ナチュラルスピリットで「スターシフトセッション」を開催している、sudha sun unimondy(スッダ・サン・ユニマンディ)です。
今回は、3月の宇宙的なエネルギーの傾向についてお伝えしましょう。
※ここでご紹介している絵はすべて、私が描いた「エナジーアート」です。最初にお見せしている作品のテーマは、「魚座太陽」(タイトル:rose line)。精神性を司る水瓶座領域から、精神と現実面のどちらも司る魚座に太陽が移行し、感情や肉体のエネルギーを表す赤い色が統合され、自分の道を進んで行くことが表現されています。ローズは、自分の丹田の力を象徴します。
「木星の12年サイクル」が切り替わる予兆が起きる時
3月は、3日の「魚座新月」から始まりました。この新月は木星と重なり、良い流れが開かれた時です。
今月は太陽が魚座を進んで行きますが、魚座は今年の幸運なテーマを表す木星が座しているサインですので、自分にとって今年幸運な流れに乗るために良い気づきが起こってきやすい月です。
魚座は「愛」というテーマを持っていますから、今月、愛を感じるような出来事は、あなたに今年の良い流れの扉を開いてくれます。
また、今月は21日に太陽が牡羊座に入り、春分となります。木星は5月11日に牡羊座に入るため、今年の幸運のテーマとして、魚座以外に牡羊座のキーワードも加わります。
魚座は12星座の最後のサインで、牡羊座は12星座の最初のサインですから、今年は“12年 かけて12星座を一周する木星の生まれ変わりの年”です。
太陽が魚座から牡羊座へ移行して行く今月は、その12年サイクルのシフトを予兆する気づきや体験が起きてきます。
12年前あたりに始まったことが、今年の5月あたりに完成し、次の12年間のテーマが始まってきます。
木星は「幸運の星」という他に、以下のテーマを表し、それらにおいて今月はこの12年間の成果を感じることがあるでしょう。
●精神性・魂の目的や本質
●仕事のコンセプトや目標・仕事で使える良い能力や長所
●ライフワーク・自分や社会の目指す方向など
また、12年前に「これをやって行こう」と考えて始めたことについて、ここから5月あたりまで、ある事柄に対する満足できる結果を得られることが起こりやすい時です。
そのテーマに長年取り組んできて、ひとつの成果を得たら、今度は「次はこのテーマに向かって行きたい」という新しい思いが湧いてくることがあるかもしれません。
それはこれからの「12年間の新しいサイクル」への入口となるものです。
2020年末から風の時代が始まりましたから、その流れに合った形に、目的のアップデートが進んで行くことも起こりやすい時です。
海王星と木星の影響により、無理せずゆったり過ごす月
今月太陽が進んで行く魚座には、海王星と木星が座していますが、海王星と木星はどちらも、ぼんやりするようなエネルギーを持っている星です。
きっちり細かく現実的に制限されて整理されている形を、ゆるゆるに緩ませ、曖昧にし、分離の壁を溶かして混沌の中で全て溶け合わせるようなエネルギーも、この2つの星は持っています。
愛というのは論理的でも合理的なものでもなく、自分でなぜそう感じるのかを思考では説明できないような、時には理性でコントロールし切れないようなものであったりもします。
今月は、そのような感情が湧き起こってくる人もいるかもしれません。これまで抑圧してきた喜怒哀楽の様々な感情が出てくる人もいるかもしれませんが、その感情は出しやすい形で出せると良いです。
何でも話せる友だちと話したり、感情が求めていることをしたり、クリエイティブな芸術でその感情を表現することも良いです。
魚座に座した海王星と木星の影響により、意識がぼんやりしたり、やる気が出なかったり、眠気を感じる人もいるかもしれません。
そのような人は今月は無理せず、ぼんやりしたり、休息や睡眠時間を多めにとりましょう。遊んだり、何もしない時間を多めにとることも良いです。
今月は掃除する気力もあまり出なくて部屋が少し乱雑になっても、自分に甘く過ごしても良い月です。
そのように、厳しく管理されていない時間や意識の余裕スペースの中で、自動的に完成されていく古い流れがあり、それによって、自動的に次の流れが自然に始まっていくこともある時です。
魚座の海王星と木星は「無意識領域の整理や癒し」を促すところもあり、それは、顕在意識・思考が忙しく働いている中ではできにくい部分もあります。
思考以上に感情・無意識は大きな力を持つため、今月は、複雑に難しく考え過ぎるよりも感じることを大切にしたほうが、流れのシフトをスムーズに進めていけます。
魚座の海王星と木星は、アーティストや感性を使う仕事の人に、自由なイマジネーションが豊かに湧いてくる楽しさを感じさせてくれることもあります。
スピリチュアルな感性を持っている人や、他者を助ける仕事をしている人は、自分の力が他者に喜ばれるうれしさを感じることがあるかもしれません。
悟りの世界の魚座から、自分軸主義の牡羊座へとシフト中
魚座は12星座の一番最後に位置し、“12星座全ての要素が混在しているサイン”です。
「あなたはわたし、わたしはあなた、全ては“わたし”である」という悟りの世界です。
魚座の領域では、個の分離の壁が消失し、全てが溶け合います。
ですから、魚座領域では共感能力・エンパスという力が活発に働き、他者が感じていることを自分が感じているかのように感じることがあります。魚座領域は、「この世・現世」と、「死後の世界・あの世」が混在している世界でもあります。
その次のサインである牡羊座は12星座の一番最初のサインで、「全て」であった魚座領域から、「自分の自我」が自分の肉体をまとって、また「個」としての新しい誕生をこの世・現世で始めていく、“生まれたての赤ちゃんのサイン”です。
生まれたての赤ちゃんは、他者の気持ちを感じて気を遣ったり、他者に合わせて自分を取り繕ったりすることもなく、いつも自分が世界の中心であるように、自分の喜怒哀楽をピュアに表現します。
「他者がどう在ろうと、自分は自分」というサインが牡羊座です。
この真逆のエネルギーを持つ魚座から、牡羊座へ太陽がシフトして行く今月は、いらない物を捨ててピュアに自分の本質に着地していく意識が現れてくることがあるかもしれません。
また、今月から5月辺りまでかけて、そのシフトの変化が活発に進んで行きやすい時です。
12年サイクルのシフトの時ですから、捨てるいらないものも大量に出てくることがあるかもしれませんし、新しく開いてくる道は、これまでのパターンが根底から変化していくようなきっかけになることもあります。
今年の大きなシフトの動きの中で、最も重要なポイントが強く感じられてくる時です。自分のやり方・タイミング・直感を信頼していきましょう。
今月の星の動き
3月 3日 魚座新月
6日 火星金星水瓶座入り
10日 水星魚座入り
18日 乙女座満月
21日 春分 太陽牡羊座入り
27日 水星牡羊座入り
4月 1日 牡羊座新月
スッダ・サン・ユニマンディ
sudha sun unimondy/個人セッションの他、タロット・水晶気功・西洋占星術を教える「レインボーバード魔法学校」を主催。幼少から予知能力・幽体離脱・物質のテレポートなどスピリチュアルな現象を数多く体験。デザイン学校卒業後、イラストレーターとして活動し、1995年よりカナダやアメリカに移住。現地でホピ族と出会い、ともに砂漠を旅する中で魂の世界に目覚める。1999年、インドでサドゥからsudhaという名前を授かり、チベット人ヒーラーからクリスタルヒーリングの教えを授かる。その後、古神道やアボリジニのシャーマンなどから学びを得て、2002年からタロットカード鑑定を開始。過去生ヒーリング、西洋占星術も取り入れ、ワークショップ講師としても活躍。チャネリングで降ろす“光のメッセージ”とチャネリングアートも大人気。
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