舛岡はなゑインタビュー〈3〉追求したいのは自分を好きで大事にできる「自分軸」のある生き方

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ナチュラルスピリットのロングセラー『喜びから人生を生きる!』(アニータ・ムアジャーニ著)を読んで、その内容を絶賛し、同書を公式ブログでご紹介してくださった、舛岡はなゑ(ますおかはなえ)さんと、斎藤一人さん。
なんと、舛岡さんは『喜びから人生を生きる!』に書いてある生き方のアドバイスを、まさに地でいく「我慢しない人生」を歩み続けていらっしゃいます。前回からの続きをお届けしましょう。

バシャールと一人さんの教えは同じ

──舛岡さんは読書家とお聞ききしましたが、『喜びから人生を生きる!』の他に、印象的な本はありましたか?

私、「ある宇宙人さんの本」とかも読むんですけど、その内容が一人さんの話すことと同じなんです。その宇宙人とは、地球よりも3000年先に生きているエササニ星人らしいんですけど。
まるで、最初にお会いしたときの一人さんが話してくれた内容と同じまったく同じ! だから、一人さんって、アセンデッド・マスターが人間になったとしか思えないですね。

──その宇宙人とは、バシャールのことですよね? 去る6月に開催された、本田健さんとダリル・アンカさんの対談にご参加されたと伺いましたが。

そうなんです(笑)。あのような講演会に参加すると、とても私の講演会の肥やしになりますし、話されていることが全部わかりますね。だから、改めて一人さんのすごさを実感しました。ずっと昔から、彼らの話されていたようなことを一人さんに教わってきましたから。

昔、まだ私が喫茶店を経営していたとき、一人さんが最初に教えてくれたことが「まず、自分を愛してから、次に他人を愛しな」でした。私は、「なんで自分を愛するんですか?」と一人さんに尋ねました。だって、これ以上自分を愛したら、どれだけ自分を優先することになっちゃうの?と思ったからです(笑)。
そうしたら一人さんが、「はなちゃん、この世の中には自分を愛していない人がいっぱいいるんだよ」って。私はその言葉の意味がさっぱりわからなかったんです。

でも、まるかんの仕事を始めて、講演会などで多くの方たちとお会いしていくうちに、だんだんとその意味がわかるようになりました。いっぱいいました、自分を好きじゃないっていう方たちが。
それは私にとって大きな発見でしたね。みんな、親から同じことは教わっているんです。でも、「根本的にステージが違うんだ」ということがわかったんです。

私は、人というのは「自分と他人とが一緒だと思っている」と思うんです。でも、人生は「自分と他人とは一緒じゃない」、そこが学びじゃないですか。
根本的に、私は「自分が嫌い」という人がいることがそもそも信じられなかったし、知りもしませんでした。もし、一人さんに教わらなかったら、一生、無知のままだったかもしれないです。

講演会などで、「自分を嫌いな人がいるとうことを知って驚いだんですよ」とお話しすると、その発言に驚く人たちがいっぱいいました。彼らにとってはずっと「自分が好きな人っているの?」と思っているわけです。私とはまったく正反対なのがとても不思議で(笑)。

「自分を大事にできる人」としての生き方を追求

──表面に出さなくても「自分のことを嫌い」と思っている人は、わりといるのかもしれないですね。

私の育った家庭では、自分自身を大事にするということなんてアタリマエに代々受け継がれていたので、いちいち教えたりする必要さえなかったんですね。
両親も自分自身を大事にしていたので、相手がいくら目上であっても、だからといって特別に敬ったりはしなかったし、氣を遣ったりということもしませんでした。納得しなかったら、無理にしなくていいんです。だって、自分が大事だから。

それがアタリマエだったんです。自分を大事にしながら、できる範囲内での親切はする。でも、自分の心を偽ってまでする必要はないということを、私は両親から自然と学んでいました。
ただし、私から見て「自分を嫌い」と思ってしまってる人たちにしても、私の両親からは「目上の人を敬いなさい」「親の言うことは聞きなさい」みたいな教えは受けていたんです。

あるとき、家族全員に「自分を許せるか?」「自分を好きか?」と質問したことがありました。全員が「自分を許せる」「自分が好き」と答えたんです。
「自分を好きじゃない人がいるけど信じられる?」と聞いたら、異口同音に「信じられない。そんな人、いるの?」と答えました。その人にとってのアタリマエの土台(考え方、観念)みたいなものが、まったく違う・・・。
つまり、お互いが実は違う世界に生きているんだなと思いましたね。見えている風景は同じでも、根本の土台が違うから、景色の見え方が千差万別なんじゃないかって。

「自分が嫌いで自分を大事にできない人」というのは、他人の意見を聞き入れて、何が正しいのかを模索しながら、そのまま人生を終えてしまう。これ、他人軸生きまくりの人生でしょ?
私なんかは「自分が好きで自分を大事にできる人」だから、とことんその生き方を追求しちゃいましたよ。一人さんに出会ってから、生き方のルールを発見してしまったので、なおさらですけど(笑)。

知り合いに、人も羨むほど何もかも備わっている女性がいますが、彼女は「自分が嫌いで自分を大事にできない人」なんですね。なぜそうなるのか、その理由は、親や周囲から植えつけられたからなんでしょう。
それこそ、大きな勘違いですよね。もし彼女のように「自分が嫌いで自分を大事にできない人」が、一人さんの本に書かれている生き方をしていたら、そんな勘違いをしなかったことでしょう。

一人さんは最初から、自分軸で生きることが大事であることを知っていたんですよね。
私も驚きましたけど、多くの人たちには「思い癖」があります。一人さんは、「自分に寄り添う」「自分をかわいがる」「自分を愛する」ということを、それこそ忍耐強く教えてくださったんだなと思いますね。そして、一人さんの教えの「取扱説明書」みたいな存在が、私なのかな(笑)。

出していいのは楽しい波動だけ

──「はなゑ隊」の代理店店長の方が、「はなちゃんはスピリチュアルですよ」とおっしゃっていたんですけど。

見えたり聞こえたりというのは、まったくないですね(笑)。臨死体験もありません。幽霊を見たこともなければ、金縛りもないし、過去生の記憶もありませんね。
正直言うと、最初の頃は見えたり聞こえたりする人がうらやましくて、霊能者や占い師が格好良く見えた時期がありましたね。

一人さんはよく弟子である私たち社長仲間に、浄霊の仕方とか、スピリチュアルなことを教えてくれるんです。あるとき、みんなが幸せになるようにとパワーを送ってくれたことがありました。その場では、他の社長さんたちには何がしかのメッセージがたくさん降りて来たのに、私だけまったく聞こえなかったことがあったんです。
私、普段から滅多に落ち込むことがないんですけど、さすがにそのときだけはこたえましたね。
一人さんにそのことを話したら、「見えなければ見えないでいいし、聞こえなければ聞こえないでいいんだよ」と言われました。

ところが、全国を講演会で廻るうちに、よく参加者の方たちから「質問を用意して来たんですけど、その答えがすべてお話の中にあったので質問する必要がありませんでした」というようなことを、ひんぱんに言われるようになったんです。それがとても驚きでした。
私って、聞こえていないけれど、もしかするとその人たちをチャネリングしていたんじゃないかなって。
ハイヤーセルフなのか守護霊さんなのかはわかりませんけれど、自分を応援してくれている「光の存在たち」が、今この瞬間も、ともにいてくれていると思うんですけど、ある意味、同じ波動だから、無意識の選択が最高の選択をしている状態なのかもしれません。

仕事をしていると、知らぬ間についつい周囲に流されて、楽しくなくても一生懸命に頑張ってしまうことがあります。そういうときは、途中で間違った方向に引っ張られているなって感じて、なんとなくとモヤモヤ感が出てくるので、遅くても一時間以内には必ず氣づきますね(笑)。
その状況がいいのか悪いのかがよくわからない場合は、どちらでもいいんです。とにかくやってみて、「何か違うな」という違和感を感じたら止めればいいし、そのまま仕事を続けていてもうまくいく場合もある。

だから、うちの会社では苦しいとか我慢とかのマイナスの波動は出してはいけなくて、出していいのは楽しい波動だけです!
スタッフ全員がワクワク楽しく仕事をしていると、全員にプラスの閃きが降りて来ます。まさに理想的な雰囲氣の中で、みんなが仕事をしているんです。

常にワクワクして人生を切り開けることが大事

──一般的には何氣なく「スピリチュアル」という言葉を使ったりしますが、舛岡さんはその意味をどう定義されますか?

う〜ん、何かしらね・・・。一人さんの教えや『喜びから人生を生きる!』(ナチュラルスピリット)もそうなんですけど、私たちが生きている現世で幸せになるために必要なことが、私の好きな「スピリチュアル」ですね。
でも、一人さんが語ると「スピリチュアル」というイメージじゃないんですけどね。あ、そうか、真理だ! 私にとってスピリチュアルの意味するものは「宇宙の真理」。

よく「2020年には目覚めのゲートが閉じる」みたいな話も聞きますけど、それは私にはよく意味がわからないんです。もうすでに、それぞれの人の波動に別れているというか、違う世界にいる気がします。
今、自分のバイブレーションと合う人としか会わないでしょ。人生は波動だから、人殺しする人は私の身近にはいないですし。
地球のどこかで殺伐とした世界があっても、テレビやネットの情報に触れさえしなければ、そういう世界が存在していることはわからないですよね? でも、そういう殺伐とした世界さえも、やがてはこの地球上からなくなるんだと思います。

テレビを見ていて、殺伐とした情報で心が傷んだり共感するようなら、観てはいけないんです。今の人生に役立ったり幸せになるためには、精神的なことや思いというものが、誰にとっても最も大事です。
一時期「アセンション」という言葉が流行りましたけど、先ほどもお話ししましたように、私としてはよくわかりません。
別に「アセンション」を意識していなくていいんです。それよりも、常に自分がワクワクして、自分の人生の舵取りができて、人生を切り開ける。そっちが大事!
そうしていると、自然とアセンションしてるんじゃないかな。そのことを教えてくれているのが『喜びから人生を生きる!』であり、一人さんの教えじゃないかなと思っています。

── 輪廻転生は信じますか?

私が高校生の頃におじいちゃんが亡くなったとき、色々な思いが頭の中をよぎりました。そして、何かの拍子に「人は生まれ変わる」という確信をもったんです。
両親に「人は死んでも生まれ変わるんだよ」と言ったら、「アタリマエだよ。そんなこと、今頃知ったのか」と言い返されちゃって。私の両親ってすごいんですよ(笑)。

──舛岡さんとご両親との間で「自分を愛する」ことについて語られていましたけど。なんだか宇宙人が会議しているみたいな印象を受けちゃいましたが。

宇宙人会議・・・、そうなのかしら(笑)。
父からは「おまえはずっと自分中心で生きてきたから、地球が自分中心に回っていると思っているんじゃないのか?」と言われたことがあって。確かに言われてみればそうなのかなと(笑)。
ちょうど、社会人として勤め始める頃だったので、父もアドバイスの意味で「社会に出ると納得のいかないこともあるんだぞ。これからは我慢して長い物には巻かれなければならないときもあるんだぞ」と言うので「そんなの絶対嫌だ!」って怒鳴り返しました(笑)。

実際、社会人になってみたら・・・、巻かれなかったですよ。全部、勝ち!
その後、一人さんからは「その行き方でもっと行きな! はなちゃんはね、その方が合ってるから。『出る杭は打たれる』というけどさ、俺たちは杭じゃないしな。出過ぎる杭は打たれないんだから、もっと出ろ」って(笑)。
(この記事を書いた人/丹波-浪速 道)



舛岡はなゑ
ますおかはなえ/東京都江戸川区生まれ。斎藤一人さんの弟子の一人であり、実業家。銀座まるかんはなゑ商店代表取締役。かつて開業した喫茶店「十夢想家」に偶然来店した斎藤さんと、運命的な出会いを果たし、人生が激変。斎藤さんより、名代の任命を一番に指名された講演家でもあり、ハッピースピリチュアル・メイクアップアドバイザーとして、「美開運メイク」のセミナーや「一人道講演会」などでも活躍している。
著書に、『斎藤一人 開運つやメイクと魔法の法則』『斎藤一人 みるみる幸せをよぶ魔法の法則』『斎藤一人 人生も仕事も思いどおりにする魔法の法則』(以上、PHP研究所)、『斎藤一人流 すべてうまくいくそうじ力』(ロングセラーズ)、『斎藤一人 しあわせになれる魔法のルール』(学研パブリッシング)などがある。
斉藤一人 名代MASUOKA HANAEオフィシャルサイト
https://bikaiun.com/

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『喜びから人生を生きる!』
アニータ・ムアジャーニ 著/奥野節子 訳
ナチュラルスピリット/1600円+税

『もしここが天国だったら? 』
アニータ・ムアジャーニ 著/奥野節子 訳
ナチュラルスピリット/1700円+税

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