20年前に、宇宙の創造主(マスター)と言えるべき存在とつながったことから、全ての疑問の答えを得られるようになり、以降、「地球創生神事」を通して、人類の魂の目覚めを促す活動をしているという天無神人(アマミカムイ)さん。
日本人の知られざる歴史をひも解く『日本の神々と天皇家のルーツと役割』(ナチュラルスピリット)も好評発売中の天無さんに、今後の社会での知恵ある在り方について、お話しを伺いました。
【無限の右脳力】
右脳を「上」とつなげたら、記憶する必要はない
現代は、ネット環境がかなり進んでるでしょう? 僕はこの時代が来るのを、昔から待っていました。
多くの人が利用するWi-Fiは無線ですが、“無線は意識の世界のしくみと同じ”なんです。
世界中のインターネットは、それぞれ小さなサーバーを経由し、その先にはアメリカ国防省(ペンタゴン)に大元のサーバーがあり、全てのデータが蓄積されています。
人間の「無意識の世界」も同様に、“宇宙レベルの大元となる意識体(マスター)”が存在し、全宇宙の星々もこの地球も、その大元マスターの「分霊」なんです。
元々、全ての存在にとっての意識のネットワークが存在していて、やっと人類が、目に見えない「無線Wi-Fi」と「無意識」が同じしくみだということを、理解できる時期がやって来ました。
インターネットが世界中に広がって、さらに持ち歩けるスマホが主流になっているので、今では誰もが見えない世界と普通につながっている状態です。
そのことを理解するだけで、「無意識のつながり」を意識することで使える時代になったんです。
インターネット回線のスピードもどんどん加速していますが、これは同時に、私たちの無意識がつながり合うスピードも加速度的に早くなり、進化が加速していることを意味しています。
このことに気づいて欲しいと思いますね。
ネット上で情報が流れるスピードが早くなるということは、その分、大量のデータを入手できるようになるということです。
にもかかわらず、受け手が一つひとつの情報を記憶できない理由は、「理解してから覚える」という左脳の使い方しか慣れていないからです。
でも、直感を司る右脳を活性化させると、左脳では処理できない莫大な量のデータを、大元のサーバーを経由して記憶できます。
人間の脳の中にある記憶装置には限界がありますが、大元のマスターとダイレクトにつながると、脳に記憶する必要はなくなるんです。
それは例えば、こういうことです。
スマホの「ICチップ(集積回路)」は進化してどんどん小さくなり、ミクロの世界に大量の情報を記録できます。
脳も同様で、脳という物質空間に記憶させるのはキーワードだけで、全てのデータは大元にあり、関連したデータを大元から引き出せると考えてみてください。
これは、「クラウド」と呼ばれる仮想空間サーバーの概念と、とても似ているので、パソコンに詳しい人は、すぐに理解できることでしょう。
【精神世界と社会】
より純粋でシンプルな生き方へと淘汰されていく
現実とは、それまでに意識したことの結果であり、この世界の全ては「意識が先にありき」なんです。
精神世界もやっとそのことに気づく人たちが増えましたが、意識の進化の面で、次の段階へ進む方法に気づいている人は少ないようです。
精神世界は、元々ある「意識の世界」の概念を説明するものであり、それは同時に現実に大きな影響を与えます。
だからこそ、意識の世界だけで満足するのではなく、精神世界で気づいたことを現実世界で顕在化して、人類の進化につなげていかなければいけません。
何が本当かを確認できないからこそ、人は本を読んだり、新しい情報を取り入れたりしますけど、元々、自分に必要がないものに興味を持ったりしないものです。
魂は、それが必要だと知っているからこそ、世界中を旅したり、精神世界から深い部分の情報を得ようとするんです。
精神世界を受け入れられない人たちは、“その世界を認めてしまうと自意識が壊れる”と思っているので、強固に否定します。
“自分には理解できない趣味”くらいに捉えて、見て見ぬふりをすればいいのに、と僕は思いますけど。
誰だって、明日が来ることを知っているのに、それを信じるか信じないではないですよね?
見えない世界があることを理解するというのは、明日があることを信じるのと同じです。
たとえ、「意識の世界」を信じることができなくても、私たちは確実に「誰かが創造した意識の結果である現実世界」に肉体を持って存在しています。いずれは肉体を離れて、再び意識の世界に戻ることも知っているはずです。
これから先の時代は、物事はもっと純粋になっていきます。未来にとって必要がないものはどんどん淘汰されていき、より純粋でシンプルな世界になっていくでしょう。
今は、そのような変化を学んでいる時期だと思ってください。
逆に言えば、一人ひとりが、単純で純粋にシンプルに生きることを選ばないと、大変な時代になっていきます。
過去に信じた概念にしがみついていると、信じた概念をどんどん壊される体験をするでしょうね。
その証拠に、今、本物じゃない中途半端な人はみんな、発信力が小さくなっているでしょう?
僕は20年以上前から、宗教や精神世界の意識の方向性や概念を見つめてきたから、「やっとこの時が来たな」と思っているんです。
今後、社会全体のシステムが崩れていくにあたり、生き残ることや自立することが求められてきます。
希望でキラキラ輝いている若者の芽をつむことなく、彼らを育てる大人がもっと増えるべきだし、未来に希望を持てる人たちを育てることが大事だと思って、僕は活動しています。
(この記事を書いた人/Y-MAYUMI)
天無神人
アマミカムイ/1959年、北海道生まれ。幼い頃から霊感が強くさまざまな霊的体験をする。一時、霊能力を封印していたが、1998年、霊視および透視能力が復活する。2000年に、全宇宙の創造主(マスター)と対話し、真理を悟る。その後、さまざまな神事を行い、「地球創生SNS」「スピリチュアル大学校」などを通して、人々に必要なメッセージを伝えている。著書に『白龍の神導き 沖縄 宮古島・伊良部島』(ハートランド龍球)、『アカシックレコード13星団の秘密1 前世を超えた遥かなる起源へ』(ヒカルランド) など。
地球創生公式ホームページ https://earthtscu.jp/
『日本の神々と天皇家のルーツと役割』
天無神人著/ナチュラルスピリット