アラン・コーエン来日インタビュー〈2〉病気の癒しはスピリットが鍵を握っている

著名なスピリチュアルリーダーのアランコーエンさんは、世界的にも学ぶ人が多い、「奇跡のコース(A Couse In Miracles)」のティーチャーとしても活躍しています。その教えから見た病とスピリットとの関係とは?
前回に続き、今年4月に来日の際のインタビューをお届けしましょう。

状況を変えたければ自分への「許可証」を出すこと

──アランさんはビジネスだけでなく、ヒーリングにおいても、スピリットと繋がることの大切さを説かれていますよね。

そのとおりです。癒しは医者が行っているのではなく、スピリットが行っています。医者はスピリットが癒しを行うときのツールです。
本当のヒーラーは、人ではなく生命力です。癒しを得たい場合、何とかして生命力を高めなければなりません。その点、漢方や東洋医学は、生命力を高めるのに効果的です。

生命力を減らしてしまうのは、電池が切れていくのと同じです。ですので、エネルギーを充電するシステムを取り入れなければいけません。薬を飲むことや手術は一時的な処置であり、本当の癒しを起こすわけではありません。
本当の癒しとは、マインドやスピリットの状態が癒されることに他なりません。すべての病気が起こる理由は、「マインドとスピリットを、元あった健やかな状態に戻すため」です。
その状態に戻ると、癒しは自然に起こります。また、それがいったん起こるとずっと続いていきます。

これは、「奇跡のコース」に示されている「許可証」と関係があります。「許可証」とは、自分自身への「許可」を意味します。
たとえば、「どうしても癒しを得たい」という意図をしっかりと設定すると、それが自分自身の無意識レベルにゴーサインを出すことになり、結果的に癒しを施してくれる人が現れることになるのです。
逆に言えば、癒しを受けたい人は「本当に癒されたい」という思いがなければ、治す方法を知っている人と出会っても治らないということです。
病気であり続けるのか、癒されるのかは、本人の選択によるのです。

──まずは、自分に対しての許可証が大切なのですね。

はい。「奇跡のコース」では、「すべての病は患者の選択によるもの」と説かれています。その人が聞きたいことを言ってくれる医者を、その人が選んでいるのだと。
つまり、患者の望みを代弁する役割として、医者がいるということです。医者が「このままでは死んでしまいますよ」と言えば、その人はそのまま死んでしまうかもしれませんが、別の医者のところに行って「あなたは大丈夫です。生き返りますよ」と言われれば、命を維持することができるかもしれません。
これは、“患者が医者を介して自分に許可を与えている”ということなのです。

病気でい続けたい人と劇的な回復をする人

──世の中には、大病を患って治す手がかりを探していても、本当の癒しに巡り合えないケースもありますが、それはなぜでしょう?

理由は2つあります。
ひとつめですが、病気を治した状態よりも、病気でいたほうがその人にとって都合がよいケースです。
その人は大病を患っているので、仕事をしなくて済んだり、学校に行かなくて済んだり、社交的な付き合いをしなくて済みます。また、病気のせいで、お見舞い金をもらえるかもしれません。
あるいは人々から同情を集めたり、「病気になったのはあの人のせいだ」と堂々と言えますし、やりたくないプロジェクトを堂々と断れたりします。病気を選ぶ理由はたくさんあるのです。

もうひとつは、より深いレベルでの理由です。
スピリチュアルなレッスンを学ぶときに、身体的なチャレンジを引き起こすことがあります。スピリチュアルなレッスンを学ぶために、自らが病気を選ぶというものです。

アメリカのスピリチュアルリーダーで、ラムダスという方がいます。彼は20年前に脳梗塞になり、車いす生活を余儀なくされました。しかし、いつも愛に満ちていつも幸福です。
彼は、「車いす生活によってスピリットを閉じ込める必要はない」ことを証明してくれています。肉体よりも、マインドやハートのほうが、よりパワフルだということを。
病気になる方は様々な理由があり、個々のケースをいろいろな角度からよく見る必要があります。

ほとんどの人たちの人生は、表面をかすっているに過ぎません。マインドは理解力を持っていますが、全てを理解しているわけではありません。
深層意識にあるマインドやハートが、私たちの人生をリードしています。次の本のタイトル・・・、「スピリット・ミーンズ・ヘルス」を思いついた!(笑)

──それはいいですね。多くの人に読んでいただきたいです。

こんな実例があります。

ある病院に勤務しているマッサージセラピストセラピストは、「あと1週間の命」と宣告された末期ガン患者のマッサージをするように言われました。マッサージをしていると、その患者は人生について話し始め、「25年前に姉妹と喧嘩して、それ以来、口をきいていない」と打ち明けました。
このセラピストはコーチングもしていたので、患者をリードして「女兄弟に対してどう思っているか言ってみてください」と促しました。すると、その患者は「女兄弟にコンタクトしたい」と答えたそうです。

1週間後、そのセラピストは、また病院に行く機会があり、「亡くなっているかもしれない」と思いながらも、あの患者の部屋に寄ってみました。すると、化粧をして、ちょうど自宅へ帰る準備をしていたのです。
話を聞くと、患者は長年確執のあった姉妹に連絡をとり、話し合うことができました。その後、検査をしたら、なんと、ガンが見つからなかったので、自宅へ帰ることになったのです。

これは、スピリットレベルでの癒しが引き起こされ、それに従って肉体が治ってしまったケースです。
すべての癒しはスピリチュアルなレベルで引き起こされるのです。

(この記事を書いた人/天海日花)

アラン・コーエン
アメリカ生まれ。ハワイ島在住。世界25カ国で著書が発売されているベストセラー作家であり、セミナーリーダー。全米のTVやラジオなどに多数出演する他、多くのスピリチュアルドキュメンタリーにプレゼンターとして出演。「101 Top Experts that Make our Life Better(より良い人生へと導くエキスパートトップ101人)」の中に名を連ね、その教えの深さと大きさから「Mentor’s Mentor(メンターのメンター)」と呼ばれている。毎年来日するほどの親日家であり、日本でも15冊以上の翻訳本やDVDが発売されている。代表作に『人生の答えはいつも私の中にある』『「願う力」で人生は変えられる』など。

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2019年10月来日予定!

「第7期ホリスティックライフコーチ養成講座」
3日間の対面トレーニング
10月12日(土)~14日(月・祝)

約6か月にわたり、アランさんから直接学べる「第7期ホリスティックライフコーチ養成講座」のスタートとなる、3日間トレーニング。この養成講座で修了認定を受けると、プロのコーチとして活動できます。アランさん自身が「人生における最高の喜びの一つ」と言っているほど思い入れの深いプログラムです。

10月19日(土)・20日(日)セミナーを予定!

その他、個人セッションも行います。
詳細は、以下で随時更新中。
アラン・コーエン日本事務局
https://spiritfirst.com/

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『頑張るのをやめると、お金とチャンスがやってくる』
アラン・コーエン著/本田健訳/PHP研究所

 

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