さっき見たテレビで、8年前の当時の福島原発の除染で東電は何の情報も提供せず消防隊と医師たちが死を覚悟で除染していたといふことを放映してゐた。国(行政)はシーベルトの許容量を上げて作業に当たったらどうかという通知をしてきたといふ。それを医師は拒み、消防隊員の安全を確保しつつ除染に当たったといふ。
いったい、国(行政)とはなんなのか。
今も国は福島の除染に対してちゃんとした指揮指導する組織がないといふ。
東電はきちんとせず、国も何もしない国なのだ、日本は。
偽善の国。
自分も偽善者だが、国も東電も偽善者。そして多くの企業も個人も。
今も放射能垂れ流しで解決もしていない状態でオリンピックをするなんて。
偽善の国の住民。そして自分も偽善者。あぁ。
その中で尊い仕事をされてゐる人たちがゐるといふのは頭が下がる。
闇の中の光。
(今井)