ナチュラルスピリットで「スターシフトセッション」を開催している、sudha sun unimondy(スッダ・サン・ユニマンディ)です。
今回は、4月の宇宙的なエネルギーの傾向についてお伝えしましょう。
※ここでご紹介している絵はすべて、私が描いた「エナジーアート」です。最初にお見せしている作品のテーマは、「魚座水星」。この日の太陽サビアンは、“非常に細い三日月が日没時に現れるのを見て、様々な人々がそれぞれ異なった計画と共に前に進む時期がきたことを知る”。この絵ができた後に、この日のサビアンに三日月があることを知り、シンクロを感じました。三日月は自分の感覚が強く出ていることを表しています。
愛の学びを終えて、新しい1年の始まりへ
3月20日に春分を迎え、太陽が牡羊座へ入り、西洋占星術では新しい1年が始まりました。
占星術の12星座は、牡羊座から魚座まで、意識の成長の段階を表しています。
牡羊座は「生まれたての赤ちゃんの意識状態」に在ります。牡羊座に太陽が入る前の魚座は、12星座の1番最後の星座になりますから、「意識の進化の最終段階」を表しています。
意識の進化の最終段階という魚座は、「愛・ワンネスという意識状態」に在ります。
植物も、動物も、無生物も、人間も、全て体で別れて、名前があり、個で存在していますが、素粒子・エネルギーのレベルで見ると全て繋がっていて、
全てが愛のエネルギーそのものであり、
「私」という存在はなく、全てが「私」である。
愛の世界では時間や空間による制限はなく、「今ここ」しかない。
目に見える世界と目に見えない世界が一体となっている。
という段階が、意識の最終段階である魚座の世界です。
魚座の世界では、知的に思考するだけでは理解できない、感覚的・感情的に理解できる、愛の学びがあります。
牡羊座領域でのテーマは自分の本心を尊重すること
この1ヵ月は、今後2年ほど木星によって活性化してくる“魚座の愛のテーマ”が現れてきた時でした。
そのような魚座領域から、再び新しい体に魂が宿り、生まれ変わる1年サイクルのシフトの時が春分です。
全て一つ、あなたは私、というワンネスの世界から生まれ変わり、個である自分の体に生まれ変わった牡羊座の領域では、「私はどうしたいか」「私はこれを望んでいる」「私はこれに興味がある」というような、自分主体の意識が活発化します。
生まれたての赤ちゃんは、他者のことを気遣うこともなく、他者に気に入られるようにと考えることもなく、「普通はこうするからこうしよう」などということを考えることもしません。
いつもピュアに、自分が世界の中心であるかのように、喜怒哀楽そのままを表現します。
段々と大人になるにつれて、他者に気を遣ったり、常識的に振舞わなければと考えたりして、自分の本当の気持ちを隠してしまうことがありますが、牡羊座領域には、それがもし他者に気に入られなかったとしても、自分の本当の気持ち・欲求に気づく、自分の本当の気持ちを尊重する、という学びがあります。
自分の欲求を叶えられる方向を直感力で感じとる
魚座の“夢と現実の境目が薄い世界”から生まれ変わり、今月4月は太陽が牡羊座を進んで行き、自分の意志や欲求がクリアに感じられてくる時です。
魂の進化の最終段階では、「私はいない・全ては私である」というワンネスの意識に到達するのですが、この段階に到達するために、ひたすら自分のエゴ・欲を捨てていこうとする人がいます。
私は、ワンネスの意識に到達するためには、むしろ自分の欲求をやり切っていくことが必要と考えています。
自分の欲することをやり切った時に、満足感が現れ、荒いレベルの欲は手放すことができて、段々ブロックが外れ、真我=魂の純粋な状態に磨かれていきます。
頭で考えて、「これはエゴだから」と欲求に蓋をしたままでは、その欲求は抑圧され、他者や自分を傷つけてしまうことがあります。
私はシャーマニズムの道では、“自分の欲求・生命力の力を出し切っていくこと”を学んできました。
人間も動物と同じような本能の力を持っています。
動物は、生命に危険を感じる場所から逃げて、安全を感じる場所に動いて行く、超能力のような力を持っています。
ねずみは地震が来る前にその場所を離れますし、鳥は冬になる前に暖かい南に飛んで行きます。
人間である私たちも、そのような直感的な力は、本来自分が生き延びていくために持っています。何の分野でも、伸びていく人はこの直感力が鋭い人であるかな、と思います。
自分にとって安全=自分の欲求を叶えられる方向を、直感の力で感じとることができるのは、「その欲求を叶えたい」という思いの強さからくるものでもあったりします。
日本は特に村社会のようなところがあり、「みんなと同じように」というような風潮がありますが、風の時代・水瓶座の時代の始まってくるこれからは、自分の欲求・感覚を尊重しても良い時です。
新型コロナウィルスの影響もあり、不安定で様々なことが変化していく世界の中で、自分の感覚に蓋をして抑圧しているよりも、自分の本当に望んでいることの声を聞いて、その思いを解放していく人は、きっと良い時代の流れをキャッチできます。
追い風に乗り、良い方向へと進むチャンス
今月4月は、そのような自分の本来の思いや、今年の新しい流れ・テーマを感じられる時になります。
牡羊座と水瓶座木星・土星は似た目的を共有する良い相性ですから、精神的にも、物質的にも、良い追い風が吹いてくることが感じられやすい時です。
また、4月20日には太陽が牡牛座に入ります。
牡牛座には、今、絶賛水瓶座木星・土星とばちばちぶつかり合っている天王星が座していますから、20日以降、少しまた波乱の1ヵ月になるかもしれません。
この1ヵ月で、様々な流れが再び具体的に変化を激しく遂げていくことのある時です。
この牡牛座の1ヵ月では、牡羊座の期間に表出した思い・欲求が、“それが実際に現実化できるかどうか”ということも考えたうえで、現実的に実行可能なプランに磨かれていくことがあります。
また、4月28日には冥王星が逆行を開始します。
それにより、1月14日〜1月31日、2月21〜4月28日までの、今年の「全天体順行期間」が終了します。
28日からは冥王星が逆行を開始し、自分が本当に進んで行きたい方向についての意志を深く見直ししていくためのブレーキがかかります。
28日までは思いの現実化が起こりやすい、ブレーキのかかっていない状態ですので、牡羊座の活発化する4月、あなたの感じることを大切にして進んで行きましょう。
今月のあなたは、きっと自分にとって良い方向を、直感的に感じとることができています。
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スッダ・サン・ユニマンディ
sudha sun unimondy/個人セッションの他、タロット・水晶気功・西洋占星術を教える「レインボーバード魔法学校」を主催。幼少から予知能力・幽体離脱・物質のテレポートなどスピリチュアルな現象を数多く体験。デザイン学校卒業後、イラストレーターとして活動し、1995年よりカナダやアメリカに移住。現地でホピ族と出会い、ともに砂漠を旅する中で魂の世界に目覚める。1999年、インドでサドゥからsudhaという名前を授かり、チベット人ヒーラーからクリスタルヒーリングの教えを授かる。その後、古神道やアボリジニのシャーマンなどから学びを得て、2002年からタロットカード鑑定を開始。過去生ヒーリング、西洋占星術も取り入れ、ワークショップ講師としても活躍。チャネリングで降ろす“光のメッセージ”とチャネリングアートも大人気。
rainbow bird and crystal healing
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