皆さん、こんにちは。シアトル在住のエネルギー・メディスンのヒーラー&トレーナー、エリコ・ロウです。
チベット・マントラ・シンガーのドゥルクモ・ジャルさんが、昨年3月に引き続き、9月に日本に立寄って、ナチュラル・スピリットのファンの皆さんに向けたコンサートと、ワークショップをしてくれることになりました。

国際的なスターとしてどんどん眩しい存在となり、スケジュールも多忙を極めている中、ドゥルクモ(敬称略)と間近で過ごせるのは、またとないチャンスになるかもしれません。
ドゥルクモについて、ここで改めてご紹介したいと思います。

世界中にファンを持つ天使の歌声

さて、世界中の人々を魅了するドゥルクモとはどんなアーティストであり、講師なのでしょう?

ドゥルクモは、数万人が集まる中国の大音楽祭で絶賛を浴び、この夏もエストニアでライブとラジオ中継あわせて数十万人の前で歌い、大反響を集めました。
アジアやヨーロッパはもとより、アフリカからも招聘されるなど、世界中にファンを広げています。

私は数年前にポートランドで開催された「ヒーリング・マントラ」のコンサートで、ドゥルクモの天使のような清らかな歌声に魅了されました。
そして、ユトク・ニンティク(医師やヒーラー向けのチベット密教修行法)の修行で、私が師事するドクター・ニーダから、ドゥルクモが実は彼の愛弟子で、単なるシンガーではなく、ユトク・ニンティクの実践者であり、講師としても世界中で活躍していることを知らされました。

さっそく彼女の指導でチベットの伝統マッサージの技法(クンニェ)を学び、また、ユトク・ニンティクの前行の指導も受けたり、彼女と多くの時間を過ごすようになったのです。
そうするうちに、彼女の人柄や生き方にも、魅了されるようになりました。

スピリチュアルなワークもレクチャー

中国のチベット人居住地で、敬虔なチベット仏教の在家修行者の家庭に生まれたドゥルクモは、マントラを子供の頃から唱え、メロディーにのせて歌うようになりました。

在家修行者である、ヨギーニとしては慈愛に満ちた観音様の体現のようなドゥルクモですが、一方では底抜けに明るくユーモアたっぷりな、ひょうきん者。大学ではビジネスを専攻し、TEDx(テデックス)などの講演にも招聘されるなど、世界を駆けるキャリアウーマンでもあります。
彼女と旅していると、電車の中などでも冗談を連発して大笑いしていたと思うと、静まり返り、しばらくの間、小声でマントラを唱え続けていたりします。
コンサートや講演旅行で1年中旅しながら、それでもチベットに帰り、僧院で自分の修行をする時間を設けているようです。

今回のワークショップでは、そんなドゥルクモから、スピリチュアルな人生と多忙な現代生活を上手に両立させている術と、彼女の生き方の基盤となっているマントラのパワーについて学べます。
コンサートの前の3時間のワークショップでは、次のようなことをを紹介してもらいます。

●心身の健康増進とスピリチュアルな進化に向けて、日常生活の中で実践できる「チベット・ヨーガ」や「フェイシャルマッサージ」

●すべてのチャクラと松果体を活性化させる全身運動であり、かつブッダのご加護を受ける祈りでもある「五体当地の仕方」など

マントラの驚きの癒しのパワー

ドゥルクモのコンサートは、ただ耳で聞くだけのものではありません。観客も一緒にマントラを唱えたり、彼女が歌うマントラにあわせて、チャクラに手を当ててクリアリングしたり、薬師仏を観想して彼女が導く薬師仏様の癒しのエネルギーを体に浸透させたりといった、「体験型の癒しのイベント」です。

マントラのパワーは私自身、つい最近も実感したところです。

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空港でチェックインの直前に手探りで荷物整理をしていたとき、夫のカミソリで指先を深く切り、出血が止まらなくなってしまいました。
そこで、「マントラ!」と思いつき、こんなときのためにコンピュータに入れておいた「マントラ薬局」という冊子から「止血に効くマントラ」を探し出して唱えたのです。
すると、やっと出血が止まりました。

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私は以前、ドクター・ニーダからの口伝でそれぞれのマントラを伝授され、かつ規定のマントラを百万回唱える、新月の晩の夜明けまでに数十万回唱える、といった修行を経て、マントラ・ヒーリングができる資格を得ていました。
それで「マントラ薬局」が使えたのです。

 

マントラ・ヒーリングとは?

マントラを唱える音声の波動で、癒しへと導くシンプルな療法。特別な技能はいらず、自己治癒にも他人の治療にも活用できる。

自分や治療したい相手のためにマントラを処方通りの回数、唱えるのが基本。

マントラを唱えた後に息を吹きかけた「水」や「バター」「塩」を内服薬や外用薬とする療法や、マントラを唱えた後の息を吹きかけた「石やメタル」を患部にあてる療法もある。

さらには、マントラのエネルギーを吹き込んだ「お香」で環境を浄化したり、マントラのパワーを「お守り」に封じ込めて使う方法もある。

何百何千というマントラの中には、内臓の不調、婦人病、視力、聴力の改善、痛みの軽減といった癒しに特化したものがあり、百種類の病気や原因不明の病気にも効果があるもの、霊的な影響を取り除くものもある。

他の療法では治らなかった症状にも素早く効果を現すこともあり、「マントラ水」の2、3日の服用で2つの腎臓結石が溶解し、痛みもなく排出された臨床例もある。

病気の治癒だけではなく、異性を惹きつける効果があるマントラもある。

マントラ・ヒーリングの主な効果

内臓系、婦人科系など100種類以上の病気や、原因不明の病気の平癒
痛みの軽減  聴力や視力の改善
「心・身・魂」のデトックス
霊的な影響の除去  異性を惹きつける

 

マントラを聞くだけで癒しが起きる

マントラ・ヒーラーにならなくても、マントラを聞くだけで癒やされることもあります。

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去年のドゥルクモのヒーリング・マントラのコンサートで、私は通訳をさせていただいたのですが、実はその2ヵ月ほど前から、ふくらはぎの痛みがなかなか治らず困っていました。
坐骨神経痛のような痛みだと思って鍼灸師にかかったら、ふくらはぎに針を刺され、そこが新たな痛みの震源となっていたのです。
私は気功やエネルギー・ヒーリングをするので、セルフヒーリングで70%の痛みはとれたものの、完治はせず、カイロプラクティックやマッサージでもすっきりしませんでした。

この件で身体的な痛みには多次元的な要素があり、過去の出来事や怪我によるトラウマ、家族との関係性も関係していることがわかりました。
数人のスピルチュアル・ヒーラーにも、さまざまな過去生からのカルマも指摘され、有意義な体験にはなっていたのですが、いずれも痛みの解消には効果なし。コンサートの最中も、痛いのを我慢しながら、座って通訳していたのです。

それが、ドゥルクモが薬師仏のマントラを歌いながら誘導した「癒しの瞑想」を通訳しつつ、自分でも観想したら、ふくらはぎの痛みが消えたのでした!
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今回のマントラ・ヒーリングのワークショップでは、現代人が最も必要とするマントラとして、ドクター・ニーダが選んだマントラが受講者に伝授される予定です。
ドゥルクモが清明な響きで唱えるマントラをしっかり聴くというこのプロセスで、古代から無数の人々を癒してきたマントラの知恵とヒーリングパワーのエッセンスを、波動としてお受け取りください。

 

ドゥルクモ・ジャル
29歳、エストニア在住。ソリッグ・カーン・インターナショナル、エストニア支部役員。チベット北東部で修行者の家庭に生まれ、幼い頃からチベット仏教の マントラ(真言)、チベット・ヨーガ、瞑想法などを学び、実践。地元のチベット・ヨーガの実践者たちの支援を受け、マントラを古代のメロディーにのせて歌うマントラ・シンガーとして2008年にデビュー。2012年に青海大学経営学部を卒業し、ニーダ・チェナグツァング医師に師事。2013年に中国青海州立チベット病院、翌年にはマレット・チベット病院に研修生として勤務した後、ソワリグパの自然療法の講師として、ソリッグ・カーン・インターナショナルのエストニア支部に着任。
2014年に初のアルバム『Purification Voice of Tibet』を発表し、世界各地の地元のミュージシャンとのコラボコンサート活動を継続。2016年にはヒーリング・マントラ(真言)のアルバム『Tibetan Mantra Healing』を発表。チベット語、中国語、英語、スペイン語とエストニア語に堪能であり、TEDxでのスピーチは1万人を超えるアクセスを得ている。

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世界にはばたくチベタン・ヨギーニから学ぶ
「人生に美と智と癒しをもたらすユトクの教え」
2019年9月14日(土)[昼の部]

聖なる癒しの波動が響く
「ヒーリング・マントラ コンサート」

2019年9月14日(土)[夜の部]

師からの口伝でのみ活性化する
癒しのマントラ(真言)を伝授
「チベット・マントラ・ヒーリング・イントロ」

2019年9月15日(日)

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