占星術家のかとうふみえが12星座の動きを読み取って、それぞれの行動の指針やラッキーアドバイスを、新月と満月のタイミングで発信!
あなたが天体の動きとシンクロしていけば、日常にシンクロが多発するようになり、様々なチャンスが訪れたり、人生の幸福感が増していきます。
※各星座の「オススメのイメージング」は今回お休みです。

11月12日~11月26日の全体的な星回りから読み解く「社会の様相」

巻き返しや問題解決への力強い手応えを実感

今回の満月のチャートでは、蠍座の太陽と牡牛座の月が向かい合い、土星、冥王星、海王星に対し、調和的で安定感のある配置を取ります。この配置によって強調されるテーマは「復活」「回復」「巻き返し」「救済」。
最近困っていたことや悩んでいたことについても、クールダウンして別の角度から見ることができるとき。それによって、巻き返し案も浮かびそう。特に、仕事や役割、家族や家系についての問題解決の糸口をつかみやすいときです。
社会的にも、復活、巻き返し、あるいは行き詰っていた問題への代替案、救済措置が取られるなどの出来事がありそう。「この世界もまだまだ捨てたものじゃない」と感じられるでしょう。

水星逆行中の「見直し」でその後がスムースに

11月21日には、逆行していた水星が順行に転じます。それまでの間は蠍座で逆行しているため、心の奥深くに秘めていたディープな感情が引き出されるかもしれません。
また、逆行している期間に物事の振り返りや見直しを重視することで、順行後も物事を前に進めやすくなります。
水星の逆行は年に3回、1回につき大体3週間ほど起こります。「逆行」と言っても実際の水星の公転が逆向きになることはないわけで、水星と地球の公転速度のギャップによって、地球からの「見た目」が変わるにすぎないことを現代人の私たちは知識として知っています。
ですが、天体の見た目の動きを観測することによって形作られた西洋占星術の概念体系では、“見た目の動きの違いは大きなポイント”となるのです。
人によっては、「水星が逆行のときのほうが、むしろ調子が出る感じがする」という方もいます。逆行から順行に切り替わるタイミングで自分自身の感じ方に変化があるか、観察してみても面白いですね。

可能性を開くには一歩引いた視点で気楽に臨むこと

11月23日に日付が変わる直前に、太陽が蠍座から射手座へ移動します。その後の約1ヵ月間は、射手座の象徴する「哲学」「信仰」「海外」「可能性」などにリンクするテーマが浮上しやすいでしょう。
この時期大切にしたいのは、一歩引いた俯瞰の視点。対象となるものに思考をフォーカスするだけでなく、少し引いて、周囲を取り巻く構造ごと観察する視点を持つことで、懸案も解決しやすくなります。シリアスになりすぎず、ある種の気楽さとユーモアをもって事に当たる姿勢が、ことさらに功を奏するでしょう。
普段はあまり関わりのないような「異文化」との交流も、視点を広げる助けとなります。心をゆるめ、視点を広げ、世界を冒険するようなスタンスがシンクロを促す鍵。

 

11月12日~11月26日宇宙とあなたのシンクロニシティを見る

かとうふみえ 
占星術家/よろずコンサルタント

スカイプにて占星術の個人セッション、自営業の方向け業務コンサル、スピリチュアルリーディングセッションを行っている。https://cosmicweaver.wixsite.com/cosmicweaver
幼少期に宇宙の果てのビジョンを知覚したり、自分の存在がただの入れものに過ぎない、自分は大いなるものに動かされているのに過ぎない、などと感じたりしながら育つ。大学卒業後スタートアップ時のベンチャー企業に就職し、コンサルティング業務から受付嬢まで幅広い業務を経験。第一子出産後、生命と宇宙の不思議にふたたび興味を持ち2011年シータヒーリングのセミナーを受講。並行して占星術家ノエル・ティル氏の心理占星術を中心に西洋占星術を学ぶ。
企業での左脳的勤務経験とスピリチュアルメソッドを学んだ経験から、提供するサービスも左脳的アプローチと右脳的アプローチの統合をテーマとする。「知ることは力になる」が信条。また、ガールズロックバンド「FALSETTOS」ではドラムを担当。