かつてアメリカには、「米陸軍遠隔透視部隊」というものが実在した。それは、遠隔透視(リモートビューイング)の能力を訓練された者たちの部隊で、大きな成果を上げていた。
今回は、この部隊の中心的なインストラクターだったエド・デイムス少佐が見た、近未来の光景を紹介しよう。

対ソ情報戦で結成された遠隔透視部隊

その前に、エド・デイムス少佐と聞いても馴染みのない読者もいると思うので、彼とその背景について簡単に解説しておきたい。
エド・デイムス少佐は、国防省諜報庁の「遠隔透視部隊」に所属する情報作戦の将校だった。

遠隔透視部隊で活躍したエド・ジェイムス。

1970年代初頭、スタンフォード大学に付属する研究機関「Stanford Research Institute」(通称SRI)は、超能力研究の一環として「リモートビューイング」と言われる遠隔透視の研究を行っていた。
この研究の協力者であり、後に研究の一部を指揮するようになった人物がインゴ・スワンで、SRIで多大な成果を残した。

この成果に注目したのが、国防省諜報局(DIA)であり、諜報活動を専門に担当する部局である。
当時は米ソの冷戦下だったため、ソビエトを標的にした情報戦が活発に行われていた。諜報局が対ソ情報戦で優位に立つためのテクノロジーを求めている中、注目したのが、おりしもスタンフォード大学で大きな研究成果をあげていたスワンのチームだった。

そこで、70年代後半からスワンの指揮のもと、陸軍などから派遣された情報将校や科学者が加わり、「国防省諜報局遠隔透視部隊」が結成されることになった。この部隊には、日本でも有名になったジョー・マクモニーグルも在籍していた。
デイムスは、カリフォルニア大学バークレー校を卒業後、米陸軍に志願し、情報将校となった。80年代前半に陸軍から派遣され、遠隔透視部隊の一員になったのだ。

この部隊は、対ソ情報戦において目覚ましい成果を残したとされる。「ソビエト国内の核ミサイル基地の配備状況」を透視したり、「地下秘密基地」の存在を発見した。

だが、ソビエトの崩壊から4年経った1995年、冷戦は完全に終了。もはや、ロシアや他の共和国を敵視する必要がなくなったとの判断から、国防省は予算を打ち切り、遠隔透視部隊の解散を決定した。
その後、部隊は再結成されることなく、現在に至っている。

ポイントはやってきた答えを正しく解釈すること

この部隊は1970年代後半から1995年の約20年間、諜報活動において数々の成果を挙げた。
現在まで引き継がれている最大の成果は、この部隊が遠隔透視の技術をマニュアル化し、「個人の持つサイキックな能力には一切依存しないスキル」として、標準化したことだ。
デイムスも、こう言っている。

当然、ある程度の個人差はあるが、遠隔透視の能力は誰でも持っていて、適切なトレーニングさえ行えば、スキルとして身につけることができる。

 

では、そもそも遠隔透視とは何なのか?
それは読んで字のごとく、遠くにあるものを透視することだが、遠隔透視部隊が開発した遠隔透視の概念は、遠距離にあるものを透視することだけには限定されない。

空間的な距離で言えば「太陽系を越える外宇宙」までを含み、さらに時間的な距離感で言えば「過去や未来に発生したか、または発生する可能性のあるあらゆる事件や出来事」を含む
当然このスキルは、紛失した車の鍵を見つけたり、宝くじの当たり番号を予想したりという、身近な用途にも使うことができる。

このようなことが可能になるのも、人間が持っている無意識にはもともと驚くべき能力があり、その一つが遠隔透視だからだ。
なので、遠隔透視とは次の点がポイントとなる。

1)無意識が持つ透視能力を引き出し、
2)無意識が顕在意識に向けて返してくる答えを、正しく解釈すること

特に、顕在意識と異なり、無意識はイメージなどの象徴的なものを言語として使ってコミュニケートしてくるため、その意味を正しく把握するには、解釈する方法を知らなければならない。

解散後のメンバーは遠隔透視に関する仕事を続行

1995年に遠隔透視部隊は解散し、インゴ・スワン、エド・デイムス、ジョー・マクモニーグル、ラッセル・タークなどのメンバーは、それそれ独自の道を進んだ。
そのうちの多くが、遠隔透視サービスを提供するコンサルティング会社や、一般向けの遠隔透視セミナーを提供する研修会社を設立した。

デイムスも、サイテックというコンサルティング・研修会社を設立し、一般向けに遠隔透視の研修を行うとともに、企業や政府組織に遠隔透視結果を提供するコンサルティングサービスを行っている。

現在、彼はサイテック社のホームページで発信するとともに、全米で300万人のリスナーを持つラジオ番組「Coast to Coast AM」のようなポピュラーなラジオ番組に不定期に出演し、未来を遠隔透視した結果を報告している。
的中率は決して高くはない。2004年に発生したスペイン、マドリッドの「地下鉄テロ」のように、事件が起こる数週間前に予想し、ずばり的中したものもあるが、多くの場合、ほとんど外しているか、まだ実現していない。

透視で観えた太陽フレアの直撃「キルショット」

そうした中で、特に注目されているのが、「巨大太陽フレアが地球に直撃する」という予想である。
あまりに巨大な太陽フレアにより、地域によっては人間の生存が脅かされる環境になるという。デイムス少佐は、これを「キルショット」と呼んでいる。

だが、キルショットが起こる時期を、明確に予測することは非常に難しい。なぜなら、無意識には「現在、過去、未来」という明確な時間感覚がないからだと言う。
遠隔透視で未来のイメージを得る場合、それは、遠くにある山を見るような感覚と似ている。遠くの山を見ることができても、山の正確な距離は分からない。距離を図る基準となるものがないからだ。

遠隔透視もこれと同じようなもので、どのようなことが起こるのかという、未来のイメージは明確につかめるが、それが起こる時期を予測するのはかなり難しい
しかし、これを予測する手立てがないわけではない。それは、「キルショットに先行して起きる出来事」を知ることであり、どのような出来事の後にキルショットが発生するのかを予測することができる。

キルショットの手前で起きる5つの出来事

キルショットに先行する出来事は、次の5つである。
デイムス少佐はこれを1999年、「Coast to Coast AM」でのインタビューで公表した。

1)史上最大規模の太陽フレアの発生
2)植物に感染する病原菌の拡大
3)日本の巨大地震と放射能事故
4)北朝鮮による核攻撃
5)スペースシャトルのような宇宙船の強制帰還

この5つの出来事の後に、巨大太陽フレアの直撃があるという。
すでにこれらの出来事のうち、3つは起こっているので、順を追って解説しよう。

1)史上最大規模の太陽フレアの発生
観測史上最も激しい太陽フレアは2003年11月4日のもので、人工衛星や惑星探査機に影響が及び、国際宇宙ステーションでも念のため、避難が行われた。
幸いにも、このフレアは地球に向かわなかったので、被害は限定的で一時的なものだった。
このフレアが地球を直撃していたら、今のIT社会の繁栄はなかったかもしれないと言われている。この観測史上最大の太陽フレアは「X28」(※)の規模であった。
※太陽フレア(太陽面の巨大爆発)により放出される多大なエネルギーと粒子は、そのX線量に応じて「A、B、C、M、X」の5段階でレベル分けされる。M1の10倍がX1であり、その28倍の強さにあたるのが「X28」。そもそも、Xレベルは滅多に起こらない。

2)植物に感染する病原菌の拡大
2007年にUG99と呼ばれる小麦病菌が東アフリカ一帯から拡大し、ヨーロッパ南部にも被害をもたらした。

3)日本の巨大地震と放射能事故
説明するまでもなく、2011年の東日本大震災と放射能漏れ事故のことだ。デイムス少佐は、2003年の「Coast to Caost AM」のインタビューで次のように述べていた。

原子力発電所が地震で崩壊し、新たなチェルノブイリ事故が起こる。この発電所は日本のものなので、
少なくともマグニチュード7.8の地震には耐えられるように設計されている。これから起こる地震はこれよりもはるかに大きいということだ。

 

我々は2011年の311を知っているので、この予想はかなり正確だったことが確認できる。
そして、気になるのはやはり、4)の北朝鮮による核攻撃と、5)のスペースシャトルに似た宇宙船の強制帰還である。

4)北朝鮮による核攻撃
北朝鮮の核攻撃に関して、数年前のインタビューでデイムス少佐は次のように述べていた。

私は、北朝鮮が核を持っているとは思われていなかった時期に「北朝鮮は核をすでに保有している」と言っていた。
はからずもこれは的中した。
もちろん、北朝鮮は核兵器を持っている。
遠隔透視では、その一つは、米潜水艦を撃沈するために開発した「核搭載の機雷」であることが明らかになっている。

北朝鮮は怒りから核を爆発させる。これは普通の出来事ではない、歴史的な出来事となる。

 

また、デイムス少佐が公開したビデオには、北朝鮮の核ミサイルの発射を遠隔透視した際に描いたスケッチが出てくる。
これを見ると、ちょうど日本の神奈川県、座間市あたりが攻撃目標になっていることが分かる。座間市は、「米軍の座間基地」がある場所だ。
ビデオではこれにはまったく触れることなく、映像だけが流される。

5)スペースシャトルのような宇宙船の強制帰還
この宇宙船は、アメリカのスペースシャトルとは限らないとしている。米軍は「ネイサンプロジェクト」のようなスパイ衛星の計画を持っているが、これに使われる宇宙船はスペースシャトルと同じタイプだ。
また、他の国々や民間の会社も、スペースシャトル型の宇宙船を建造している。

だから、地上に早期に帰還させられるのが、今のスペースシャトルとは限らない。いずれにせよ、太陽活動があまりに活発になるので、強制帰還が命じられるという。
この出来事が起こった後、どのくらでキルショットが発生するのか、残念ながら判断がつかないらしい。
だが、「これまで記録されたことにないような大気の現象」が起こり、地上で戦闘している兵士は敵も味方も空を見上げ、そのまま家に帰ってしまうような奇妙な出来事も起こるという。
これが、キルショットの始まりだ。

今後の地球を遠隔透視した最新情報

このような遠隔透視能力を持つエド・デイムス少佐だが、今年7月10日に「Coast to Coast AM」に出演した。
以下に、最新情報となるインタビューを掲載する。

北朝鮮・中国・台湾について

●私は7月3日にキム・ジョンウンの状態を遠隔透視したが、彼はベッドに寝ていた。明らかに健康問題を抱えているが、死んでいるのか眠っているだけかは分からなかった。
キム・ジョンウンの動静に関しては、詳しいことが分かれば伝えたい。

●今、北朝鮮ではキム・ジョンウンの妹が実質的に権力を握りつつある。しかし、この人物の権力掌握に反発する勢力もあり、まだ十分に権力を掌握しきれていない。

●中国は台湾を併合することになるだろう。中国は、「台湾併合に向けての50年にわたる長期計画」を持っている。

●私は中国語も話すし、中国本土にも友人が多い。私が米陸軍の情報将校だった頃、遠隔透視で何度も中国に潜入し、機密情報を得ようとしたことある。
しかし、遠隔透視でも中国の情報を得るのは非常に難しかった。なぜなら、中国の計画は50年と非常に長期のものなので、今の動きに影響する短期の計画を見つけることは困難だった。

●中国は、台湾を併合する確実な計画を持っている。また台湾国内にも、中国との併合を望む声もある程度ある。
中国が台湾を併合するときの最大の障害になるのは、アメリカ軍の存在である。

●中国は、「米軍を別の地域に釘付けする戦略」を実施している。今、中国は南シナ海で支配地域を拡大しており、その動きを抑止するために米海軍は2つの空母機動部隊を派遣している。
中国の目的は、米海軍をこの地域に釘付けにすることであり、本当の目的は南シナ海ではない。台湾の併合だ。

●このようにして中国は、戦争をすることなく、台湾を併合する計画を着実に進めている。

新型コロナウイルスの原因と対策

●遠隔透視で分かったことは、新型コロナウイルスは武漢にあるウイルス研究所の事故により漏れ出てしまったものだったことだ。
しかし、このことは新型コロナウイルスの存在が発表されるもっと前に起こっていた。つまり、中国におけるウイルスの蔓延は以前から起こっていた。

●武漢のウイルス研究所は、生物兵器に対抗できるワクチンの開発を行っていた。そのときに使われたウイルスが、新型コロナウイルスである。それが、誤って漏れ出てしまったのだ。

●一方、新型コロナウイルスの感染を防ぐには、感染後に回復した患者の血小板を注入する方法が有効だ。コストもとても安い。
しかし、感染の拡大を本当に抑止できる方法は、免疫系の強化だけである。

●だが残念ながら、今年の秋から蔓延はさらに拡大する。多くの都市が再度ロックダウンされると同時に、サプライチェーンが寸断され、スーパーなどから商品が消えるような事態になるだろう。
感染を拡大させているのは、公共交通機関を使う人々の移動である。

キルショットがもたらす破壊

●私が米陸軍遠隔透視部隊に在籍していた頃、何がアメリカの脅威になるのかを透視していた。
その結果、わかったのは、巨大な太陽フレアの直撃だった。これにより、地球上のすべての電力網は壊滅し、社会インフラも破壊される。

●来年あたりから、世界で死者数が急速に増加するだろう。増加の原因は、飢餓によるものである。そのような事態は、新型コロナウイルスのみならず、キルショットの直撃によってももたらされる。

●すでに各国の中央銀行をはじめ、多くの銀行はキルショットに備えている。社会を支配するためには経済をコントロールできなければならないが、銀行は支配体制を維持するために、災害後の経済再建に備えている。そのとき、経済はすべてデジタル化され、現金は消えるだろう。

ビッグフットは人類の意識を進化させる存在

●私は遠隔透視で、ビッグフット(雪男)の実態を捕えようとしてきた。これはまさに、私のライフワークである。
雪男は我々が想像しているような存在ではない。彼らは異なる世界からポータルのようなものを通していきなり現れ、また戻って行く

●彼らは強いテレパシーを持ち、まったく攻撃性がない。彼らがやってきた世界がどこなのかは、よく分からない。もしかしたら、未来の地球かもしれない。

ビッグフットは、壮大なシステムの一部であることが分かる。彼らは、我々がグレイと呼ぶ地球外生物と深く関係している。
グレイは、人類の意識の進化を加速させようとしているようだ。雪男はそのためのシステムの一部である。

***
以上である。
久しぶりにエド・デイムス少佐のインタビューを紹介したが、相変わらず奇想天外な話だった。どこまで実現するだろうか?

※編集部より/ご紹介している内容は、予言等の断定的な表現もございます。1つの視点としてお読みください。

高島康司
たかしまやすし/コンサルタント、世界情勢アナリスト。北海道札幌市生まれ。子ども時代を日米両国で過ごす。早稲田大学卒業。在学中、アメリカ・シカゴ近郊のノックス大学に公費留学。帰国後、教育産業のコンサルティング、異文化コミュニケーションの企業研修などのかたわら、語学書、ビジネス書などを多数著す。世界情勢や経済に関する情勢分析には定評があり、『未来を見る!『ヤスの備忘録』連動メルマガ』で日本では報道されない情報を発信。毎年多くのセミナーや講演に出演し、経営・情報・教育コンサルタントとしても活躍している。
主な著作は、『2020年アメリカは分裂する! 』『望みなき時代の幸福論』(以上ヴォイス)、『日本人が「英語ペラペラ」を本当に実現できる本』(講談社)、『なぜ予測をはるかに超えて進むのか』(ヒカルランド)、『論理的会話トレーニング』(アスカビジネス)、他多数。

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