秋山眞人氏の『Lシフト』(秋山眞人、布施泰和 共著/ナチュラルスピリット)という本を読んだ。霊的な存在と宇宙人は違うと説明しているが、その区別がいまひとつわからない。
ずっと昔は宇宙人というのは地球人と同じような肉体を持ち、ナットとボルトでできた宇宙船に乗ってやってくるものだと決めつけられていた。今はそのように考えず、物質的に出現したり消えたり、瞬間的に移動したりすると考えられるようになった。

もちろんそのほうがはるかに自然だと思うが、こうなると霊的な存在と物質的宇宙人の境界線がいまひとつ不明になってくる。
というよりは、わたしの考え方ではなんでもあり、ということで、霊的な存在であり物質的に出現できるものもあれば、空気にまでしか降りてこれないような、中途半端な物質化しかしない宇宙人とか、無数のパターンで考えたい。このあたりでは、地球人的な信念体系を次々と壊して、いままでは絶対に想像不可能だったようなものもあり、というふうに決めたい。

で、あらためて秋山氏が言う霊的なものとは何かと考えたりもする。そもそも秋山氏は誰よりも霊的なものには詳しいはずだ。世の中では霊というと、だいたい勘違いして、幽霊などを見ても、霊だと思い込むが、これは正しい言葉の定義が世の中に浸透していないせいだ。
霊魂という時、霊と魂を並べており、霊と魂は違うのだということをはっきりさせる。さらに魂魄という時、魂と魄は違うということも示している。

で、わたしは人間の仕組みは、霊魂魄プラス物質身体と定義する。霊はメンタル体で、魂はアストラル体。魄はエーテル体。その後、物質的身体がある。
霊魂の両方とも、個人性というものがなく、とくに霊というのはまったく個人に関係しない普遍的なもの、非局在的なものだ。
人間が死んだとき、身体から魄が剥がれる。すると霊魂魄があり、次に魄が分離して、霊魂が残る。その後、霊魂から魂が脱落して、霊が残る。
秋山氏が言う霊的なものは、たぶんこの霊を示さず、一般的にみんなが言う霊に近いものだろう。

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