医療従事者からも信頼をおかれるほどのヒーリング能力で知られ、日本で唯一とも言える脳のヒーリングのスペシャリストの安田倭子さん。全国から訪れる人が後を絶たないほどの実力を持ち、述べ3万人の悩める人々を救ってきました。
前回に続き、今回は脳細胞の知られざる働きについて語っていただきましょう。
辛さや悲しみに包まれた細胞を〝対話〟で癒す
長年、脳のヒーリングを行ってきましたが、脳の中のネガティブなエネルギーをちゃんと取り去るには、それなりの時間がかかりました。でも現在では、それがスピーディーにできます。
これは、10年ほど前からできるようになった、脳細胞や全身の細胞との〝対話〟のおかげです。
きっかけは、海外で暮らしている方を遠隔ヒーリングしたことからでした。「体調が悪いので見て欲しい」と連絡が入ったので、透視をしたら、重い病だとわかりました。それで、その方をヒーリングするようになり、回を重ねるうちに、脳細胞や全身の細胞と対話できるようになったんです。
対話と言っても、細胞がしゃべるのではなく、細胞に生じている感覚を、私がテレパシーのようにキャッチするだけです。
その方の不調な部分の細胞は、悲しんだり辛そうにしているエネルギーを発しています。そのような細胞を修復するために、プラスの意識を向けて、なおかつ、プラスの言葉で声をかけていくんです。
基本的に、細胞はすぐに反応してくれるので、わりと短時間で癒されて喜んでいる状態になります。
動きが止まった脳細胞も癒されると喜びを発する
私は、人間の体というのは〝血液や体液などの流れと筋肉のバランス、脳のバランス次第〟だと思っています。
特に、脳というのはバランスがすごく大切ですが、意識の在り方次第で脳の状態は変化してしまいます。
ですので、脳の状態は、人によって千差万別です。
中には、何も感じ取れない脳になっている方もいらっしゃいます。また、深刻に悩んでいると、脳に影響します。
細胞と対話した時、その細胞が真っ暗な中にいて、全然動いてなくて、水底に沈んでいるかのに感じることもあります。
そういう方は、エネルギーが足りなくて、生命力が瀕死の状態です。見た目はお元気そうでも、細胞のエネルギー的には瀕死の方もいます。
逆に、細胞の調子がいいと、ヒーリング中にそれが伝わってきて、私までとても心地良くなります。例えて言うと、恋をした時のようなウキウキした感じでしょうか(笑)。
最初は、元気がない細胞でも、ヒーリングしていく中でどんどん元気になって、その喜びが私にまで伝わってくるんです。
ですので、皆さんも、たまには自分の細胞に意識を向けるといいでしょう。
人体には、60兆個の細胞があります。その全ての細胞を、自分の子どもだと思ってください。実際、私からみると、まるで4〜5歳の純粋な子どものように感じられます。
細胞は、いつも一生懸命に、けなげに働いています。
不調な部分があれば、そこに手を当てて、その部分の細胞に感謝やねぎらいの気持ちを向けたり、プラスの言葉をかければ、細胞が反応して、より元気になってくれます。
ヒーリングで健康を取り戻した人たちのケース
脳ヒーリングで、今まで数えきれないくらいの方がお元気になられましたが、特に印象深いケースをご紹介しましょう。
●歩くのも困難だった重度の憑依現象から解放された方
「吐き気とめまいがずっとしていて、目が覚めても起き上がることができない」という方がいました。もちろん、まともに歩くことができませんでした。そこで、透視してみたら、憑依だらけだったんです。
特殊な癒しの光を浴びていただきながらヒーリングを行うと、「光にあたると余計に苦しくなる」と、のたうち廻っていました。その光が苦手な低級霊が、その方から離れたくないために必死に抵抗していたんです。
早々に憑依がとれましたが、本人の脳は、憑依されていた時の苦しさを覚えていて、すぐには身体が動かない状態でした。結局、3時間ほどかかりましたが、その方が起き上がって歩く時、「あら?ちゃんと歩ける……!?」とびっくりされていました。
●何年間もズレていた内蔵の位置が元通りになった方
交通事故で、車が体の右側にぶつかって全身の調子が悪くなり、何年も病院に通っていた方が訪れました。通院しても、全然良くならなかったそうです。
透視をすると、車が体の右側にぶつかったことで、内臓が左側にズレていました。レントゲンなどでは判明しないくらい、とても微妙なズレでしたが、それが全身に悪影響を及ぼしていたんです。
1回の脳ヒーリングで内臓のバランスがとれて、そのことをご本人も実感されたたようで、元気にお帰りになりました。
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安田さんからの「脳のためのアドバイス」
不調な部分があると、気に病んでしまうと思いますが
過度に心配しすぎると、その思いが〝心配している現実〟を引き寄せます。
なるべく自分が元気で過ごしている様子をイメージしましょう。
(この記事を書いた人/Y-MAYUMI)
安田倭子
やすだわこ/脳ヒーラー。日本で唯一の「脳のヒーラー」として、のべ3万人以上の悩める人々を救い続けてきた。1941年、神奈川県生まれ。着付け、メイクアップアーティスト養成所を経営していた30代の頃、失明の危機に見舞われると同時に、人の身体の不調部分が瞬時にわかるサイキックな能力とヒーリング能力を自然と授かる。その後、精神科クリニックに5年間在籍し、訪れる人々の脳のヒーリングを行う。突出した能力が話題となり、ワコ・ネイチャーヒーリングオフィスを設立し、本格的な脳ヒーリングの活動をスタートし、現在に至る。
http://www.wakonature.com/