2020年が明けた。いよいよ、精神的にもさまざまな変動が予測されている2020年代の幕開けだ。

年明け早々、米トランプ政権は、「イスラム革命防衛隊」の一部門である「コッズ軍」の司令官、ソレイマニ将軍をバグダッドで暗殺した。
将軍は貧困から身を起こした人物なので、イラン国内では人気が高く、非常に愛された人物であった。そのため、この暗殺はイランとアメリカの報復合戦の引き金となり、最終的には第3次世界大戦にもなってしまうのではないかという、不気味な懸念さえ抱かせた。
トランプ政権がイランのミサイル攻撃に対して報復しなかったので、今は一時的に小康状態を保っているが、世界の株式相場は暴落し、金と円は高騰した。

また、1月12日に行われた台湾総統選挙では、中国からの独立志向が強い祭英文が、圧倒的な得票率で勝利した。これに対して、中国は強い不快感を表し、今後両国の関係が緊張することが予想された。
香港では、元旦早々から大規模な抗議運動が始まり、今年は昨年にも増して激しい衝突が起こることを予感させた。

このように、年明け早々から大きな変動が相次ぎ、2020年は昨年以上に激動の年になることが考えられる。
2020年に関しては、イギリスの著名なサイキックで70%の的中率を誇るクレイグ・ハミルトン・パーカーの予言を以前ご紹介しているので、参照していただきたい。

2029年2月3日、みずがめ座時代の初期が終わり新時代に入る

今回は、こうした世界情勢や社会変化など、目に見える表層の変動ではなく、人間の意識の進化や、その根源的な変化の方向性を見据えてみたい。
それにあたり、2029年2月3日に転換点を向かえる「みずがめ座の時代」をひとつのキーワードにして、我々の精神的な覚醒と変化の様相を探ることにする。

この連載で、いく度となく紹介しているスイス人のビリー・マイヤーがコンタクトしている地球外生物、プレヤーレンによれば、「みずがめ座の時代」をこう説明している。

●「みずがめ座の時代」に突入したのは1844年。
●「みずがめ座の時代」の「初期」は、1844年から2029年までの185年間。
●「初期」は2つに分かれ、最初期が1844年から1937年2月3日まで、初期の後期が1937年2月3日から2029年2月3日まで。
●2029年2月3日からは「みずがめ座の時代」の初期が終わり、新しい時代に突入する。この日を過ぎると、プレヤーレンは地球におけるすべてのミッションを終了し、これ以降は二度と人類とコンタクトすることはない。

 

2029年2月3日までには、あと9年しかない。この期間に「みずがめ座の時代」の初期が終了し、新しい時代に入る。
「みずがめ座の時代」の重要なテーマは、人類の意識進化である。人類の精神性が根源的に変化し、なんらかの覚醒が起こる時期とされている。
あとたった9年でその初期が終わるということは、すでに我々の意識の進化と根源的な変化は始まっており、その過程は2029年になると、さらに加速すると解釈することができる。
だとするなら、意識の進化とはどのような状態なのか、イメージを具体化しておくべきだろう。もしかしたら、すでに我々はそうした進化を体験しているのかもしれないのだ。

セミヤーゼが語る「みずがめ座の時代」

まず、プレヤーレンが語る「みずがめ座の時代」とはどういうものなのか、彼らの説明を参照して見よう。
以前にも紹介したが、イメージを具体化するために、再度見てみることにする。
これは45年近くも前の、1975年3月21日に行われた「第9回コンタクト」の記録だ。マイヤーが会話しているのは、「プレヤーレン」の女性、「セミヤーゼ」である。

以下の記事中の囲み内の青い文字が、プレヤーレンが実際に語る「みずがめ座の時代」がもたらす変化についての内容だ。

この部分だけでは、2029年にひとつの転機を向かえる「みずがめ座の時代」に、人類のどのような精神的な変化が起こるのか、必ずしも明記されているとは言えない。

しかし、プレヤーレンとの最近のコンタクト記録を見ると、意識の進化とは具体的にはどのような状態なのかを示すヒントがあるのが分かる。
それは、2019年10月22日に行われた「第722回コンタクト」の一節だ。これは「プレヤーレン」の言う進化した意識がどういうものなのか、有力なヒントを与えてくれる。

動物も人と同じ生命です。宇宙生命、大我、真我など言葉は違っても意味は同じで、宇宙の創造の力で形ができ、宇宙生命が宿りました。
これを魂 生命、心という言葉で表してもいいですが、意味は同じです。

宇宙生命は一つなのです。そこから物質的形態の違うものに、人と同じように宇宙生命は宿ったのです。
同じなのです。すべての生物が同じものからできた生命です。

生命は普遍的です。この厳然たる事実に気づき、あらゆる生命を大切にすることが、精神性を高める一歩です。

 

これは、人間も含め、生きとし生けるすべての生命は、根源的な宇宙生命が創造の法則にしたがって物質化した姿であり、生命としては普遍的という意味だ。
その点、人間も動物も違いがないということだ。それは、“宇宙生命という根源からあらゆる生物を見て、体験する”というまなざしだろう。ワンネスの視点と言ってもよいのかも知れない。

長くなるので引用は控えるが、この後プレヤーレンは、こうした厳然たる宇宙的な事実を理屈として知るのではなく、自らの体験として身体的に実感しなければならないと主張する。
つまり、宇宙生命という大本の根源的な生命の息づかいを自分の内面にも感じると同時に、イヌやネコなどの動物を含めた周囲の自然環境全体から、宇宙生命の鼓動を確実に実感するということだろう。

これは、理屈とか理解ではない。体験として強く実感するということだ。
そうは言っても、理解と体験の違いはちょっと難しいかもしれないので、音楽などに例えると分かりやすくなるだろう。
例えば、ベートーベンの第9交響曲をまったく聞いたことがない人がいたとしよう。楽譜も読めない。そうした人に第9がどういう音楽であるのか言語で説明しようとしても、難しいだろう。
理屈としては、素晴らしさが理解できたとしても、第9のもたらす感動は分からないはずだ。第9の本当の素晴らしさを知るには、実際にこれを聞いて、体験するしかない。

これと同じように、宇宙生命の現れを自己自身の中に感じると同時に、動植物を含めたすべての自然環境にその宿りを感じるというのは、まさに第9を聞くように実体験として経験しなければならないということだ。
それを実際に体験し、宇宙生命という大いなるものの視点から、あらゆる存在を捉えるような意識の状態になることを、プレヤーレンは「意識の進化」と呼ぶ

こうした体験は、ある時期になると人類が一挙に、それも集合的に体験するというものではないようだ。
そうではなく、個人それぞれが実感する個人的経験として静かに始まり、それが時間をかけて大きなうねりになっていくという変化だ。
個々人の目立たない小さな体験が、知らず知らずに滔々たる流れとなり、社会と世界を根本から変化させるというものだ。

アニマル・コミュニケーターの世界最高峰、アンナ・ブレイテンバック

そうは言っても、“人間を含めたすべての生命ある存在に、根源的な宇宙生命の現れを見る”という体験が本当はどのようなものなのか、実感するのは難しいかもしれない。
そんな中、その世界がどのようなものなのか、垣間見せてくれる人物がいる。それは、アンナ・ブレイテンバックである。


彼女は、この人以上の人物はいないと言われる世界最高レベルのアニマル・コミュニケーターである。南アフリカ、ケープタウン大学では経済学と経営学を専攻し、長い間、大手IT企業の管理職だった人物だ。
自分の体験を感性的に語るのではなく、高い知性に裏打ちされた知的で繊細な言葉で、宇宙生命の現れである動植物の世界を淡々と語る

現在は南アフリカ、イギリス、アメリカなどで政府の環境保護政策を支援したり、野生動物保護のNGOと協力し、問題行動を起こす野生動物と直接コミュニケーションして、そうした行動を行わないように説得したりしている。
また、ネットテレビのインタビューに出演したり、年数回のセミナーを開催している。残念ながら、彼女の存在は日本ではまったく知られていない。

2014年には南アフリカで彼女のドキュメンタリーが撮られ、その驚くべき能力が公開された。
彼女が海の岩場に手をやると、大量の魚の群れが集まってくる。魚はさも喜んでいるかのようだ。また、野生動物保護センターにいるクーガとコミュニケーションしたところ、彼は経験した過去のトラウマを話した
アンナによると、動物は基本的に人間と同じ繊細な感情を持ち、人間となんら変わらないという。

以下がそのドキュメンタリーのリンクである。英語だが、ぜひ見てほしい。

アンナ・ブレイテンバックはインタビューで次のように言う。

私たちの周囲の動植物は、すべてお互いにコミュニケートしています。その状態は、繊細なコミュニケーションのネットワークのタペストリーのようです。壮大なシンフォニーを奏でるタペストリーです。
私たち人間だけが、この普遍的なタペストリーから排除されているのです。しかし、どんな人間でもちょっとした訓練で、この秘められた能力が開花します。

このタペストリーに参加し、それを実感することが、プレヤーレンが語る宇宙生命の現れとして、生命を実感する方途ではないだろうか?

「宇宙生命は一つなのです。そこから物質的形態の違うものに、人と同じように宇宙生命は宿ったのです。同じなのです。すべての生物が同じものからできた生命です」(セミヤーゼ)

***
以上である。
アンナ・ブレイテンバックが語る世界を、次回から詳細に紹介しよう。

 

高島康司
たかしまやすし/コンサルタント、世界情勢アナリスト。北海道札幌市生まれ。子ども時代を日米両国で過ごす。早稲田大学卒業。在学中、アメリカ・シカゴ近郊のノックス大学に公費留学。帰国後、教育産業のコンサルティング、異文化コミュニケーションの企業研修などのかたわら、語学書、ビジネス書などを多数著す。世界情勢や経済に関する情勢分析には定評があり、『未来を見る!『ヤスの備忘録』連動メルマガ』で日本では報道されない情報を発信。毎年多くのセミナーや講演に出演し、経営・情報・教育コンサルタントとしても活躍している。
主な著作は、『2020年アメリカは分裂する! 』『望みなき時代の幸福論』(以上ヴォイス)、『日本人が「英語ペラペラ」を本当に実現できる本』(講談社)、『なぜ予測をはるかに超えて進むのか』(ヒカルランド)、『論理的会話トレーニング』(アスカビジネス)、他多数。

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