前回まで、プレヤーレンとコンタクトしているビリー・マイヤーが、1987年2月28日に与えられた「エノクの預言」の全文を掲載した。
2012年のコンタクトでは、この預言の光景は2020年代の世界であり、今のところ、これが実現する確率は92%ということだった。
これは非常に高い確率だ。ということは、今、我々は「エノク預言」の内容が実現する過程を、目の前で見ていることになる。
はたして本当にそうなのだろうか? 今回は「エノクの預言」を踏まえて、実際に検証してみたいと思う。

「プレヤーレン」とは、この宇宙の裏側にある別の宇宙のエラ星からやってきた地球外生物であり、プレアデス星人のことではない。外見は人間とそっくりで、精神性もテクノロジーも高度に発達している。マイヤーが毎週のように交信しているのは、プレヤーレンの長老である「プター」である。

 

世界的な混乱に至る過程は2つの段階に分かれる

◆混乱に至る状況
ところで、ビリー・マイヤーのコンタクト記録で予言的な内容がある場合、起こる出来事が時系列で分かりやすく表記されているのではない
起こる時期がはっきりとは分からないよう、あらゆる出来事が、いわば圧縮されて書かれている。「エノクの預言」も、その例外ではない。

しかし、よく読むと、世界的な混乱状態に至る過程は、2つの段階に分かれている。まず、混乱に至る一般的な状況は、次のように描写されている。

他方では極西、すなわち
アメリカ合衆国では様子は異なり、
国土は完全に破壊されていよう。

その原因はいろいろあり得る。
アメリカは遠い将来までひっきりなしに
際限のない紛争を起こし続けて、
世界中にアメリカに対する激しい憎しみを生み出す。
その結果、アメリカを途方もない破局が見舞うが、
それは地球の人間にとって
ほとんど想像もできないような規模に達するであろう。
WTC、すなわち世界貿易センタービルのテロ破壊は、
ほんの始まりにすぎないであろう。

すべての黙示録を思わせるような出来事は
ABC兵器、レーザー兵器、
その他の信じられないほど殺傷力の強い破壊兵器や、
クローン化された殺戮機械によって生じるだけでなく、
地球の人間によって無責任にも
徹底的に痛めつけられた世界と自然が立ち上がり、
地上にこのうえなくひどい破壊と
死をもたらすであろう。
激しい火災旋風とものすごい竜巻が合衆国を見舞い、
人間の記憶にないほど凄まじい荒廃と
破壊と破滅をもたらすであろう。

 

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