プラーナで生きる「不食」の第一人者として、世界的な活動を続けるジャスムヒーンさん。存在そのものから慈愛のエネルギーが放たれているような、圧倒的なパワーを感じさせる方です。
今回も、“不食を通した生き方のヒント”をお届けしましょう。

無限の可能性がある「場」につながると人生が変わる

──ジャスムヒーンさんは日々、瞑想を行っていらっしゃると思いますが、シータ波のような状態でいることが多いのですか?

いつも瞑想しているわけではありませんが、自らのライフスタイルにより、とても深いレベルをチャネリングできる状態にいます。
私たちは多次元の現実に生きています。キリストも、「私の父の家にはたくさんの部屋がある」と言いました。

その中の「二元性の領域」に生きている私たちですが、それはそれで面白いものです。でも、それだけではなく、もっとたくさんの意識の領域が存在しているのです。
人々が、それをもっと知るための準備が整ったら、内なる声が「もしもーし、もっとあるよ」と呼びかけてくるでしょう。
それは、“直感的に知る”という状態です。その感覚に従うと、知りたい領域全てを発見できます。

私はそのようなことに、7歳の時から興味がありました。「この世には、まだ知られていない世界がもっとあるのだ」と知っていました。
16歳になると瞑想を始めました。それから46年経ちましたが(笑)、未だに瞑想が大好きです。

いろんな領域がありますが、それらの領域の中には「さらに別の領域」があります。ある世界の中に、それとは別の世界があるのです。
目に見える外側の世界だけではなく、それ以外にもっとたくさんのいろんなものが存在しているのです。

あなたが、より本来の自分にしっかりとアンカリングされていたら、自分の外側の世界との関係が完全に変わります。あなたは、穏やかさと幸せな気持ちと感謝とともに、この二元性の世界を生きられるようになります。

私は特殊なライフスタイルを送っています。その結果、「非常に美しい周波数のゾーン」に存在することができ、空腹を感じることがありません。

肉体的な飢え、感情的な飢え、精神的な飢え、霊的(スピリチュアル)な飢えがない状態であり、それは素晴らしい状態です。
世界中で、“人間らしい飢えからどうやって自分を自由にしたらいいか”についての適切なフォーミュラ(方式)を探しています。私は、それをまさに開発したわけです。人々がちゃんと使える特殊な方法、というものを。

──飢えを感じない状態になるには、意識のシフトが大きな鍵を握るようですが、ジャスムヒーンさんは変性意識になって、いろんな多次元世界を探求されているわけですね?

はい。単に、脳波をシータ波にすればいいだけです。
脳波がシータ波になると、量子物理学でいう「統一の場」にアクセスできます。そこには、すべての世界が存在しています。まだ表出されていない、形のない領域が存在するのです。
それは「空(くう)」や「無」とも呼ばれますが、潜在的な無限の可能性がある場です。言い換えれば、「まだ顕現されていない潜在性」が存在する場。

その領域に織り込まれているバイブレーションには、私たち人間に必要なすべての叡智も愛もパワーも含まれています。そこから、人間の「聖なる潜在的な可能性」が得られるようになっているのです。

私たちの意識は、量子のバイブレーションで満ちています。つまり、自らの中に、終わりのない潜在的な可能性が組み込まれているのです。飢えから自由になれるシステムさえも。
人間のマトリクスというものは、「自分だけで完全に自己完結した状態にできるシステム」になっています。ということは、「外側に必要とするものは、何もない」ということ。
それができれば、自分の外側にあるものすべてを楽しむことができます。でも、必要ではありません。

──「自分だけで完全に自己完結した状態にできる」ということですが、社会的通念として、人は支え合って生きるとか、一人では生きていけないと思われていますが。

その通りです。でも、サポートするのであれば、最上級の周波数でサポートし合いたいですよね?
例えば、世界人口の75億人が、平和のバイブレーションで振動しているのをイメージしてみてください。調和のエネルギーで振動し、愛で振動し、テレパシーでつながり合って振動し、私たちが創造するもの全てが調和し、皆にとって最善の形で提供できる状態というものを──。
それはお互いにとって有益で、親切で慈愛にあふれた周波数の状態です。それが人間が持っている潜在的可能性であり、それが個人レベルでも、集合的レベルでも提供されることが望ましいのです。

──「統一の場」とは、神の領域という、いわゆるソースエネルギーの場のことですか?

私はそのように捉えています。仏教徒だと「浄土」「極楽」と表現しています。キリスト教であれば「地上の楽園」、科学では「単一性」と呼んでいます。
それは、全ての潜在的可能性が満たされた場のことです。人々がユニティ意識になることが、分岐点となります。最も高次な潜在的可能性に対し、人間というシステムのロックが解除されていくと、いずれ人々は集合的に高い周波数のバイブレーションで生きられるようになります。

ですから、私たちのバイブレーションは、言葉や行動が、全員にとって良い形で行われるようにしていかなければなりません。
そうなれるよう、自らの存在の在り方として、コミットしなければなりません。「自分から送り出している全てのエネルギーが、全ての生き物にとって最善の形になるように」と。
そのことに「YES!」と同意するなら、それがその人にとって最も高いレベルの望みとなります。そのようにコミットできれば、その人のエネルギーは全て変化してきます。
というのも、「量子の場」が、その意図に反応するからです。

──そういう意図を持つだけで、変化が起きるわけですね?

そうです。今回のワークショップの参加者たちも、そのことにコミットメントしました。
「私はその準備ができています。最も純粋な愛を、私と世の中に送り出す宇宙の変換ステーションになります」と誠意を込めて意志表明しました。
心からそう言って、ハートを優先して生きるようにすると、人生は変化していきます。
複雑なスピリチュアルな教えは、もう必要ではなくなります。
複雑な教えを説く宗教的な道も、必要なくなります。

こう言えば良いのです。
「私は準備ができています。全ての領域に対し、滋養を与えられる存在になる方法を、教えてください」。
そう宣言した時点から、あなたはサポートを受け始めるようになります。なぜなら、それは人類の進化にとって有益だからです。

「変換したエネルギーが、人類にとって有益なエネルギーになるように」と決断することが、今現在とは異なる方向に導く、一番のきっかけになります。
それをスピードアップさせるのが、ライフスタイルです。その面でもサポートしていくのです。

誠心誠意を込めた生き方をすることにコミットし、生き物を尊重して敬うようにすれば、量子レベルから全てのサポートを得られるようになります。
量子場に存在している「聖なる意識」から、無限の叡智や無限の善によるサポートを得られます。

──人間にはエゴというものがあり、こうなっていきたいという、個人レベルの夢や目標を立てたりもします。その際に、自分のことも含めて「人類のために」という視点で、捉えた方がいいのですね?

自分中心の「私」という視点の生き方から、「私たち」という視点の生き方に変わると、人生が変化します。

──量子レベルでサポートされるのですね?

そうです。恩寵を受け取ることができます。
「私」という視点の生き方のゲームでも、もちろん、意志を使って何でも創造できます。その創造はうまくいく時もあれば、うまくいかない時もあります。

でも、「私たち」という視点の意識にシフトした瞬間、「人類の進化にとって有益なものを創造したい」と思うようになり、その時から魔法がかかるのです。
それまでとは、全く別のゲームがスタートします。“物事が簡単に運び、喜びがあり、楽に成し遂げられる自分として生きる”ゲームが──。

それは自我の人格から一歩外に出て、自己の純粋な本質に戻り、自分自身から滋養を得られる存在を意味します。
「地球の進化にとって、最善の形で滋養を得る」と決めると、あなたは全く違うゲームをするようになります。それまでよりも、はるかに楽しい状態です! 私はそう思っています(笑)。

(この記事を書いた人/Y-MAYUMI 通訳/カレルりえ))

ジャスムヒーン
メタフィジックについて20冊の本を出し、プラーナの栄養についての分野で調査し、国際的にレクチャーを行っている。この20年以上、 ほとんど食をとらずプラーナ(光)だけで生きている。邦訳に『マトリックスの女王』『ハートの王』『エリュシオン』『「平和の道」と「本質」で在ること』 (ともにナチュラルスピリット)他がある。

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今年12月にジャスムヒーンさんが来日!
12月14日(土)〜17日(火)
4日間集中ワークショップ開催予定!

昨年、大人気となった、ジャスムヒーンさんによる4日間にわたる集中セミナー。会場では、ハートの拡大を経験する人も。あなたの意識ゾーンを高めるための貴重なチャンスです。
※詳細が確定し次第、ナチュラルスピリットのHPとメルマガでお知らせします。
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『神々の食べ物』
ジャスムヒーン著/鈴木 里美訳/ナチュラルスピリット

『リヴィング・オン・ライト』
ジャスムヒーン著/埴原 由美訳/ナチュラルスピリット

 

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