脳のヒーリングのスペシャリストとして、述べ3万人以上の悩める人々を救ってきた安田倭子さん。そのヒーリング能力に、全国から訪れる人が後を絶たない実力の持ち主です。
ダメージを負った心身を、奇跡とも呼べる状態へと導き続けている安田さんに、今回は脳や高次元をテーマに、ご自身の体験も含めてお話いただきましょう。

光でできた血管を持つ高次存在に言われたこと

これは今でも忘れられない出来事です。クライアントのヒーリングに使用する特殊な光「ヒーリングボックス」の試作品ができあがった翌朝、神秘的な出来事がありました。
明け方近く、私はすでに目が覚めて起きていましたが、急に自分の感覚が変化したのを感じました。気づくと、身体が大きな手に抱えられて、ベッドから15センチほど上に持ち上げられていたんです。
そのときの心地よさは、今でも忘れられません。顔や姿は見えずに、私を抱える大きな手だけが見えましたが、その手には〝透き通った血管〟のようなものが走っていました。それは緑と青色に光輝き、まるでヒーリングボックスの発する色のようでした。

すると、姿の見えないその存在から「この光(ヒーリングボックス)をご縁のある方に届けてください」と言われたんです。辛い状況の中、苦しむ人たちを救うよう、高次元の存在が私に伝えに来てくれたんだと思いました。
それ以来、ヒーリングボックスはたくさんの方に使っていただけるようになりました。そうなれたのも、背後で見えない存在たちがサポートしてくれているからだと思います。

強打した足腰を瞬時に癒した〝上から降り注いだ光〟

昨年、サロンに置く家具を選びに、インテリアショップに出かけた時のことです。店内の狭い通路で、夫の足につまずき、思いっきり転倒してしまいました。
左腰から膝にかけてかなり強打したため、「骨を折っちゃったかも!」と、とっさに思ったほどです。
ところがその瞬間、上の方から射すような光が降りて来るのが見えました。その光は、まさに危機を感じた左腰から膝あたりを目がけて、降り注ぎました。
すると、普通なら転倒の衝撃で激痛が走ったでしょうが、打った部分が温かく、心地良くなっていったんです。数分で、痛いはずの左足が右足より軽くなり、その後も全く痛みもなく、何ら違和感もなく過ごせました。不思議なことに、強打した部位に内出血の痕すらできませんでした。

この出来事で、いつでも高次元の存在たちが守ってくれていることを改めて思い知りました。彼らは、私たち人間が自分自身を信じて、自分を愛して、光輝いてこの世を歩んでいると、喜んでサポートしてくれるんです。
「人間は神の分け御霊であり、神が創られた最高の芸術品である」と私は信じています。脳ヒーリングをしているとそう強く感じます。
自分を信じて、大切に思って歩み出すと、高次元の存在たちと常につながれる自分になります。そうなると、病気も怪我も癒せる自分になれます。今回の私の体験は、そのことを実証してくれました。
これは、私に限ったことではなく、「人間みなそうなのですよ」という教えです。そのメッセージをお伝えしていくのが私のお役目のようです。

スピリチュアル好きな人に現れた闇の世界の影響

昨年のことですが、びっくりするようなケースに対処しました。
体内を透視した時に、何かがナメクジのようにうねうねとくねった異様な形になっている方がいたんです。とても不気味で、驚きました。
最初は、胃が視えているのかと思い、「胃の調子が悪いですか?」とお聞きすると、「そこまででもないけど、少し調子が悪いかもしれません」とお答えになり、その後、よくよく調べたら、ナメクジのように視えていたのは脳幹だったんです。

通常、脳幹はまっすぐな形をしていますが、それとは違って、あまりに異様だったので口にできませんでした。
どうやらその方は、今までスピリチュアルな世界に傾倒し、様々な体験をしてきたようです。その結果、闇の世界にいる見えない存在の影響を受けていたんです。
たぶん、脳幹に何かを共鳴させ、心身のブロックを解消させるようなヒーリングを、何度も受けていたのだと思います。問題は、光をもたらすのではなく、闇のエネルギーを使ったヒーリングだったことです。
それが、脳を異様にしていました。
そのことを本人はしらず、肉体の不調がおさまらないので、ここへ訪ねてきたわけです。

このような闇のエネルギーの影響に気づいた時、私は闇とバトルするわけではありません。闇のエネルギーに感謝して、光の世界に帰っていただくヒーリングをします。それが可能になるのも、ヒーリングルームは、高次元の光エネルギーと常につながっている状態にしているからです。

大きな視点から見れば、闇のエネルギーであれ、当人に何か大切なことを気づかせたくて起きている出来事です。恐がったり、嫌ったりすることでもありません。
そこから抜け出して進化するためには、「大切なことに気付かせていただき、ありがとうございます。この状況から卒業させていただきます」という思いを持つことに尽きると思います。

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安田さんからの「脳のためのアドバイス」
病気の時や人間関係が上手くいかないと思った時、
起きている現象を「良い・悪い」で判断するのではなく
「バランスをとる機会を与えていただいている」と思い直すことが大切です。
それに気づいて感謝すると、高次元の存在たちがサポートしてくれます。

(この記事を書いた人/Y-MAYUMI)

 

安田倭子
やすだわこ/脳ヒーラー。日本で唯一の「脳のヒーラー」として、のべ3万人以上の悩める人々を救い続けてきた。1941年、神奈川県生まれ。着付け、メイクアップアーティスト養成所を経営していた30代の頃、失明の危機に見舞われると同時に、人の身体の不調部分が瞬時にわかるサイキックな能力とヒーリング能力を自然と授かる。その後、精神科クリニックに5年間在籍し、訪れる人々の脳のヒーリングを行う。突出した能力が話題となり、ワコ・ネイチャーヒーリングオフィスを設立し、本格的な脳ヒーリングの活動をスタートし、現在に至る。
http://www.wakonature.com/