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次元を超えて隣の地球へ
人間は宇宙船だ
松村潔著/ナチュラルスピリット
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7つのコスモスについて考える時、ヘルメスの「上にあるものは下にあるものに似ている」という言葉を借りると、コスモスは3つがセットになっていて、中心にあるコスモスに対して、「上のコスモスと下のコスモスは、構造的に鏡のように写し合うようなところがあるのではないか」と考えてみてもいい。

ミクロコスモスは原子の領域と考えてもいいが、ラザフォード型モデルの原子は、原子核の周りを電子が回っていた。しかし、今では電子というものは、そもそも不確定で明確な粒子性がなく、雲のように存在するというふうに考えられている。
「確率密度関数で表される空間的な広がり」というものが、電子雲だ。この可能性の海のようなものは、なかなか魅力的な話だ。

ミクロコスモスの上には人間のトリトコスモスがあり、さらにその上には惑星界のメゾコスモスがある。
「上にあるものは下にあるものに似ている」ということからすると、この原子のスタイルは、太陽系の惑星群に似てくるということになる。

わたしは「全惑星意識」のことを、知られている惑星を全部集めたものというよりも、もっと始原的に太陽の周りを取り囲むエーテル層だと説明することが増えてきた。
これを「上位全惑星意識」と呼んでいるが、これは原子の電子雲に似ていると考えてもいいのではないか。

まだまだこれから知られていない惑星が登場する。
スープの中にだまができて、それが徐々に固まるのを「オノコロ島」(*)と例えていたが、そもそも惑星は決まったものが存在するというのも、それは人間が視覚化できているものがそれくらい、というだけの話。
*日本神話や記紀に登場し、神々が創り出した最初の島とされる。

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