しい選択肢や、可能性が見えてくることもあるかもしれません。
これまで自分一人で全て背負って努力し、完璧にこなしてきたことも、これからは、風の情報収集力や幅広いコミュニケーション力を取り入れて使えるようになると、より楽に他者と協力し合ってできることもあるかもしれません。
その気づきや学びのための良いチャンスや、人との繋がりが、様々なところで起こってくる月です。
テーマは、「牡羊座満月」。元気な好奇心のパワーが、ビビッドなピンクと明るい緑の組み合わせで現れています。
11月は中旬以降にエネルギーがどんどん軽やかに
11月5日は蠍座新月と金星の山羊座移行、6日は水星の蠍座移行が起こりました。
本物へ向き合う真剣度が上がったこのタイミングで、無意識的・直感的に、これから大切にすると良いことと繋がった体験があったかもしれません。
19日は、月食となる牡牛座満月です。ここでは無意識だけでなく、現実的にも新しい流れへの変化・切り替わりを感じることがあるかもしれません。
自分の内面で変化してきたことが、現実的な変化にまで浸透し、自分の変化を客観的にも感じるようなことや、「自分にとっての本物はこれだ」と思うものや、それまでにない意識が芽生えるかもしれません。
ここから、今までなかった新しいパターンの体験が始まる人もいます。ブロックを手放してきた人には、長年のある願いの現実化が起こることもあるかもしれません。
22日には太陽が射手座に入り、ここから意識に軽さが出てきます。自分の内面に思い詰めるように向かっていた意識が、軽やかに解き放たれ、広い世界に伸び伸び拡がっていける時です。
25日は水星が射手座に入り、12月1日には海王星が順行を開始しますから、この辺りからさらに軽さや迷いの晴れる感覚が出てきます。
12月4日は日食の起こる射手座新月となり、11月19日からこの日まで、無意識の変容や自分にとっての本物・本質への気づきが大きくなる時です。
蠍座エネルギーは、苦手な人と得意な人が極端に分かれるところがありますが、苦手で大変さを感じる人は、今月は無理し過ぎず、ゆるめに過ごしましょう。
得意な人は、どんどん直感を信頼していきましょう。本当に求めていたものを、突然得られることがあるかもしれません。
蠍座エネルギーは、深い愛情や共感力の高さという力も持っているため、仕事や友人・パートナーシップなどの人間関係で、深く本物の愛を感じる人との繋がりも起こりやすいのが、この11月です。
魚座の海王星が良い角度で蠍座のサポートをしてくれていますから、ピンチと思った時にもタイミングの良い助けもやって来やすい月です。
テーマは、「蠍座太陽」。明るさの中に、蠍座の持つ独特な陰のエネルギーや無意識を見つめるような花が描かれています。
スッダ・サン・ユニマンディ
sudha sun unimondy／個人セッションの他、タロット・水晶気功・西洋占星術を教える「レインボーバード魔法学校」を主催。幼少から予知能力・幽体離脱・物質のテレポートなどスピリチュアルな現象を数多く体験。デザイン学校卒業後、イラストレーターとして活動し、1995年よりカナダやアメリカに移住。現地でホピ族と出会い、ともに砂漠を旅する中で魂の世界に目覚める。1999年、インドでサドゥからsudhaという名前を授かり、チベット人ヒーラーからクリスタルヒーリングの教えを授かる。その後、古神道やアボリジニのシャーマンなどから学びを得て、2002年からタロットカード鑑定を開始。過去生ヒーリング、西洋占星術も取り入れ、ワークショップ講師としても活躍。チャネリングで降ろす“光のメッセージ”とチャネリングアートも大人気。
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