こんにちは、エネルギーワーカーのTYA-TYA(チャチャ)です。
私は自身の体調不良をきっかけに、お薬のように働く「波動の世界」を知りました。宇宙語を話すようになり、ホログラムで情報を受け取ったこともあります。
この連載では、神秘的な体験談とともに、「宇宙時代における地球のエネルギーフィールド」についてご紹介していきます。
皆さまにとって、有用な情報となりますように。
※この文章は、高次の存在・Siphoaさんのエネルギーと繋がって書いています。

死を意識するほどの痛みと水への祈り

2006年、私はお産の直後に痙攣に襲われ、その後、体調はどんどん悪化していきました。
診断は「脳脊髄液減少症」とのことでした。横になっていればいくらか楽なのですが、起き上がると金属バッドでぶん殴られたような衝撃が走りました。
「痛い」ではなく、「ヤバイ」という感じで、全身が硬直し、時に耐え難い頭痛と痙攣を起こしていたのです。

私は布団にへばりついて、頭を動かすこともできず、痛みに耐えていました。

「この病気は水と関係しているから、私は世界中の水に祈るためにこうなったのかもしれない」。
そんなふうに考えて、世界中の水に感謝と光を送り続けました
寝たきりでも、祈ることだけはできたからです。

もちろん、自分の体にも祈りました。
神様にお願いもしました。
「神様、今すぐ治してください。もしくは、今すぐ殺してーー」と、呻きながら頭を抱える日々だったのです。

吸い込まれたチューブの先に現れた宇宙空間と老人

ある時、祈りながらも痛みに薄れていく意識の中で、ワームホールのようなチューブに吸い込まれました

キュルキュルキュルキュル・・・スポン!
私は宇宙空間にいました。星や惑星の浮かぶ音のない空間でした。

そこに、幅15センチほどの銀色のレールが現れました。宇宙空間に伸びるレールは直角に何度か曲がり、ステージを作り上げました。
気がつくと、前方に白いひげのおじいさんが立っていました。

イラストテーマ「デネブ爺」

私は駆け寄って、何か言おうとして口を開きました。
すると、おじいさんは右手を伸ばして私を制し、ものすごい圧とともに「まだ早い!」と言ったのです。

私は、逆回しにチューブを抜け、キュルキュルキュルキュル・・・スポン!と、布団に横たわる自分の体に戻りました。

「嫌だ!もう一回、あの場所に行きたい!」と瞬時に強く願った私は、再びワームホールに飛び込みました。そして、キュルキュルキュルキュル・・・スポン!と宇宙空間に出ました。
そこには、シルバーカラーのステージだけが残っていました。

途方にくれた私は、ステージにへたり込み、やがて意識を失っていたのです。

光を世界中に送り続けたら地球が金色に光り始めた

その後のある時、私は布団の上で頭も動かせずに、水に祈りを捧げて過ごしていました。
そして突然、深く理解しました。世界には、病院に行っても治らない、逃げられない痛みが存在しているということを──。

そこで、世界中の、逃げられない痛みに苦しむ人たちに祈りました。光を思い、少しでも痛みが楽になるようにと祈り、感じる光を世界中に送り続けたのです。

すると、地球上の点と点が光り始めました。それらの点が金色の網目状に繋がって光り始め、とうとう地球が金色に光る多面体になりました
神秘的な体験でした。

その後、心なしか体の痛みが楽になったのを感じ、不思議な感覚に包まれたのです。

イラストテーマ「祈る天使」

グリッドに祈りの光を注いだことで人生が激変

今にして思えば、あの時、私は「世界同時遠隔ヒーリング」をしたのでした。
私たちは特定の種がつながるグリッドを持ち、種を超えて生命のつながるグリッドを持っています。
私は世界中の痛みに苦しむ人々を自分と重ね合わせ、人類の属するグリッドに祈りの光を注いだのだと思います。

後で知ったのですが、この祈りは、神聖幾何学による願望実現法でいうところの、最上級魔法のような技に等しかったのです。
つまり私は、思いがけず強力な願望実現法を使いながら、「世界中の逃げられない痛みに苦しむ人たちが、少しでも楽になりますように」と、願いを放っていたのでした。

私は回復に向かいました。
死にそうな痛みから解放されると、人は自然と敬虔な気持ちになるものです。ようやく立ち上がって、近所の観音様の小さな祠まで歩くと、感謝が溢れて手を合わせました。

「ありがとうございます。お陰さまで体が楽になりました。どうぞ、私を平和のためにお使いください」。

どうやら、この2つの願いは聞き届けられたらしいのです。
私はその後、素晴らしい施術家の先生に出会い、その技を学ばせていただくことになりました。商店街の福引でハワイ旅行が当たったり、マウイで師に出会ったり、宇宙語を話したり、チャネリング情報に基づいて祈りの旅に行ったりするようになったのです。

このような自分自身の経験から、種と種を超えた生命の光のネットワークが地球上に存在していること、私たちがそこに属していることを知っていただけたらと思います。

 

TYA-TYA
作家、ライフコーチ、エネルギーワーカー。自身の体調不良を機に気功による癒しに出会い、2006年より学び始める。2011年東日本大震災をきっかけに、エナジー・ワーカーとしての自分を分かち合うべく、人々の)心身の調和をサポートすることを決意。その後、四国・剣山で神秘体験をし、「祈りの旅」を経て本格的な波動の世界の探求に入る。慈愛の波動で、各人の神経系とエネルギーフィールドを美しく蘇えらせ、思考を超える叡智が人生に働き出す「解放・浄化・再接続・再誕生」を促すエネルギーワークを提供している。

https://www.sifoacosmicchannel.com/

イラスト/キタモリケント
赤鉛筆画家。会社経営の傍ら、赤鉛筆画を通して人々の陽転を後押しすることを喜びとしている。2019年7月の終わり、赤鉛筆でイザナギを描いたところ、普通の鉛筆では描けなかった絵が描けることに気づく。目の前に見ている対象物の過去や未来、静物であればそれが生きている姿など、パラレルワールドに在るそのものを描くように心がけている。

 

『シフォア・コズミック・チャンネル』
TYA-TYA著/ナチュラルスピリット

 

 

 

 

 

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