こんにちは、占術家のいくらです。
2020年も残り3ヵ月余りとなり、2021年まであとわずかとなりました。今年はコロナウィルスが蔓延し、世界が大混乱に陥りました。特に経済は大打撃を受け、これからもっと景気が悪くなるのではと予想されています。

ところで、この景気の動向と、女性の眉の形状に関連性があるのをご存知でしょうか? 景気の善し悪しにより、眉の太さや色合いが変わるのです。
これは、人相学的にも大変興味深い点です。この現象は男性には見られず、海外を見渡しても景気と女性の眉の相関は、日本女性特有の現象のようです。
そこで今回は「眉」について、いろいろとご紹介します。
※この記事は、あくまで人相学から筆者が判断したものであり、見た目による差別を助長するものではありません。
イラストはすべて、私が描いています。

人相学から見る「眉」の意味

基本的な眉の意味として、「(広い意味での)血縁関係」「兄弟・姉妹運」を表します。眉毛が薄く短いと、家族や 兄弟・姉妹運 との縁が若干薄いようです。
急に眉毛がもつれたりすると、兄弟・姉妹運間や親戚間で何らかのトラブルが発生するかもしれません。眉が切れ切れなのも、ここの運を悪くしますので、キチンと整えましょう。

景気と明らかに連動する女性の眉の形

眉の太さは、「意志の強さ」を表します。
眉メイクの仕上がりによる心理的な影響として、太い眉は「男性的でエネルギッシュ。若々しく意志が強い」細い眉は「女性的でエレガント。大人っぽくて控えめ」なイメージがあります。

女性の眉が太い時代、例えば「バブル全盛期」では、男性側が女性へ積極的にアプローチして、女性側に選んでもらう時代でした。
車の送迎だけの男友だち「アッシーくん」、お金やプレゼントを出してくれるだけの男友だち「貢(ミツグ)くん」がいて本命は別にいる、というふうに、女性側が男性をTPOで付き合い方を分ける時代で、男性側もそういう立場を享受していました。

結果、女性の意志が強くなる → 女性側の意見が強くなる → 眉が太くなるという構図になり、結果的に眉が太くなっていったのです。

 

ところがバブル崩壊とともに世間が不況になり、男性も収入が減少すると、女性にお金を費やす余裕がなくなっていきました。
そのため、バブルの時とは、男女の立ち位置が徐々に変わっていったのです。
女性側も自分の意見ばかり主張したら、男性から選ばれません。眉を細くして、意志を強く見せないようにすることで、男性に守ってもらうという立ち位置を選びました。

その後も「リーマンショック」「東日本大震災」と立て続けに災いに見舞われた日本の経済は低迷を続け、結果的に女性の眉も細眉の流行が続きます。

ここ近年は景気が明らかに低迷していなかったことから、若干の太眉傾向が見られたようですが、ここに来てコロナの影響で全世界的に不況になってしまいました。

2021年に流行る女性の眉とは?

2021年は引き続きコロナの影響で、景気の低迷が続くと予想されます。その場合、これまでの時代の風潮として、細い眉が流行するのでは、と考えられます。
しかしながら、日本は女性がどんどん社会進出し、多様性が世間に浸透してきた今、男性に選んでもらうための「流行」としての細眉はそこまでブームにならないのではないでしょうか。

こんにちの女性の社会的立場は、一時代前に比べ、男性とほぼ一緒になってきています。
男女平等という考え方は昔よりも浸透しており、例えば若い世代では、食事のときは割り勘が当たり前で、おごりおごられというやりとりを嫌う傾向があります。
それまでは男性が女性の食事代を払うのが一般的でしたので、その時代を過ごしてきた人にとっては不思議かもしれません。

考え方も多様化し、男性が女性を守る、という時代ではなくなってきていますし、女性側も無理に男性に選んでもらう必要がなくなってきています。
もちろん、個人の好みとして細眉を選ぶ人は別として「流行」として細眉がくる、というのは可能性が低いのではと考えられます。

ちなみに歴史をさかのぼると、明治時代までは、女性の眉は「社会的立場」を表していました。
奈良・平安時代の貴族社会では、女系家族が子供を育てるのが一般的だったので、女性の立場が上だったそうです。
この頃の眉は、額の上の方にあるほど地位が高いとされていましたので、女性は眉を剃り、墨で額の上の方に眉を書いていたようです。

戦国時代から江戸時代までの武家社会になると、戦乱の世の中になり、戦に出る男性の地位が向上してきました。そのため女系社会から男系社会へとシフトし、女性は男性の家族に嫁ぎ、子供ができるとそのあかしとして、眉を剃り落としたのです。

この風習を人相的に観ると、眉は血縁関係を表しますので、“結婚することでそれまでの血縁を断つ”と考えれば、あながち間違っていないことでしょう。

明治時代以降は、それまでの眉剃りが廃止され、西洋文化の流入もあり、眉を化粧することを楽しめる時代になりました。
とは言え、まだまだこの頃は眉メイクが始まったばかりで、景気と眉を相関できるほど洗練されていなかったようです。

***
いかがでしたか?
コロナ時代となり、マスクを着けている状態が普通になり、口元が隠されている今、目元や眉に視線が集中するようになりました。
自分の眉を改めて確認する良いキッカケにしましょう。

 

いくら
人相研究・占術家。セツモードセミナー修了。顔学会会員。観相術(人相・手相など)四柱推命を主に扱う。喫茶店やファミレスなどで対面鑑定を行う傍ら、セミナー講師、Web・雑誌の記事の執筆・監修など、多岐に渡り活動している。

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