実は前回、重要な前提をご紹介していなかったので、誤解を招いたかもしれない。
「エノクの預言」とは、旧約聖書に記されているエノクという人物が書いた預言のことではない。地球外生物「プレヤーレン」(※)たちが述べる「宇宙人類史」の中に登場する、「エノク」という120億年前の預言者のことである。
つまり、彼は120億年前の超古代の地上に降り立った宇宙人だった。一般常識として、120億年前に地球は存在していなかったことになるが、プレヤーレンによると、地球は6460億年前に誕生したという。

それを前提で、120億年前にエノクが預言した未来の様相を、プレヤーレンの一人であるクウェッツアルがビリー・マイヤーに詳細に伝えたのが、ここで公開する内容である。
それは、1987年2月の「第215回コンタクト」として記録され、そのとき語られた内容が驚異的な精度で的中してきたことが判明している。

※「プレヤーレン」への標記の変更について
これまでビリー・マイヤーがコンタクトしている地球外生物を「プレジャリアン」としてきましたが、これは英語読みの標記です。彼らの呼称はドイツ語読みの「プレヤーレン」の方が一般的なので、今後は「プレヤーレン」に標記を改めさせていただきます。(高島)

「エノクの預言」が示す時期は2020年以降の未来

その後、ビリー・マイヤーが2012年にクウェッツアルとコンタクトした際、エノクの預言が示している時期は「2020年以降の未来」であることが告げられた。
前回の続きをこれからご紹介するが、全体像をつかむためには、前回の記事を参照してほしい。

《前回の内容の主なポイント》
●この預言が成就する時期は、ローマ法王がローマに居住しなくなるときである。
●その法王は、1987年の時点から見て「次の次の法王」、つまり、現在のフランシスコ1世である。
●そのとき、カトリックもプロテスタントも大きく縮小し、ヨーロッパがイスラム原理主義勢力に占拠され、アメリカが凶暴化し、多くの国々を戦争に巻き込む。

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