人々の目覚めを促し、悟りの意識へと導くイルカのスピリットからのメッセージを伝えている、ドルフィニスト篤さんと綾子さんご夫婦。
イルカのスピリットにそばに来てもらう方法をアドバイスいただいた前回のお話に続き、最終回となる今回は、そもそもなぜ、イルカくんが地球にやって来たのかを明かしていただきましょう。イルカくんは見かけによらず(?)、かなりの深みを持つ、渋カッコイイ存在なのでした。
イルカくんの願いは人々が目覚めていくこと
──イルカくんは、なぜ、地球にやって来たのですか?
ドルフィニスト綾子さん(以下、敬称略)
私がイルカくんから聞いたのは、こういう話でした。
イルカくんが仲間たちと一緒に地球へとやって来たのは、そもそも「イルカの星」にいる長老の提案がきっかけでした。
長老は、これから地球は、自然災害などで色々なことが起きていくのがわかっていました。地球はかなり深刻な状況にあるため、イルカのスピリットたちでサポートできないかと提案したんです。
イルカの愛のエネルギーを投じるために、地球に行く人はいないかと問いかけたら、イルカくんといるかちゃんが「ハイ!」と名乗りをあげました。その他に、たくさんのイルカのスピリットたちも。
彼らは人間に愛を伝えることで、みんなに愛を思い出してほしいと願い、同じ思いでいる私たちのような人間のもとにやって来たんです。(参考記事:イルカくんといるかちゃんが地球にやって来た物語)
──長老には、地球の行く先がわかるのですね?
ドルフィニスト綾子
心配しているという感じですね。イルカくんが現れたのは2000年ですが、その頃から「地球はこれからいろんなことが起こって来る」と言ってました。
それは目覚めのプロセスで、本当の自分に戻っていくプロセスなんです。でも、そのための情報を知らないと、人によっては目覚めとは逆方向に行ったりして、道のりが大変になってしまいます。
だから、その情報をイルカくんを通して私が伝えています。
目覚めのプロセスというのは、「ああ、大丈夫なんだ、こうやって楽しんで生きていっていいんだ。幸せだね! 元々、それが自然だもんね」というふうに、本来の自然な姿に戻っていくために起こるプロセスなんです。
──2000年というと、その先の2012年にアセンションが起きるのでは? とスピリチュアルな人たちがすでにフォーカスしていた時期だと思いますが?
ドルフィニスト篤さん(以下、敬称略)
それに関するマヤの情報もありましたが、当時、イルカくんは2012年に関しては、特に何も言ってませんでした。
イルカくんとしては、「人間の意識の目覚めが地球の状態にすごく影響するので、時期は関係なく一生懸命伝えているんだけど」という感じです。
ドルフィニスト綾子
イルカくんは、“いつ”という時間の区切りにはフォーカスせず、〝人々の目覚め〟の度合いを、全体的な流れの中で捉えているんでしょうね。
目覚めることの大切さについて皆に気づいてほしいから、今も一生懸命、メッセージを伝えています。
──〝地球の状態が不安定だから、人々の意識が目覚めていく〟という図式なんですか? 人々が不安定だから、気象異変などが起きてしまうという説もありますが?
ドルフィニスト篤
それは同時(両方)なんです。ある意味、人間への警鐘でもあるし、人間が変わることで地球も変わっていく面もありますので。
イルカの星とイルカのスピリットたちの傾向
──「イルカの星」についてですが、正式な名前を持つ星なのでしょうか?
ドルフィニスト綾子
イルカくんは、「イルカの星」と呼んでいます。
なぜ、シリウスなどの固有の星の名で言わないかというと、そっちにフォーカスしてほしくないからです。人間は外側に意識が向いて、内面に意識を向けることから離れてしまうのを知っているから。
だから、イルカくんは自分自身に関することではなく、常に、人々の内面に目を向けさせることしか話さないですね。
「せっかく伝えたのに、気持ちが外側に向いちゃった。ガックシ」ってなっていることもあります。かわいいですよね。
ドルフィニスト篤
アセンデッドマスターみたいな目線かもしれませんね。でも、達観しきった視点ではなく、一緒に物事を見つめてくれて、一緒にそばにいてくれるようなスタンスです。
──イルカのスピリット界では、役割が分かれているのでしょうか? 例えば、お医者さんやガードマンなどはいますか?
ドルフィニスト綾子
イルカのスピリットも人と同じで、それぞれ個性も役割も違うんですね。
相手を癒したいという思いが強いイルカは、お医者さんに。叡智にあふれていると長老になったり。単に遊んでいるだけのイルカもいるんですけど。
個性を持ちながらも、彼らはワンネスの意識を持っています。人間はワンネスの部分を忘れてしまい、全体意識が薄くなっています。
──イルカのスピリットはエネルギー的に軽やかだと思いますが、もし長老とコンタクトできたら、賢者として重みのあるメッセージを伝えくれたりするのですか?
ドルフィニスト綾子
そうですね。実際チャネリングすると、長老は雰囲気といい、話すことといい、重みがあります。
でも、おじいちゃんが孫たちを見守っているのと同じで、〝表に出ていって何かを言う必要はない、見ているだけで十分〟というスタンスなんです。すべてが在るがままでいい、という境地なので。
イルカくんは「地球に愛を伝えにいく」という強い思いを抱き、志願してやって来ています。時に、自分の思いが人間にうまく伝わらなかったりしますが、長老はそれを、「万事うまくいっている」と見守っているんです。
地球に介入しようという気持ちはありません。そんな長老に、イルカくんは憧れているんです。
*
このシリーズの最後に、ようやく明かされた「イルカくんの地球来訪秘話」。地球に向けて放たれた、イルカの国の存在たちの思いが伝わってくるかのようです。
愛と勇気あふれるイルカくんは、実際、どのように人々をサポートしているのでしょう? 意識を目覚めさせるメッセンジャーとしてのイルカくんの叡智とパワーに触れていただけるよう、次回から「イルカくんのメッセージ」をシリーズでお届けします。お楽しみに!
(この記事を書いた人/Y-MAYUMI)
ドルフィニスト篤
ドルフィニストアカデミー主宰。京都大学理学部物理学科卒業。京都大学院理学研究科物理学専攻、修士課程修了。2001年より、イルカのスピリットをチャネリングする綾子夫人と共に、イルカのように生きる「ドルフィニスト」を提唱し、全国にて講演活動を行い、人々の目覚めやヒーリングに従事する。現在は悟りのコミュニティにおいて、鋭い論理と慧眼で悟りへと導いている。著書『悟りハンドブックー〈私〉を思い出すこと、それが悟りです!』(ナチュラルスピリット)。
ドルフィニスト綾子
イルカくん、いるかちゃんをはじめ、イルカのスピリットたちの生き方やメッセージをチャネリングし、伝えている。2000年にガイドのイルカのスピリットのチャネリングが始まると同時に、高次元の光の存在、アセンデッドマスター、土地の神々、自然のスピリット、宇宙存在、天使たちとのコンタクトが始まる。覚醒した意識と卓越した感性を活かし、夫の篤氏と共にドルフィニストアカデミーを主宰し、イルカのように生きる「ドルフィニスト」を提唱。個人セッションは15,000人の実績を持つ。カウンセリング、ヒーリング、セラピーを統合し、現在は悟りのコミュニティに尽力。
イルカくん
地球に愛を伝えに来たイルカのスピリットで、ドルフィニスト篤のガイド。愛と喜びにあふれ、ワンネスの意識を持つ。元気で情熱的で、人間味あふれる個性が人気。
いるかちゃん
イルカくんのパートナーで、ドルフィニスト綾子のガイド。慈愛と優しさに満ち、ワンネスの意識を持つ。大和撫子のように控えめでかわいらしい個性。
ドルフィニストアカデミー
http://www.dolphinist.jp/
http://iru-iru.jp/
2019年2月中旬にワークショップを開催!
ソウルメイト夫婦であるドルフィニスト篤・綾子さんによる、パートナーシップをテーマとしたワークショップを
2019年2月中旬に開催します!
詳細は追ってホームページでお知らせしますので、どうぞお楽しみに。
『悟りハンドブック』
(ドルフィニスト篤著/ナチュラルスピリット刊)