こんにちは、霊的成長のための気づきをサポートする、スピリチュアルガイドの松田麻寿です。
2022年は大切な年だということを前回もお伝えしましたが、さらに重ねて伝えていきたいと思います。
そのくらい重要な年と言えるのです。
今月の鍵となるのは「魂の視点」を知ること
私から視た今月のテーマは、「浄化」と「変容」。この2つは、2022年のテーマとも重なります。
すでに現在、強制されるかのように変容を促すエネルギーが強まっている状況です。
今月は旧暦の新年にあたり、2022年が本格始動する時期。
ということは、大きな氣の切り替わりが起き、新しいエネルギーの波に乗るタイミングとなります。
浄化と変容がどのくらいスムーズに進むか、良い流れに乗っていけるかは、一人ひとりの「魂の視点」次第で、明暗が分かれていくでしょう。
「魂の視点」とは、“自分は、どのようにこの世界を見ているのか”ということ。自分の視点を知り、時にその視点を活用したり、変えることができなければ、変容することは困難です。
私は長年鑑定する中で、この視点というものを重要視しています。自分に起きた出来事をどの視点から捉え、どう行動するかで、人生は極楽も転落も自在。
あなたは、いつもどのような視点と視野で、この世界を見ているのでしょうか。
この世界を見る時、いつもどのようなフィルターをかけているのでしょうか。
誰もが世界をどのように眺めるかを決めて生まれてくる
私の考える「視点」とは、「その人の魂の持つ特性」「魂年齢」（＊）「魂が常に見ている方向を合わせたもののことです。
＊私は魂に年齢はないと感じていますが、「人間に当てはめるとこのくらい」という意味で、年齢という言葉を使っています。
それぞれの魂は、それぞれの座標点にいて、そこにいる自分が決めた一定の位置から、世界を眺めています。
人は生きていく中で、違う視点を持とうとする意識も働きますが、何かの出来事が一段落すると、自分だけが持っている元の座標点に戻って、そこから再び世界を眺めるということを繰り返ししています。
このことにはブループリントが関係していることを、クライアントさんのお話を伺うたびに痛感します。
魂は自らの肉体意識を使ってどのように進化成長していきたいか、常に同じ座標点からこの世界を定点観測し、そこから見えるルートを選んで進化成長していくようなのです。
他の「視点」を同時に持つことができれば、違う人生も起こりうることでしょう。
しかし、「別の視点が掛け合わされているようで、基点となる視点が全く変わらない」ということが起こります。
ということは、魂は「ブループリント（地図）」と「視点」というルートを決めて、今生で学び、進化・向上しようとしているのではないかと思うのです。
言い換えるなら、魂が肉体意識へと、「視点」を通して進化成長するように促しています。
この2022年は、自分の「視点」を知り、次への10年のために、“この視点であるがゆえに、持ち続けたネガティヴィティやパターンを思い知る年”でもあります。
2022年は、自分の視点を知っているかどうかが、今後の人生を決める「天下分け目」くらいの年になっていくことでしょう。
人それぞれ異なる「視点」のタイプを伸ばす
クライアントさんを長期にわたって視ることが多い私は、この「視点」が驚くほど変わらないものであることを、実感することが多々あります。
私から視て、視点は20種類くらいのタイプに分かれます。
ここで全種類をご紹介はできませんが、あるクライアントさんが自身の視点を図らずも活用し、社会的に成功していた例をご紹介したいと思います。
夢を描き続け、精力的に活動する80代・元経営者の場合、まさに「子ども視点」でした。
「子ども視点」とは、身長110センチくらいの座標点から常に世界を眺めている魂、というように私には視えます。
子どもに対して、あなたはどのようなイメージでしょうか？
私は、「素直」「まっすぐ」「天真爛漫」「かわいい」「どこに向かうかわからない行動力」「発想力が柔軟」などのイメージがあります。
同時に、大人への忖度もできず、秘密基地を作るかのように内緒で大ごとを起こしたりするので、トラブルメーカーにもなりがち、という側面も持ち併せています。
「子ども視点」のこの男性の人生を、子どもの頃からを伺っていくと、このような感じです。
「子ども視点」の80代の男性の場合
●幼少期、突然の大きな事故に遭う。子どもであるが故に、無力を痛感することが多かった。
●青年期は、自分の発言が良くも悪くも注目を浴びる。突発的に軽い気持ちでとった行動が、大きな成果となることも、時に、大きな非難やトラブルに発展することもあった。
●壮年・中年期は、会社をガラッと変えるために大胆な発想や行動を取り、業績を大きく上げた。自分以外の人がちゃんと立ち行くように考えて行動しているが、それが周囲に理解されたり、認められることは難しかった。
●80代になった今なお、大きな夢を描き、人生を楽しんでいる。これから新築の家を建てようとするなど、多くの人が「それは難しそうだ」と思うことを楽しくやってみようと計画し、実現させようとしている。
「魂の視点」通りに生き続けてきたこの男性は、今はあまり無理ができない状況にありますが、年老いても魅力的で、年齢を感じさせない活発さがあります。
もしこれが、「大人視点」の人であれば、このような傾向を持ちます。
「大人視点」の場合
●幼少期は「落ち着いた物分かりの良い子ども」であることが多い。大人扱いされ、尊重されやすい。
●青年期には評価され、壮年中年期には“総括”に入るような人生を選びがち。
●人との関係をおもんばかるため、大胆な決断をすることは少なく、自分の役割を全うしようとする。
●そのため、落ち着きすぎて老け込みやすく、老年期に入ると安穏とした生活を好むことが多い。家族や親の世話をすることが多く、歳を取っても責任ある立場を任されることが多い。
まとめると、こうなります。
「魂の視点」のタイプ
子ども視点
素直、まっすぐ、天真爛漫。だからこそトラブルメーカー、どこに向かうかわからない行動力、など。
↓↓↓
大人になるほど浮き沈みが激しい傾向にあるが、年を重ねても若々しいエネルギッシュさをキープしている人が多い。大人視点
常に落ち着いて状況を眺めている、隠されたプライドがあり、傷つかないように振る舞うことが多い。
ことの真偽を確かめようとする。
↓↓↓
大人になるほど落ち着きが増し、冒険しなくなるが、周囲の人から信頼を得たり、良き理解者になりやすい。
「魂の視点」とは、性格や行動パターンのベースとなるもの。人生の目標も、その視点の延長線上にあり、生涯をかけて達成していく・・・・。
私は、そう感じることが多いのです。
激変する2024年に向けての自己改革を
では、なぜ、2022年は視点をどこに置くかが重要なのでしょう？
私が視たところ、「誰も想像したことのない世界」が本格化する2024年がやってくるからです。
それは、日本では明治時代にもたらされた西洋文明による、文明開化のようなレベルと言えます。
文明開化の名のもと、住まいも着るものも交通手段など、様々なものが変化していきました。それと同じようなことが今後、起ころうとしています。
2024年に本格化する「誰も想像したことのない世界」●今後やって来るのは、新しい感覚や価値観を受け入れられる人には、楽しく面白い世界になります。●これまでの価値観を持ち続けたり、こだわりたい人にとっては、時に厳しく苦しい世界になるでしょう。●文明開花の際の変革のように、「着物でなければ日本人ではない」と強く思えば生きづらく、「洋服も素敵で楽しいじゃない？」と思えるなら、生活の仕方が変わることも、口にするものも、何もかもが快適で新鮮です。●そのくらい、今とは全く違う世界へとどんどん進んでいるようです。
ですので、2024年までに自分の視点を知り、活用することは、今から10年後の幸せや豊かさを大きく育てることに繋がります。
自分の視点に気づけないと、以降の社会で生きていくための精神的な変容を迎えることが厳しくなり、10年後の自分の成功や幸せが、こじんまりしたものになってしまうでしょう。
自分の視点を知り、有効活用していける人は、魂のエネルギーから生まれる螺旋状の好循環の流れの中で、成功していきます。
たとえ、視点が偏って何らかもパターンを繰り返しても、それをリカバーしてくれる人を、ビジネスパートナーにすることでしよう。
一方で、自分の視点に気づけなかったり、狭い視野の中でこだわり続ける人は、一人で頑張ることとなり、大きな成功や安心を手にすることが難しくなります。
誰も想像をしたことのない時代が本格化する、2024年。
それ以降も含む今後10年の中で、あなたの描く「なりたい自分」「叶えたいこと」「変わりたいこと」は何でしょう？
それを最短・最速で実現化したいなら、2022年は「自らの視点」に気づき、その長所を伸ばすことで、自分自身を大きく変容させられます。
自分がどんな「視点」を持っているのか、ぜひ見出してみてください。
「視点」を通して、思考の癖や自分の持つギャップをどんどん剥がし、魂が持つ本当の純粋さを取り戻し、より豊かに、より幸せになっていきましょう。
「視点」については、今後も折に触れてお伝えしたいと思います。
松田麻寿
まつだまこと／spiritual growth guide。相談者の運命好転に強力にコミットするスピリチュアルヒーラー。オーラや感情、霊体など、目に見えないものを知覚する能力を持つ。直観と論理体系を統合して行うセッションは、相談者から絶大な信頼が寄せられ、4世代にわたって依頼されるなど、リピーターのファン多数。開運講座の講師としても10年以上活動している。
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