「まるで魔法!? 身の周りのトラブルが消えてしまう方法」の記事でご紹介したサヤーダさんは、生まれながらのサイキックな能力を活かし、長年活動を続けています。
その実力は、透視や高次存在のチャネリングの他、自ら編み出した「オルハイ・ヒーリング」で、ハリウッドや政界の著名人のカウンセリングも行うほど。
実は思わぬ因果関係がある 劣等感を招く他人の想念の影響
そんなサヤーダさんの聞き逃せないアドバイスを、今回も「ナチュスピTV」の中に発見しました。
「体のコンプレックス・劣等感は、実は自分のエネルギーの問題」と題し、劣等感と他人の想念との思わぬ因果関係がひも解かれています(2016年9月に配信)。
またまた、どういうことか知りたくなってきませんか?
今回ご紹介するサヤーダさんのアドバイスは、コンプレックスが強い人や、子供の頃からのトラウマを抱えて生きている人、劣等感で自己卑下しすぎている人ほど、必見です!
帰国してから、やけに劣等感が気になって自己嫌悪に陥ってしまう相談者より
僕がアメリカから日本に帰ってきた時、以前にもっていたコンプレックスを思い出してしまいました。特に、弟に会った時で、彼は僕より背が高いんです。
アメリカにいる時は、身長なんて全然気にならなかったんです。僕はユニークでしたから。たくさんの背の高い人がいましたし、低い人もいましたし、白人や黒人やラテン人などいろんな人がいて、僕はアジア人で、みな違いがあって、みな特別で。身長なんて気にならなかったです。
それが日本に帰って来て、みな同じように似ていて。弟を見て、自分に似ているなぁ、でも背が高いなぁ、と……。
そういえば、昔コンプレックスをもっていたなぁ、と思い出して。
自分のそういう気持ちが嫌なんです。どうしたらいいでしょう?
サヤーダ
そもそも、あなたの弟が高いことなんて、なんてこともないことよね。なのに、あなたは何年もそのことに対して、よい感じがしていなかったわね。
実は、それは「身長の問題」ではないの。そこがポイントよ。
それは、背が高いとか低いとかに対しての「概念」の問題なの。他のたくさんの人がもっている「見解」でもあるわね。
他の人たちは、背が高い人や背が低い人に対して「見解」をもっているわ。
そういった彼らの「見解」が、あなた(の心模様に)に反映されるの。
それがあなたに、コンプレックスを感じさせるようにするの。たとえ、あなたがコンプレックスに思っていなくても。
あなたはそういった情報を受け取るわ。それは、集団的なもので、
集団としての考え(集合意識)というものが、ひんぱんに自分に効力を与えてしまうの。いい?
ある人たちは、背の高い人はああいう人だろう。背の低い人はこういう人だろうと。
あなたは彼らがどう思おうが気にしないだろうけど、でも、それらはあなたのエネルギーに影響を与えて、あなたを不安定にするわ。わかる?
では、それに対してどうするか。どのようにそれを変えられるか。
あなたは、たくさんのことができるわ。「オルハイ・ヒーリングも一つの方法ね。そうそう、オルハイ・ヒーリングの本にも載っているテクニックを使っても癒せるわ。
それ(帰国してから、相談者の中で起きた心境の変化)は、あなたのトラウマ(が原因になっている)からだもの。
それはとても小さなトラウマかも知れないけれど、トラウマはトラウマよ。だって。あなたを不安定にしているもの。
あなたに劣等感を与えたり、不安定にしたり、自分を疑う状態にするものには、トラウマ的な元となるものが潜んでいるわ。
あなたが、「自分が誰であるか」というアイデンティティーのことだけど、「世間があなたをどのように見るか」ということと、「あなたが世間に(自分を)どのように見せているか」は全く別のものに他ならないわ。
そして、トラウマを癒すいくつかのヒーリングの方法によって、あなた自身がしっかりとした状態になるわ。
彼が背が高いとか、自分が低いとか、他の人がどう思うとか関係なくなる。
他の人たちが自分(あなた)をどう思っているのかに影響されているうちは、真実や自分のパワーに根ざしている状態であるとは言えないわ。
劣等感を感じるのは 他人の想念を拾い上げるから
相談者
僕は、他人が自分をどう思っているかを、気にしすぎているということですか?
サヤーダ
うーん、あなたがどう考えるかというより、周りにいる人たちがどう考えるかが、あなたに影響しているの。そして、そういった他の人たちの考えが、あなたのエネルギーフィールドに入り込むの。
それをあなたが拾い上げて、自分の考え方として投影し、自分のものとしてしまう。そして、コンプレックスを感じたり、不安定に感じたりしだすの。あなたは本来、気にしてないとしても。
私は、「集合的な意識の印影」と呼んでいるわ。
(それにより)あなたは、様々な場所から影響を受けるの。いろいろな人たちの意識だったり、態度だったり。個人個人の思いが、あなたに投影されているの。
あなたはスポンジみたいなもので、そういったものを取り入れてしまう。
良い方法は、まず、自分をスポンジだとイメージしてみて。濡れたスポンジよ。
そして、その濡れたスポンジをギュッと絞ってしまうの。あなたは濡れたスポンジよ。絞っちゃって。
ギュッと絞ることで、あなたのエネルギーフィールドの中にある、欲しくないエネルギーを出してしまうの。そうすることによって、あなたはしっかりとした硬い状態になって、他人の投影がどうでもよくなるの。
他の人たちは、いつもエネルギーを投影してくるわ。だからいつも、自分のエネルギーは小さくして身にまとうの。
「自分を包み込むアワ」のようなエネルギーのイメージね。でも、体から広く離しすぎないことよ。
(これを行うのは)「自分を守る」という意識からではないわ。他人が無意識に投げかける「恐れ」(の想念)から自分を守るためじゃなくて、(大切なのは)自分らしい振動だったり、エネルギーを高める意識。
自分のエネルギーをしっかりした高い状態に保っておくと、他の人の考えや態度は、あなたに影響しない。
でも、そういうような高いエネルギー状態じゃないと、影響を受けてしまう。(なぜなら)自分のしっかりした状態にいないから。
気づいて欲しいのは、他の人の意識や考えに影響されそうな時、自分のエネルギーがしっかりしていなかったら、影響を受けるわ。
逆に言えば、自分のエネルギーがしっかりしていて、クリアで、体の周りにしっかりあれば、全く影響を受けないの。
相談者
なるほど!自分の身長の高い低いではなく、自分のエネルギーがどれくらいしっかりしているか、ということですね!
サヤーダ
そうよ。もし、私が自分のエネルギーを広げすぎて、隣の部屋まで広げているとするでしょ? そうすると、そこにいるいろんな人たちの、どうでもいいエネルギーまで拾ってしまうの。そして、私は影響を受けてしまうわ。
もし、私のエネルギーを小さくして体の周りだけにとどめると、他の人のエネルギーは関係なくなるわ。私は私自身のままよ。他の人がどこを歩いたとしても、私には影響を与えないわ。
スピリチュアルなこと(教え)で誤解されてることは、エネルギーフィールドを大きく保たなければいけないという誤解よ。エネルギーを広く伸ばしたほうがよいというのとは違うわ。
反対よ。エネルギーは(自分の)近くにとどめてね。
あなたのエネルギーフィールドは、体の周りに小さくとどめて。
(うっかりして、エネルギーフィールドを)広くしてしまい、歩いている人とかの影響を受けないようにして。
相談者
そうですね!
サヤーダ
だから、背が高いとか低いとか、関係ないわ。あなたのエネルギーフィールドを気にかけてね。
あなたが毎日やったらいいことは、自分自身の静かな時間をもって、自分の周りにあるエネルギーについて考えて。素敵な小さなアワのエネルギーの中に自分がいる感覚よ。そして、ドアを開けて、どこに行っても誰と話しても、あなたは影響されることはないわ。あなたは強い状態になっているからよ。
誰が正しいとか、正しくないということではないの。自分自身のことを、ケアしてね。
コンパクトなアワのイメージで 自分のエネルギーを悪影響から守る
なるほど、他人の雑念を拾ってしまわないためにも、自分のエネルギーフィールドを広げすぎないことが必要なのですね。
誰かと会う時や、電車や人ごみの中に入る時、エネルギーフィールドをコンパクトに整えるために、アワのイメージが役立ちそうです。関連して、疲れ方も違ってきそうです。
人体を超えた様々なもののエネルギーを、見たり感じたりできるサヤーダさん。そんな彼女ならではのアドバイスが、あなたの劣等感の克服に効果がありますように。
「体のコンプレックス・劣等感は、実は自分のエネルギーの問題」
https://www.youtube.com/watch?v=PyziZcouFdg
『オルハイ・ヒーリング』サヤーダ 著(ナチュラルスピリット刊)