細かく砕いたパステルを、手で塗り重ねながら描く「光の絵」を確立し、光の画家として活躍するChieArtさん。
全ての絵で一貫しているのは、淡い色合いの柔らかなタッチで描かれる、丸みを帯びた光のフォルム。
単に、心安らぐ絵ではないことは、この絵を飾って状況が好転した人たちの体験談や、ヒーリングミュージックまで手がける著者の多彩な才能からも明らかです。
例えば、『光の瞑想CDブック』(ナチュラルスピリット)では、心身を幸運の周波数にする、音による瞑想法をレクチャー。
また、自身で作曲した12曲のインストゥルメンタル入りのCD『Lumière』(スターシア・レコード)は、Amazonのニューエイジ部門1位を記録したこほど、郷愁感ある美しいメロディが話題となりました。
根源の光をテーマにしたヒーリングアート
そんなChieArtさんが7月9日に発売した新刊が、『奇跡が起きる光の絵 ChieArt』(マキノ出版)。
光の絵が意味するものやその効果について、医療関係者の声や飾った人たちの体験談とともにまとめられています。何より、大きな魅力は巻末付録の10枚もの光の絵。
発売後、Amazonの緩和医療では1位を獲得しました。
「温かい光に包まれ、不安や恐れが消える」「飾るだけで、不安・不調・不運が一層」と銘打つこの本には、光の絵が起こした奇跡がちりばめられています。
本書の内容を、順を追ってご紹介しましょう。
第1章では、光と愛について解説。
幼少の頃から「一人ひとりは光の存在で愛そのもの。その奥深くには、根源の光が刻まれている、その光は愛を具現化したもの」と認識していたという著者。
一貫して描いているのは、その根源的な光であり、絵を見た人が「自からが根源的な光であり、愛であることを思い出してくれたら」という思いがあるからだそう。
そのためのブロックとなるのが、怖れ。
「本当に美しいものの中には、怖れのバイブレーションは宿っていません」「怖れは人生を変えてしまう。それを取り除くには、光のバイブレーションに触れること。そのひとつが、光の絵」と著者は言います。
第2章では「誰のせいにもしない生き方」として、困難をどう捉えるか、激動の時代は自分を見つめる好機とし、出来事にフォーカスせず、自分の反応を見つめることを提言。
そのスタンスで活動を続けてきた結果、光の絵の効果はいまや医療機関で認められ、心身に及ぼす影響につい研究がなされ、国内のクリニックに飾られているそうです。
そんな医療現場で働く医師や専門家の声を紹介するのが、第3章。
光の絵に感銘を受け、その素晴らしさを講演会等で伝える内科医や、クリニックに飾り、患者から好評を得ている精神科医などの思いが綴られています。
第4章では、「光の絵がかなえた奇跡」とし、絵を購入した人に起きたミラクルな体験談を紹介。
精神面を癒すだけでなく、原因不明の症状が大幅に緩和した人など、肉体面で大きな改善の見られた人も珍しくないようで、中には末期ガンが消失した人も・・・。
「私としては、光の絵そのものに、奇跡を起こす力があるとは思っていません」と著者が言うように、光の絵を通して何らかのパワーを受け取って生命力が上がった結果なのでしょう。
心身の問題だけでなく、昇進したり、仕事が自分らしい生き方を取り戻すことができたなど、状況が好転することも多々あるようです。
巻末付録の10枚の光の絵で癒しの体験を
このような現象について、著者はこう語ります。
「私の作品を眺めることで、不安や怖れから解き放たれたり、ありのままの自分を赦せるようになったりすると、心身の深い部分で科学反応のようなことが起こって、それが奇跡につながっているのだと考えています」。
巻末には、切り取って使える10枚もの「光の絵」のカード付き!
「心花」「無償の愛」「Star Gate」など、テーマごとに描かれた絵は眺めているだけで、優しい気持ちにさせてくれそう。
何枚飾ってもOKで、じっと眺めなくても効果が得られるそうです。
ヒーリングパワー満載の本書。心身の癒しを必要としている人へのギフトにも良さそうですね。
(この記事を書いた人/Y-MAYUMI)
『奇跡が起きる光の絵 ChieArt』
ChieArt著/マキノ出版
本体1,500円+税
『光の瞑想CDブック』
Chie著・語り、高橋全(音楽)/ライトワーカー
『Lumière』
ChieArt/スターシア・レコード