普通の主婦として、さまざまな人生の艱難辛苦を経験していた彼女に、稀有な霊的能力が降りたのは45歳。それ以来、悩める多くの老若男女の救済を、28年間も無休で続けている、ラームルーさん。
『Star People 67号』へのメディア初登場後、半年ぶりにお会いした彼女に2019年以降の地球の未来と、変化が加速する世界で心健やかに生きていく秘訣を伺った。
優しく物静かに話すその語り口には、慈愛が満ちあふれ、輝く瞳の奥底に、まるで地球が宿されているような錯覚を覚えたのは、私だけだろうか.......。
2019年の傾向と異常氣象が意味すること
──2019年は、どんな年になると思われますか?
ラームルー 多くの人が亡くなったり、隠蔽されていたことが明らかにされていくでしょう。
ただ、全体の流れとしては良い方向に向かっていますし、何より世の中の変化の速度がひと昔前と異なり、急速に速まっていますね。
──ここ数年来、世界各地で降雨量や降雪量、氣温の異常な変化が多発しています。こういう状況をどうお感じですか?
ラームルー 地球を良くするために、神(自然)がすべてをなされていらっしゃると思いますし、まだまだこれからも続くと思いますよ。
ガイア(地球)も生きていますが、人間があまりにも自由勝手にガイアを傷つけ、汚すので、ガイア意識が身の危険を感じて、自分自身を癒し始めているからでもあります。
旧いものが壊れないと新しいものは創り出せないですから。それが、天変地異や異常氣象になっています。人類がガイアをそこまで追い込んでしまったのですから、天罰としての“自業自得”、これは免れませんね。
私たちが愛をもってガイアに接することができれば、ここまでの異常氣象は起こらないはずです。ガイアは進化発展のアセンションの途上にいるので、人類も他の動植物も、それについていけない者は淘汰されるしかないでしょう。
──氣象異変についてですが、龍神が天候をコントロールしているという説があります。どうお考えですか?
ラームルー あるとき、仲間たちと山の中でお祈りをした後の帰り道、急に大雨が降り始めたことがありました。
みんなから「雨を止めてほしい」と言われたので、私は雨が止むように祈ると「10分間だけ待ちなさい」との声が聞こえました。雨宿りをして待っていたら、本当に10分後には晴れたことがありましたね。
そのときに私がお願いした相手は、龍神様でした。
反対に、日照りが何日も続いたことがあって、「このまま水不足が続くと米作りに大きな打撃になるから、雨を降らせてほしい」との要望を受けたこともあります。
そのとき、「地面から深さ10cmまではちゃんと雨水が浸みるように」という細かい条件付きだったので(笑)、その通りに龍神様にお願いをしたんです。
このときも願い通りに雨が降ってくれて、皆さんからお礼状をいただきました。
今よりずっと生活しやすい5次元の地球へ
──ある説によると、他の惑星の生命体は7万5千年も前からこのガイアを観察してきているらしく、地球人類の文明は過去に6回も崩壊を繰り返しているそうですが。
ラームルー 私が以前、ムー大陸について書かれた本を読んだとき、大陸が沈む描写の場面で悲しくて悲しくて・・・・、「なんでみんなを助けられなかったんだろう」って、涙があふれて止まらなかったことがありました。
きっとその当時、過去生で関わっていたような氣がしますね。私には記憶がなくても、私の魂はすべてを知っているんでしょうね。
──6回も文明崩壊を繰り返して来たとすれば、いかに人類の歴史は長くとも、人間の意識はなかなか進歩していないということですよね。
ラームルー 世界の現状を観ていると、残念ですけど「たいしたことないな」とは感じますね。国家のリーダーでも民衆の上に立っているにもかかわらず、自分中心のエゴが強い人が、まだまだ多いんじゃないでしょうか。
──世界中で女性がもっと社会進出して、政治の世界でも女性リーダーが増えていくと、世の中に良い変化が起きそうな氣がするのですが。
ヒラリー・クリントンみたいな男性性の強い女性ではなく、アナスタシアみたいな女性が世界のリーダーになってほしいところです(笑)。
ラームルー 今までは男性優位の社会でしたけど、最近は世界で女性リーダーたちが年々増えていて、女性の社会進出もこれから徐々に変化していくと思いますよ。
近い将来、アメリカの大統領に女性がなる可能性は高いと思います。
女性は母性本能があるので、男性よりもずっと「無条件の愛」が大きい。そこが男性の持つ愛とは違う点であり、女性の強みですね。
でも、男性優位の社会になる以前は、女性優位の社会が続いた時代があったようですね。その時代に女性が男性に作ってしまったカルマを解消するために、今までの男性優位の社会が続いてきたんでしょう。
ようやくこれから、男女にとって本当の平等の時代が始まるんです。まだまだ世界中で様々な難題を抱えてはいますけど、それは、より良き社会に至る進化成長の過程であって、どれも避けては通れません。
だから、決して悲観することなどないんです!
──人類の未来に対して、どのような展望をお持ちですか?
ラームルー 楽観しています。これからどんどん良くなっていくんですから。
「未来は決まっている」という意見もありますけど、未来はみんなで創りあげていくものだと思います。
地球全体が5次元へ移行していくと波動も上昇していくので、「闇の勢力」の人々はついて行けずに、やがて他の星に生まれ変わることを選ぶようになるでしょう。人間が肉体をもって地球に何度も転生してくる理由は、魂の進化成長のためだからです。
5次元の地球は現在の3次元の地球よりもずっと波動が高いので、マイナス要因が減って、今よりもずっと環境的に生活しやすくなります。
平均寿命も延びて、数百歳は当たり前になるみたい。地球人よりもずっと意識レベルの高い他の星々では、寿命が数千歳の生命体がいるような場所もあります。
宇宙の中では地球人の意識レベルは、まだかなり低い部類に入りますね。
ラームルー
1946年2月11日、福井県生まれ。普通の主婦だった45歳のとき、神の導きで「不動明王」に。現在は人間としての最終段階「ラームルー」へさらに進化を遂げ、悩み苦しむ多くの人々の救済を電話相談で続けている。『超巨大宇宙文明の真相』(徳間書店)で描かれているティアウーバ星では、マリオという存在としての過去生をもつ。『Star People 67号』にメディア初登場の記事が掲載されている。
【電話相談】
時間/10:00〜18:00(年中無休)
料金/1,000円(相談一件につき)
電話番号/070-2325-7170
(この記事を書いた人)
丹波-浪速 道(たんばなにわどう)/元ナチュラルスピリット社の関西支局担当者として、営業・取材・編集などに6年間従事。丹波~浪速の(京都~大阪を主軸とした)近畿圏の霊ラインを活性化させて、伊勢~白山の霊ラインにからませた霊ラインの十字架をつくることで、日本人の意識の目醒めを促進。現在は活動拠点を東京に移し、日本の未来を牽引していく'Star People'の発掘に余念がない。1986年、アメリカ大陸を101日かけて自転車横断達成。生まれながらの冒険野郎。次なる夢は、地球の地底世界に移住すること(笑)。