『スターピープル』誌の紙媒体を引き継いで、スタピWEB上で愚言録(星の道、あるひは偽善者の道)を書いてみたいと思ふ。
まず・・・
悟りについては、欧米の非二元(ノンデュアリティ)の人たちが明らかにしてきてゐて、おおよそのことがわかりつつある。
悟りについては、二つの段階がある。
一瞥(覚醒)と悟り(ノーマインド)と。
一瞥は、一瞬、主客を超えたものを認識したが、マインド(心)が残ってゐて、マインドがその一瞥体験を重んじ、それについて探求してゐる状態で、まだマインド(心・エゴ)が残ってゐる。
これについてわからないと、何十年も同じ轍(わだち)を踏み続ける。
その体験を(エゴが)大事にしてゐて、エゴが抜け落ちてゐない。
次の段階が、悟り。
ノーマインドの世界。エゴは抜け落ちてゐる。一瞥体験に執着するマインド(エゴ・心)がない。
そこには一瞥を体験する主体がない。
主体(マインド)がない(ノーマインド)故に、すべてが自己(真我。意識)になる。
ノーマインドから人間の進化があると、フーマンは言ふ。
今は、スピリチュアル・エゴを誘発するものが溢れてゐる。
それを乗り越へないと、次なる進化はない。
(今井)