いくら流・ワクワク人相講座〈26〉美に関するご利益がある神社仏閣/茶ノ木稲荷神社(新宿区市ヶ谷)

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こんにちは、人相見のいくらです。
日本の神社は「除災招福」「家族繁栄」「学業成就」など、様々なご利益を授けてくれます。中には「顔に関する病気を治す」「美容面で美しさが増す」など、顔に関してご利益のあるものも。
人相を長年探究する私にとって、顔は外せないテーマです。今回も「美」に関するご利益のある寺社仏閣をリポートします。
イラストは私が描きました。

眼病平癒を含め幅広くご利益のある「茶ノ木稲荷神社」

今回リポートするのは、東京都新宿区にある「市谷亀岡八幡宮」の摂社にあたる、「茶ノ木稲荷神社」です。
八幡宮前の大鳥居をくぐり、長い石段を上がると左手中途に「お茶の木さん」「市ヶ谷のお茶ノ木様」と親しまれた、茶ノ木稲荷神社が鎮座しています。
こちらの神社は特に「眼病平癒」にご利益があり、面白い逸話が残っています。

「茶ノ木稲荷神社」が祀られている、「市谷亀岡八幡宮」境内への石段。

石段の脇に沿って植えられた、茶の木。

「茶ノ木稲荷神社」の入り口。

風情ある、華やかな雰囲気の本堂。

 

ご祭神は「稲荷大神
「稲荷大神」(いなりおおかみ)は、またの名を「保食神」(うけもちのかみ)と言い、元々この地の地主神。
稲荷山に祭られた数多くの「稲霊」(*1)と、年神様(*2)の主神にあたります。
そもそも、お稲荷様そのものが「豊作と福」をもたらす神として、農民や漁民、職人や町人に手厚く信仰されていました。
*1/いなだま:稲の精霊・霊魂のこと。
*2/新年の幸せをもたらすためにやってくる神道の神。歳神とも呼ばれる。

 

 

「茶ノ木稲荷神社」の縁起(社寺の由来)

市谷には元々、小高い丘があり、多くのお稲荷様が祭られていたことから、この小高い丘は「稲荷山」と称されていたそうです。
およそ1200年前、弘法大師•空海が関東で初めて御鎮祭(ごちんさい。水神・土公神その他を鎮め祭る祭儀)申し上げたのがこちらの神社です。

室町時代後期になり、江戸城を築き上げた知将「太田道灌(おおたどうかん)」が、1479年に“市谷御門内に「鶴岡八幡宮」の分霊を江戸城西方の守護神として祀りたい”と勧請(かんじょう:神仏の分霊を請じ迎えること)し、鶴岡八幡宮の「鶴」に対応させ、「亀岡八幡宮」と名付けました。

のちに江戸城の外濠ができると、さらに外郭にあった、市ヶ谷の「茶ノ木稲荷神社」境内に遷座して、現在に至ります。

茶ノ木稲荷神社内にある「亀岡八幡宮」。

 

白狐の眼のケガの平癒伝説と「茶断ち」の願掛け

「茶ノ木稲荷神社」は、古来より眼病平癒に特別な信仰があり、それにまつわる伝説が残っています。
その昔、神社近くに裏山があり、狐が住んでいたそうです。その中には、稲荷大神の御神使である白狐もいました。
当時、「市谷八幡」境内には、多くの茶の木が植えられていて、ある時、白狐が誤って茶の木で目を突いてしまい、たいそう苦しんだそうです。

それを知った崇敬者は、以来、白狐の目を突いた茶を忌むようになり、正月の三が日は茶を飲まないようになりました
また、戦災により今は存在しませんが、かつて稲荷の社殿近くに井戸があり、白狐がその井戸の水で目を治したと伝えられています。そのことから、「境内の井戸の水で目を洗うと眼病に良く効く」と言われ、崇敬者は竹筒や土瓶に水を汲んで、ご利益にあやかっていたようです。

特に、一七日(ひとなのか:7日間)か、三七日(みなのか:21日間)の間、茶を断って願掛けをすれば、願いが叶うと言われています。

元々、商売繁盛のご利益から、都内の諸問屋や繁華街の商売人に崇敬者が多く、茶道関係者からも広く信仰されていました。「茶断ち」が求められる神社の崇敬者に、茶人がいたのも不思議な話です。
当時、境内に植えられていた茶の木を摘んで煎茶を作り、参拝者に提供する茶屋が付近にあったそうで、この茶を飲むことも眼病に効くと言われました。

 

ご利益は、食物や衣服にまつわる一切のこと。その他、家内安全、農業・工業・商業の繁昌、諸芸技術の上達、交通安全、旅行の安全など。

御朱印とお守り。

 

境内には、他にも「金刀比羅宮」と「出世稲荷神社」が鎮座

ちなみに、今回ご紹介した茶ノ木稲荷神社が鎮座する「市谷亀岡八幡宮」の境内には他にも、航海安全や海上守護、金運を司る「金刀比羅宮」や、立身出世、商売繁昌、資格取得にご利益のある「出世稲荷神社」があります。

 

境内にある「金刀比羅宮」。

金運にご利益があるとされます。

こちらは、「出世稲荷神社」の入り口。

立身出世や商売繁昌にご利益があるとされます。

***
いかがでしたか?
次回も、顔にまつわる神社仏閣の情報をお届けしましょう。

 


今回、ご紹介したのは・・・
茶ノ木稲荷神社(市谷亀岡八幡宮境内)
ご利益/眼病平癒など
所在地:東京都新宿区市谷八幡町15
*JR中央線「市ヶ谷」駅から徒歩約4分/東京メトロ南北線・有楽町線「市ヶ谷」駅7番出口から徒歩2分/都営地下鉄新宿線「市ヶ谷」駅A1番出口から徒歩3分


 

いくら
人相研究・占術家。セツモードセミナー修了。顔学会会員。観相術(人相・手相など)四柱推命を主に扱う。喫茶店やファミレスなどで対面鑑定を行う傍ら、セミナー講師、Web・雑誌の記事の執筆・監修など、多岐に渡り活動している。

人相見いくらの、開運「顔」ブログ
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