地球と人類が存続していくために、秘められた社会の図式を知ることや日本人の真の在り方をエネルギッシュに発信している、池田整治さん。
今回も、ご自身で撮影された写真を添えたメルマガからの記事を、シェアしていただきました。
50年ぶりの帰郷・65歳からの再スタート
先ずもって、今回の台風19号の風水害で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。そして、生活基盤を失われた方々の一日も早い復興を心から御祈願申し上げます。
私も、9月25日、約50年ぶりに生まれ故郷の愛媛の最南端の愛南町の実家に帰ってきました。15歳で郷里を出てこれまで築いていた生活基盤を全て水に流し、65歳からの再スタートです。
実家も両親亡きあと、空き家状態だったために、祖父母の住んでいた「お部屋」は崩壊、今住んでいる母屋の2階も住める状態ではありませんでした。この母屋を現在、三男夫婦と我々と4人で生活できるようにリフォームしながら新生活をスタートしております。
こちらに移って来るまでは、西宮で毎夕、瀬織津姫の西宮神社まで参拝兼ねて散策したように、こちらでも地元の産土神社に毎夕お参りを兼ねて散策するつもりでした。ところが、住み始めてわかったことは、そのような余裕はなく、日々夕刻に草刈り機で「草刈り」を行っております。
三男は、日々の生活費を稼ぐため仕事に出ます。一町三反の田んぼの「土手」は限りなく長く、草刈りが追いつきません。思わず、「除草剤」の魔力に手を染める慣行農業のまわりの農家さんの気持ちもわかります。
いえいえ、そんな思いを抱いてはいけません。「安全で美味しいお米を少しでも提供する」。そのために、神社参拝を「草刈り千日修行」に変えました。
還暦も過ぎ、幼稚園児からの再出発と思っていますが、体力的にキツイと感じることもあります。そのとき頭に浮かぶのが、65歳からヘブライ語を学び、90歳の今、聖書改ざん研究の第一人者として活躍中の藤森三千雄先生のかくしゃくとした講義のお姿です。
その授業の核心の部分をお伝えしたいと思います。
何のための聖書改ざんか
一言でいえば、為政者が民を支配するためです。
聖書は神の教え・言葉であり、信じる者には絶対です。これを悪用すれば、神の代わりに住民を完璧に支配できます。そこで、悪しき司祭者たちが、改ざんをしたわけです。
聖書はもともとヘブライ語で書かれています。山が連なったような文字です。その単語のなかの「m」の形の中の線が上についているか、離れているか、あるいは長さが半分かで全く意味が違ってきます。
たとえば、ついていれば「神」となり、離れていれば「山」となる単語があります。本来ならば、「神の導きによって」となるところが「山の導きによって」となり、全く意味不明になります。こういう「改ざん」をいたる所に「仕掛け」ます。
つまり、本来とてもシンプルでわかり易い神の言葉が、意味のない難しい文章になります。すると、これを解釈する権利のある為政者たちが、自分たちの都合のいいように解釈、要は民を支配できるのです。
さらにローマ帝国がキリスト教を通じて住民支配を行ったことから、様々な国の言葉に訳すときにも、都合のいいように改ざんが進みました。聖書の解釈を彼らの支配下の「宗教会議」のみが行えることになったからです。
三位一体もアダムの原罪も改ざん創作
原書では、「神のもとに、神の教えを行う者が、神の祝福を受ける」とあります。つまり、愛の「実行動」が大事であって、いくら神やキリスト教を信じても神の国には行けないと書かれています。
強いて言えば、約束の地とは愛の意識を持つ人の心の中にあり、そういう愛の人の集うところが「カナンの地」なのです。これを悪用すれば、偽りのカナンの地をめぐる果てしなき戦争を「作為」できます。
いわゆるアダムの原罪もありません。そればかりか、神の息吹を入れられた祝福を受けた人です。人とは、日本の古神道の神の「分け御魂」のイメージです。
それを原罪を受けた罪人とし、その罪を贖うためにキリストが十字架にかけられたとし、教会のみが免罪符等で原罪から解放されるとすれば、キリストや教会等を通じた永久の人民支配が可能となります。
また、聖書を読んでも意味がわからず、教会の神父等の言われるまま行動する民は、総痴呆化現象となり、宗教戦争などにも無意識で動員されるのではないでしょうか。
藤森先生曰く「間違った哲学(聖書)のもとでは、間違った社会しか生まれない」。西欧400年の植民地支配と今も続く世界の戦争状態は、この間違った聖書改ざんにあったのです。
ところで、原書には神の祝福を受けた民を「イスラエル」といい、遠く東の列島に行ったとあります。失われた10支族、つまり神の民とは「ヤマト」、日本人のことなのです。
聖書最大の改ざんは「ヤマト」の封印
そして、聖書の最大の改ざんが、イザヤ書から神の民・ヤマトの「東への道」の記述部分を削除し「封印」したことです。
約2700年前、神の教えを失いつつあったイスラエルの民を、民族発祥の原点とも言える「列島」に連れていき、「愛の国」を再建せよ、とイザヤ・ナギーダに神の啓示がおります。イザヤ書には、モーセのエジプト出記の数百キロのレベルをはるかに超える1万キロ以上の大移動を行わせると書かれていました。
当時、神の民は「北イスラエル国」と「南ユダ国」に分断されていました。北イスラエルがいわゆる失われた10支族です。南ユダ国はほとんどがユダヤ族です。
実は、イザヤ・ナギーダは、このユダヤ族も連れて行きたかったのですが、国王が従兄弟であり、民を連れていくと王国としてなりたちません。やむを得ず残して行きました。晩年淡路島の現伊弉諾神宮で、残したユダヤ人のことを心配しつつ亡くなったと伝えられています。
しかしながら、1万キロを超える400万人の苦難の民族大移動の成功のために、ユダヤ族の指導者たちは参加しました。
また、司祭職のレビ族は領地を持たないため数えません。要するに史上では10支族と言われていますが、実際は神の民イスラエルの12支族が、この列島に来て、ヤマト王朝を建てたのです。
ヤマトとは、ヘブライ語で「隣人・隣国のために、命を賭けても守る愛と誠の行動ができる神の民」のこと、またそのような「Y遺伝子」を持つ民のことを言います。
聖書的に言えば、神の民である日本は、本来イスラエルと名乗ってもおかしくないのです。現在の中東のイスラエルは、ユダヤ国と言えます。
いずれにせよ、イザヤ・ナギーダ、日本では伊弉諾が心配していた取り残されたユダヤ族も第二次世界大戦後独立しました。
めでたし、めでたしと言いたいところですが、世界の流れはますます悪化しています。なぜでしょうか?
もうお分かりと思います。改ざんされた聖書・宗教・哲学のもとでは、戦争で金儲けする間違った世界しかできないからです。その狂った世界で利益を得る支配者たちにとって、神の民・ヤマトは永遠に封印し、抹殺しなければならないのです。
よみがえれヤマト!
封印されたイザヤ書には、地球が人のエゴ活動で崩壊する前に、世界を泥の海にして人の活動を止めるとあります。
そして、東の列島で愛の国を再建したヤマト人が「先生」となって、泥の海に出ていき、使える魂を救い出し、宇宙の叡智とともに、本来の地球文明を再建する、とあります。
DNAを壊す化学物質・放射能・遺伝子組み換え食品・電磁波等社会毒が増加一方の我が日本・ヤマトの現状を見る時、まさに泥の海が近いと思わざるを得ません。しかし、量子力学の世界では、意識が変われば現実社会も急速に変わると言われています。
わが池田家も、三男悠人が6年前に決心して廃屋同然の実家に単身移り住み、農業を始めたお蔭で、われわれも今回帰郷できました。
一人ひとりの意識が変われば世界は変わります。
池田整治
いけだせいじ/作家、元陸上自衛官。1955年、愛媛県愛南町生まれ。防衛大学校国際関係論卒業。全日本実業団空手道連盟理事長であり空手8段。東藝術倶楽部顧問。1973年、陸上自衛隊少年工科学校前期課程修了後、防衛大学校入学。2008年、陸上自衛隊小平学校人事教育部長。2010年退官。最終階級は陸将補。オウム真理教が作ったサティアンへの強制捜査に自衛官として唯一人同行。その体験から、真の世界情勢を探究し、日本人の在り方を発信し続ける。著書に『マインドコントロール』シリーズ(ビジネス社)、『原発と陰謀』(講談社)、『脱・洗脳支配』(徳間書店)、『1000年先の地球のために 「滅びの道」から「永久の道」へ』(ナチュラルスピリット)など。
http://ikedaseiji.info/
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