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次元を超えて隣の地球へ
人間は宇宙船だ
松村潔著/ナチュラルスピリット
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人間は眠って夢を見ている時には、肉体にエーテル体が残り、アストラル体は肉体から遠く離れていく。
が、死んだ場合には、エーテル体も身体から離れる。
これがシュタイナーの説明だが、睡眠時には、この遠く飛んでいくアストラル体と、肉体の間にエーテル体の繊維の束がつないでいるので、アストラル体の体験には、肉体から持ち込まれた情報が混入し、あるいは重なっていくことになる。
たぶん、初期的にはまだら模様のように。

人間は上下、左右、前後の「6方向の圧力」の均衡の中で、静止している。人間の正しい判断とか、見解というものは、自分を取り囲む「6方向の圧力」の精密な均衡がある時に達成可能なもので、つまり立方体のど真ん中に立つという必要がある。
トム・ケニオンは、この時にアルクトゥルス人と通信できると言ったが、アルクトゥルス人だけではないよ、宇宙のあらゆるものと通じる。

でも、実際には人間は地球の地面に押し付けられ、地球の寄生虫と化しているので、6方向の均衡は手に入らず、いつも地面寄りのものの見方をしていて、かなり偏っているが全員がそうなので、誰もそのことに気がつかない。
この無自覚ぶりをなんとかしてほしい。

で、この地面に押し付けられた存在性が肉体を持つ地球人というものであり、つまり、眠って夢を見て、アストラル体がどこかの宇宙に飛んで行った時、そこで何か体験しても、エーテル体の束を通じて、地球人肉体の持つ固有の情報が伝送され、地面に押し付けられた人間の考え方の癖、重たい感情、心理なども加わってくる。

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