スタピ・オンラインをご覧の皆さんのほとんどは、宇宙系の情報に興味をお持ちかと思います。
そして現在、ちまたで注目されているのが、米国で6月になされるというUFO情報開示の話題。先月から目立ち始めたいくつかの宇宙情報系の記事とともに、目新しいテクノロジーや最近のUFO情報を、かいつまんでドドドーンとご紹介しましょう。
6月のUFO情報開示に向けられたひそやかな期待
まずは、4月10日のForbes JAPANの記事から。
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2021年はUFOの年に? 米政府が「全情報」開示へ
https://forbesjapan.com/articles/detail/40770
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やんわりと多角的にまとめられた感のあるこの記事を要約すると・・・。
事の発端は、昨年12月にトランプ前大統領が署名した「新型コロナウイルス対策法」に含まれていた、“とある条項”。
それは、“米情報機関は、180日以内にUFO(未確認飛行物体)についての全情報を網羅した報告書を、米議会に提出するべき”というもの。
昨年12月から180日目といえば、リミットは今年6月。報告書は一般にも公開されるため、どのような内容か、世間の関心が高まり始めているとのこと。
このような中、トランプ政権時に国家情報長官だった人物が、FOXニュースのインタビューにこう発言し、報告書への関心がいっそう高まることに。
「率直に言うと、公表されているよりも非常に多くの目撃事例がある。その一部は、機密解除された」。
それにしても、奇妙に感じるのは、そもそも「新型コロナウイルス対策法」に、UFOの報告書をからめていることではないでしょうか?
なぜに?どのような関係が?とツッコミたいところですが、一説によると、トランプ前大統領は実はIQが半端なく高く、その知性に基づくプランを先見の明のもと、ウイットに富んだ形でベストなタイミングで発信したり、物事を進めていくことで知られています。
であれば、このような斬新な条項が発令されたのも、不思議ではありません。
Forbesのこの記事では、手がかりを求めるべく、世界中で地道に増え続けている謎のモノリスや、米国の「宇宙軍」にも軽く言及しながら、6月リミットとなるUFO情報の機密開示についての推測を展開。
「報告書は当たり障りのない内容かもしれない」「少なくとも、真実が少しは明らかになるだろう」と、淡々とした考察で終わらせていることに、人々に過大な期待をさせない姿勢を感じます。
スタピ・オンラインの「風の特集」でもご紹介している、謎のモノリス。このツインタイプは、モノリスの専用サイトで、現在世界一閲覧する人が多い日本のもの。出現場所といい、2体で鎮座するさまといい、常識にとらわれるな、でも、周囲との調和はお忘れなくという、日本人への深い教えかもしれません。
米国の「宇宙軍」のマーク。2019年12月から編制されたようですが、いつの間にか宇宙軍が活動する時代に突入していたのですね。
ところで、この記事に添えられたアニメーション動画は、なかなかのもの。
今までの100年間にわたるUFO目撃地域が次々と表示されていき、これが本当なら・・・とイマジネーションを刺激します。
というのも、UFOの目撃事例が極端に多いのが米国で、特に東部に集中しているからです。
*引用元/Esri様
何らかの理由で、宇宙人がこの地域を好んで訪れているのか? あるいは、監視目的でパトロールしているのか? 軍事基地との接点として飛来する必要があるのか? それとも、UFO好きで空を見上げる住民たちが多いから目撃数も多いのか?
・・・などと、想像をかきたてられられます。
昨年あたりから三角形のUFOも出現
続いてご紹介するのは、4月16日のCNNの記事。
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未確認航空現象とらえた流出動画は「本物」、米国防総省が確認
https://www.cnn.co.jp/fringe/35169441.html
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この記事で取り上げられているのは未確認飛行物体ですが、インターネット上では昨年から出回っていたものだそう。
確かに、YouTubeも含め、最近ではさまざまなサイトでこの動画が取り上げられていることもあり、目にした方も多いのではないでしょうか?
この三角形の物体は、一見、UFOのような動き方をする米軍の新鋭軍用機「TR-3B」とかなり似ています。
しかし、この映像は米国の海軍要員が撮影したものとのことなので、「TR-3B」ではなく、未知の飛行物体のようです。
このような「未確認航空現象(UAP)」が近年どんどん増える中、先のトランプ前大統領による条項がフックとなり、6月には何らかの情報が開示され、話題を呼びそうです。
大富豪たちの底知れぬ野望は宇宙開発へ
その他にも、ここ最近、大富豪たちの宇宙開発熱が話題にのぼっています。
テスラ社と宇宙開発企業スペースXの最高経営責任者で有名なイーロン・マスクは、通信用衛星「スターリンク」を3月だけで240基も(!)打ち上げています。
一度に打ち上げる数は数十基にも及ぶため、現在、地球の軌道上に1300基以上が周回しているそう。
最先端機能を搭載した通信用衛星「スターリンク」。
これは、従来よりも遅延の小ない高性能インターネットを叶えるためですが、今後打ち上げる衛星の数は4万基以上を予定しているそうなので、その膨大さに絶句します。
かたや、Amazonの最高経営責任者のジェフ・ベゾスは、4月14日、自身で設立した宇宙開発企業によるロケット打ち上げを成功させたそう。
有人飛行に向け、すでに15回目とのことなので、イーロンマスク同様、地上を凌駕するのみならず、宇宙にまで手を伸ばす底知れぬ野望を感じさせます。
時代は「空飛ぶ車」が実用化寸前に
宇宙への進出が進む中、地上では、「いつの間に!?」と思うほどのテクノロジーの進化が。
そのひとつが、「空飛ぶ車」。遠い未来の話ではなく、各国で開発された車が悠々と空を飛ぶことにすでに成功しているのです。
これはもう、車というより、個人で飛行機を所有するようなもの。
スロバキアで開発されたのは、滑走してから飛ぶタイプ。3分かけて、車から飛行機に早変わり!
車に近い見た目で、ごく自然に空へと飛び立つ様子に違和感を感じさせないのが、なんとも見事です。
*引用元/ZA様
オランダでは、世界初の折りたたみ式プロペラを搭載した空飛ぶ自動車が、10年にわたるテスト走行を重ね、ヨーロッパで初の公道を走る認可を取得し、あとは発売を待つばかり。
この動画では、空を飛んでいる姿がないのが残念ですが、いかにも空を飛びそうなリアルさがムンムンと伝わってきます。
*引用元/PAL-V様
世界に追いつくべく、急ピッチで開発を重ねる日本の企業「スカイドライブ」が行った、有人飛行テスト。まるで、ヘリコプターとドローンをミックスしたかのような風体です。
*引用元/SkyDrive Inc様
同じく日本の企業「スカイドライブ」より。CGでのリアルシミュレーションとはいえ、こ、これは・・・。やはり、地上での渋滞を避けてスピーディーに目的地に行き着くためには、こうなっていくのでしょうか?
*引用元/SkyDrive Inc様
ドバイでは、2017年に警察用「ホバイク」の走行テストに成功。交通渋滞に巻き込まれることなく、宙を飛ぶバイクで現場へと出陣! そろそろ実用化されるのでしょうか?
*引用元/HOVER OFFICIAL様
洪水にも衝撃にも強いサバイバルカーが誕生
車の進化は、空を飛ぶばかりじゃありません。今までの車の概念を超えるような、驚愕のサバイバルカーが実用化されているのです。
それが、先に登場したイーロン・マスク率いるテスラ社の「サイバートラック」。
まずは、その斬新すぎるデザインに目が釘付けになります。
スポーツカーとトラックをハイレベルにミックスした性能は、外部らの衝撃にビクともしない頑強さ、洪水にも屈しない構造、3.4トン以上を牽引できる圧倒的なパワーなど、目を見張るばかり・・・。
*引用元/TechDivision様
ちなみに、こちらが「サイバートラック」の突き抜け感がより具体的にわかるプロモーション&販売ページ。
SF映画に登場する未来カーのようなこの車を見ていると、一気に次元がシフトしたようなクラクラ感が味わえます。
2021年前半のUFO飛来は集団化の傾向に?
最後は、今年公開されたUFO動画の中から印象的なものたちを、いくつかピックアップしてご紹介しましょう。
3月に現れた、メキシコのグアダラハラ上空に現れたUFO群。その数、なんと2000機以上! 間近で見たら、どれほど衝撃を受けることでしょう・・・。
*引用元/SECRET SPACE TUBE様
4月8日公開。ウクライナの上空に現れたオーブ型の謎の物体。どうやら、UFOだったということなのでしょうか? ゆらゆらとホログラムのように揺れ動く様といい、説明し難い現象が収められています。
*引用元/Atlantica Evolution様
こちらは、4月10日にカザフスタンの山に現れたUFOの集団。青空にポツポツと点在する様子は、まったりとしているかのよう。こんなUFOたちを目撃したら、度肝を抜かれるというものです。
*引用元/SECRET SPACE TUBE様
4月6日、インド上空に現れたUFO群。こじんまりとした形容し難い編成具合と、ややギクシャクした動き方が独特です。
*引用元/SECRET SPACE TUBE様
これは2021年でなく、昨年末のもの。12月4日、カリフォルニアに現れた複数のUFOが、点滅しながらゆっくりと飛行しています。
*引用元/Atlantica Evolution様
こうしてみると、わざわざ光を点滅させたり、ホログラムのような形で現れたり、UFOなのにスロースピードだったり、予想もしない大軍で飛行していたり・・・、目立つことを前提に飛行しているとしか思えません。
彼らは何をアプローチしているのでしょう?
いずれにしても、人類の意識を揺さぶり、宇宙レベルへと目を向けさせてくれていることに変わりはないようです。