歯の持つ特殊なエネルギーを駆使し、その人を調和した状態へと導く「高次元の歯科治療・神合わせ運命治療」を確立し、大勢の人々の人生を拓いてきた、スピリチュアルデンティストの藤木嵩之さん。
歯に込められている“人の念”を診て、治療中には天の声に従って治療をするという藤木さんは、長年にわたる「舌ストレス」研究や独自の咬み合わせ治療が、いまやメディアでも取り上げられている評判の名医。
「歯並びや咬み合わせには、その人自身を含め、ご本人にかかわる人たちの、過去からの残留思念(生霊の残り)や人間関係が現れています」と藤木さん。
そんな、新しい視点を持った歯科治療である「神合わせ運命治療」について、語っていただきました。

歯はその人の過去からの出来事を記憶する化石

歯を見てその人の性格を占う「歯相診断」をご存じでしょうか?
昔から人相学の一部として、ごく部分的に語られていた“歯に関する占い”で、歯からその人の性格を紐解く、という診断方法です。
私は、「歯相診断」をただの性格診断としてではなく、“歯の形”と“歯の並び”、そして“歯の咬み合わせ”に分類して深く掘り下げることにより、歯に込められている本当の意味、「歯にはその人の宿命や運命が刻まれていること」を解き明かしました。

その結果、歯と咬み合わせの診断により、その人のご先祖の因縁や、宿命を診断するに至ったんです。
私はそれを、「高次元神合わせ診断」と名付け、大勢の患者さんで確かめ、体系化してきました。
また、歯に人の運命が表れているのなら、その歯を使って人の運命も変えられるのではないか、と試みてきました。その結果、人生の全部が変えられるわけではないけれど、変えられるものも半分以上あるということが分かったんです。
それは、いわば「高次元における歯科治療」であり、私はそれを「神合わせ運命治療」と名付けました。

この「神合わせ運命治療」は、従来の歯科治療の概念とはまるで違う「自分がとらわれてきた想いを開放」し、「人間関係を潤滑にする」ために行います。
具体的には、歯の形をほんの少し変えることで、歯の持つエネルギーの振動数の乱れを修正し、それらをコントロールすることにより、過去からの因縁を取り去り、より良き未来を作り出すんです。
これはいわば、‟歯のご神事“であり、もはや歯科“治療”とはかけ離れた概念です。

人間の歯の状態が、心身全体の健康度に大きく影響していることは、現代医学でも解明されつつあります。
私が本名の安藤正之という名で行っている「舌ストレスの研究」もそうです。
しかし、さらに一歩踏みこんだ世界、つまり3次元の治療法からでは診ることのできない高次元から歯の状態を診てみると、人の運命やご先祖の想いなどが歯のカプセルに貯蔵され、あなたの人生に影響を与えています。
普通の歯科治療とはまるで違う、想像もできない深い世界があるんです。

例えば、歯は、皆さんが考えているような、ただ物を咬むための道具ではありません。
前歯は、あなたを邪気から守る、ゲートのような役割もしています。
また、咬み合わせも、単に食べ物が噛みやすいかどうかではありません。あなたと周りの人の、人間関係を表しています。

高次元の世界から見てみると、歯と噛み合わせには、あなたの運命が隠されています。

もっと厳密に言うと、歯には「あなたの過去から現在までの想い」が封印されています。つまり、「歯は感情を記憶する化石」とも言えるんです。
私が高次元歯科治療を行うときは、患者さんの歯の中に、ムンクの叫びの絵のような“生霊の残留思念”が見えます。それらの歯を、適切な形に丸めることで、その人自身のエネルギーを清め・開放し、取り除くことができます。

また、歯の咬み合わせには「人間関係」が如実に現れます。これを見れば、どんな相手とうまくいかないのか、ストレスを感じているのかがわかります。
原因がわかれば、因縁深い人間関係の悩みを、高次元歯科治療によって改善させることも可能です。

突然オーラ視ができるようになり、本格的な探求へ

私は、幼少の頃から霊感は全くありませんでした。そんな私が、自分に不思議な能力があることを自覚したのは、30歳の頃です。
田舎へ帰省した帰りの飛行機の中で、突然、機内に濃い霧がかかったように見えたんです。それは人のオーラでした。搭乗している人々の頭や全身から、まるで白い煙が出ているかのようでした。
オーラはそのときの感情の状態により、人によっては色がついて見えるようですが、私にはその時から今に至るまで、白一色で見えます。
天は必要なものをその人に与えるのが大原則なので、霊能者ならぬ歯科医である私には、それで十分だったんでしょう。

オーラは、生命力の高い人は、頭の上でまず放射状に大きく放たれ、それから勢いよく上に上がります。
昔の宗教画には、神様や聖人の頭の上に光輪が描かれていますが、意識の高い人はオーラが頭上で広範囲に広がっていて、まさに宗教画の光輪のように見えます。
それまでにも、見えない世界への知識はある程度あり、気功も学んでいましたが、この“オーラが可視化できたとき”を境に、目に見えない世界をはっきりと自覚するようになったんです。

その後は、植物とも話ができるようになり、同時に歯の言いたいことも聞き取れるようになることで、「歯も生き物だな」という認識を強くしました。
歯科医院開業後、改めて学び直した「解剖学」や「生理学」、「微生物学」などとともに、それまで培った咬み合わせ治療の技術と、自分を守護してくださる“上”から得た情報をアレンジして、患者さんにとってベストな方法を選択できるようになりました。

人生を導いてくれた見えない世界からの声

実際、治療法に関しても、咬み合わせ治療では、どこを治療すればいいか、日常的に天からの声を聴きながら治療しています。
これは“天”に聞いている、といってもよいし、“患者さんの体”に聞いているといってもよいですが、「神合わせ運命治療」はもとより、3次元の治療である「咬み合わせ治療」でも、西洋医学だけでは治療が難しいので、「内なる声」に聴きながら行っています。

この「内なる声」ですが、実は子供の頃にも聞いたことがありました。
私は小学5年のときに、学校でいじめにあい、自殺を決意して校舎の4階の手すりから飛び降りようとしたことがあります。
そのときに耳元で、「生きとったら、またいいことがあるよ」という声が聞こえたんです。この声は、明るく諭すような声でした。
その声のおかげで、ハッと我に返り、自殺を思いとどまったという経験があります。

また、大学受験中にも、不思議なことがありました。
毎日、2時間睡眠の猛勉強で頑張っているさなか、どうしても眠くて寝入ってしまったとき、「起きろ!」と武骨な手で揺さぶり起こされました。
そのとき声をかけてきたのは、子供の頃に聞こえた声の主とは違い、がっちりした体つきの厳しさを感じさせる行者のような方でした。
そのお陰もあって、歯科大学に受かることができましたが、後になって「あれは夢だったのかな?」という感じで、忘却の彼方になってしまい、きちんと考えることはありませんでした。
小学生のときもそうですが、普段から霊感がなかったため、不思議なことが起こっても、「あれは何だったんだろう? まあいいか」という具合に、すぐに忘れていたんです。

これはかなり後の話ですが、私はなぜか山伏(行者)修行に興味があり、特に熊野にある速玉神社には毎年通っていました。
速玉神社の摂社である神倉神社には、山の頂上に「ゴトビキ岩」という、三角形のおむすびを逆さまにしたような大きな岩があります。
その前で瞑想をしているときに、急に「もう来なくていい。もう十分やっただろう」という声が聞こえたのです。「今年こそ行者になる!」と思いつつ瞑想をしていたときだったので、とても驚きました。

その時に思ったのは、もし前世というものがあるとしたら、私はおそらく前の人生で山伏修業は存分にやったのでしょう。
というのも、初めて訪れた時から、ゴトビキ岩の頂上からの眺めは、なぜか記憶に残っていた懐かしい風景だったからです。
そのような、いわゆるデジャブ状態になったのは、イタリアのフィレンツェと熊野だけです。なので、その時は“今世では山伏修行よりも、歯科医としてもっとやるべきことがある”ということを天が諭してくれたのかな、と思いました。

出会った直後に友人となった世界的な著名人とのご縁

私がこのような、歯の持つユニークで不思議な世界の探求を始めたのは、ジャズピアニストの重鎮であった、故ハンク・ジョーンズ氏との出会いがきっかけかもしれません。
ハンクさんは、世界的に知られる超一流の音楽家です。ジョン・F・ケネディ大統領の誕生パーティで、マリリン・モンローが歌った有名な「ハッピー・バースデイ」のピアニストもハンクさんです。2008年にアメリカ国民芸術勲章を受けています。

親日家で、年に約2回来日されていたハンクさんと、友人の紹介でお会いする機会があったのは、2008年のことです。当時、ハンクさんは89歳。
歩く姿はおぼつかないものの、ことピアノに関しては現役のプロの音で演奏を続けるハンクさんを、私は驚愕の想いで見つめていました。
ただ、演奏中にハンクさんの「右奥6番の歯=奥さんの歯」が、高いことに気づいてしまったんです。すでにその頃の私は、実際の歯を見なくても、口の中の状態は手に取るように分かりました。

それからは、演奏に集中したくても、歯のことが気になって仕方がありません。
控室に伺ったとき、黙っていようかどうしようかと迷いましたが、握手をしたときに、つい話してしまったんです。
「失礼ですが、あなたの右奥歯の6番の咬み合わせが、少し高いようです。帰国されたら、かかりつけの歯医者にそう言って、その歯を削ってもらってください」。
すると、ハンクさんはすぐにカチカチと歯を噛んでみて、「OH!その通りだ。あなたはなぜ、それが分かるのか?」と言われたので、「私はプロですから」と申し上げました。
結局、高齢でもあり、多忙でもあるため、調整にはお見えにはなりませんでしたが、それ以降は来日するたびに、控室へ呼んでくれるようになったんです。

2010年に来日したハンクさんの写真とサイン。

一流の音楽家たちの情熱が研究を推し進めた

それは、ハンクさんの公演の合間の控室でのことでした。
ハンクさんがボソッと、「ああ、もっとピアノがうまくなりたい。それが私の夢だ」とつぶやいたんです。
私は耳を疑いました。
だってこれは、超一流のピアニストが言う言葉ではありません。
隣にいた、マネージャーのK子さんに尋ねてみると、その通りで、ハンクさんはよくそう言っているとのこと。K子さんは、「120歳まで生きるから、あと30年あるから、夢は叶うんだもんねー」と笑いながらハンクさんに返していました。

しかし、さらに驚いたことに、その言葉を隣で聞いていた、これまた世界一のベースプレーヤーと言われるロン・カーターさんが、すかさず「私も!」と声を上げたんです。「ミスター・ハンク、私もだ。私もそれが夢なんだ!」と。
ざっくりいって、ハンクさんはその時90歳で、ロンさんは70歳。
そばで聞いていた50歳の私は、驚きを通り越して唖然としてしまいました。だって、日本人でたとえるなら、森繁久彌が「もっと演技が上手になりたい」と言うのを聞いて、緒形拳が「森重さん、僕もです」と言っているようなものですから。

2010年、ロン・カーターさんと。

当時50歳そこそこの私は、彼らから見たらひよっこ同然。
そんな自分が彼らに比べて、一番探求心を失っていたことに、ものすごくショックを受けました。
そこで、その日からもう一度ゼロからの出発のつもりで、自分の仕事を見直したんです。それまでも「咬み合わせ」の研究などで論文を学会に発表したり、様々なマスコミにも取り上げられ、ある程度社会に貢献をしてきたつもりでした。
でもこの出来事により、「もっと歯科に対して謙虚にならなければ」と、初心に帰らされたんです。

「患者さんの言うことを、もう一度よく聞いてみよう」と決心した私は、以前ある患者さんから言われた言葉を思い出しました。
「咬み合わせにはその人の人間関係が出る、と知り合いの占い師さんから言われました。前歯が他人との関係で、奥歯が家族や親族との関係だと。それは本当ですか?」。
当時の私は、その言葉を聞き流していましたが、ハンクさんとロンのおかげで、「このことも研究してみよう」という気持ちになりました。
そして、実証を重ねた結果、咬み合わせは「神合わせ」だと確信し、新しい次元での歯科の取り組みが始まったんです。

舌ストレスと咬み合わせが健康状態を左右する

ハンクさんにお会いした頃、私の研究テーマは主に「舌ストレス」でした。
咬み合わせ治療や舌の運動などで舌ストレスを取り除くと、偏頭痛や肩こり、不定愁訴などが60パーセント程度軽減するんです。

待ち合い室には、メディアに掲載された記事が患者への資料として置かれている。

現在、日本人の90%以上は、舌ストレスを受けています。これは、小さくなった現代人のアゴが原因です。
現代の食べ物は柔らかいものが多く、かつ忙しい生活の中で咀嚼回数が減り、顎が発達しない小顔の人が増えています。
そうなると、口腔内も狭くなり、押し込められた舌がストレスを感じてしまいます。

また、咬まない歯はすり減り方が少なく、尖っているため、舌は余計にストレスを感じてしまうんです。つまり、舌は狭い部屋でひしめき合う牙のような歯におびえながら、24時間暮らしているといえます。
舌がストレスを感じると、交感神経が優位になり、自律神経失調症と同じような症状が出てきます。

また、アゴがずれるため、全身の筋肉に緊張が波及して、体に不調を感じるようになります。重度の場合は、舌がんのリスクさえ出てきます。
もちろんほとんどの人は、舌がんを発症するまでには至りませんが、それでもこの20年で舌がんを含む口腔がんは約3倍に増えています。
また、現代人はその小さなあごのために、首や肩のひどいこり、睡眠不足、腰痛などに悩まされています。原因不明の体の不調は、舌ストレスから生じていることが多いんです。

しかし、この連載でお伝えしたいことは、こうした3次元の範囲のことではありません。
もっと奥深い、あなたの運命にかかわる話です。
そもそも、「なぜ歯に人の念が入りやすいのか?」、それを私なりに推測してみました。
歯のエナメル質は、98%が無機質でモース硬度が6~7、無色透明で、水晶と性質が似ているといえます。そのため、人の念が入りやすくなっているのではないか、と思ったんです。
歯には人の念が入り、“その歯が合わさること=咬み合わせ”は、人間関係を表していると考えられます。歯科とは、それほど深いものなんです。
次回からは、その深遠な歯の世界をご紹介していきます。

(この記事を書いた人/天海日花)

藤木嵩之
ふじきたかゆき/スピリチュアルデンティスト。本名安藤正之。藤木嵩之は歯の神官としての法名。歯科医の家庭で育ち、歯科医となるべく育てられる。30歳の頃、飛行機内で乗客全ての頭部から、光とも靄ともいえぬ発光体が浮かび上がっているのを目撃。その神秘体験の際、強烈な抱擁感と安心感で心身が満たされる。その後、精神統一することで瞬時に上とつながるようになり、患者を見ただけで、実際に歯を見なくても咬み合わせが分かるようになる。歯科における“咬み合わせ治療”の研究を30年続けるかたわら、気功を超えた細胞レベルでのヒーリングを追求。また、自らが持つ“霊的ではない神秘的能力”を治療に組み入れ、高次元から診た歯科治療「神合わせ運命治療」で、数々のクライアントが抱える問題を解決。歯の形を変えることで、歯にその人の願いを刷り込み、個人と周りに調和を創り出すことこそが本当の歯科医療だと考え、使命は「歯で人類の未来に貢献すること」。この治療を世界に広めることで人類の未来が良き方向に変わることを真の目的としている。サンスクリット語の般若心経に造詣が深い。
spiritual-dentist.com

『原因不明の体の不調は 「舌ストレス」だった』
安藤正之著/かざひの文庫

『人は口から死んでいく』
人生100年時代を健康に生きるコツ!
安藤正之著/自由国民社

『歯であなたの未来を引き寄せる』
歯のかみ合わせは《人とのかみ合わせ》そのものだった
安藤僚著/ヒカルランド *安藤僚は旧名です

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