イラストテーマ「如意輪観音」

こんにちは、エネルギーワーカーのTYA-TYA(チャチャ)です。
私がしてきた不思議な宇宙存在との出会いや、恩恵のような波動の探求には、人生を変えたソマティック・エナジェティクスとの出会いがありました。
今回も、トレーニングセミナーでの体験をご紹介しましょう。

 

『ソマティック・エナジェティクス』
マイケル・マクブライド著/TYA-TYA監修/神川百合香訳

トレーニングの目的は先進的な神経系へのコンタクト

2014年に、私は困ったことになっていました。私のソマティック・エナジェティクスのグループセッションに定期的に来てくれていたお客さんたちが、今まで対処したことのないエネルギー状態に入っていったからです。

お客さんたちは、物理的、感情的、霊的なクリアリングが進み、Dr.マイケルが「先進的な神経系」と呼ぶ状態に至る人が多くいました。私はセッション中に、それまで対処したことのない状況が起きていることに焦りました。ベーシックトレーニングで学んだものの、対処する知識を持ち合わせていなかったのです。

それでいて、私の手は呼ばれるままに、お客さんの体に対し、「先進的なコンタクト」(*)をしていました。それは、私自身がソマティック・エナジェティクスの創始者(Dr.マイケル)からヒーリングセッションを多く受ける中で、自然と身につけたものでした。
*ソマティック・エナジェティクスにおける「コンタクト」とは、エネルギー的な背骨と神経系に働きかけることを意味する。

手は動くのですが、体験したことへの理解を、より深めようというお客さんの質問に答えられなかった私は、不安に駆られました。
「私はもっと学ばなくてはならない!」
そう思い、焦ってオーストリアの「アドバンストレーニング」への参加を決めました。

そこで問題になるのは、オーストリアの言語となるドイツ語でした。しかし、ソマティック・エナジェティクスの創始者であるDr.マイケルの初来日から、ずっと通訳を務めてくれていた女性は、なんと、英語だけでなくドイツ語も話せる方だったのです。

2人で訪れたオーストリアで、私はソマティック・エナジェティクスの先輩たちに出会いました。そのハグの心地よかったこと!
「愛されるボディって、こういうことじゃない?!」なんて、興奮してしまいました。
とろけるようなバイブレーションを保持した先輩たちとのアドバンストレーニングで、私は「先進的な神経系」への「先進的なコンタクト」を学んだのです。

人生のクオリティが変わる“静けさの場所”を知る

アドバンストレーニングの4日目、私は5ヵ国3言語の人々と、光の中で溶け合う体験をしました。世界が人種や地域を超えて、ひとつに繋がることは可能なのだと知りました。

Dr.マイケルによると、神経系が十分にクリアになり、“深い至福バイブレーション”を経験すると、脳のOSが書き換わるようなインパクトがあると言います。
その深い至福バイブレーション状態の時や、その手前で訪れる“静けさの場所”があります。英語で書くとStillness(スティルネス)です。

セッション後には、「以前よりもイライラしなくなった」「家族や職場の人に対して、腹を立てることがなくなった」という感想を多くいただきます。
私たちは“静けさの場所”を知ることで、そこに戻りやすくなります。その場所を知っているのといないのでは、人生のクオリティが変わってくることでしょう。
2017年10月にはマウイ島で、アドバンストレーニングが行われました。私は、ベーシックトレーニングを終了した日本の仲間たちと参加しました。
私は日本にマイケルさんをお呼びしてからずっと、「このヒーリングを待っている人がいる。仲間がいる」という強い感覚があり、発信力のない自分に焦りながらも、まだ見ぬ仲間の存在を信じていました。
マイケルさんと出会って5年、たくさんの出会いと支えをいただいて、アドバンスのトレーニングに降り注ぐ光を、多くの日本人の仲間と一緒に受け取ることができました。感無量でした。

 

Dr.マイケルいわく、「愛と奇跡がボクの仕事だよ」

慈愛の波動とともに新しい自分に出会っていく

振り返って思うのです。自分だけの力では、たどり着けない場所があります。きっと、そこにたどり着かせてくれたのは、自分を運ぶ流れのようなもの・・・。
ソマティック・エナジェティクスの変容の波に乗れば乗るほど、自分の知らない自分が現れてきます。それが、私をどこに連れて行くかもわかりません。
これこそ、ハートの声を聞き、ハートを羅針盤とする生き方へのシフトでした。
単に、自分の選択として、いつでもソマティック・エナジェティクスの慈愛の波動とともにいたいと思います。柔軟性と忍耐強さをもって、新しい自分に出会っていきたいと思います。

新型コロナウイルスの関係で、Dr.マイケルが日本に来られなくなり、2年近くが経ちました。
人を癒す志を持って、私を含む日本のプラクティショナーのもとに、ソマティック・エナジェティクスのバイブレーションに触れに来てくれる人たちがいます。マイケルさんの再来日を心待ちにしています。

最後に、簡単なことではないにもかかわらず、世界各地で慈愛の波動を伝え続けてくれているマイケルさんに、心からの友情と感謝の気持ちを贈ります。

 

 

TYA-TYA
作家、ライフコーチ、エネルギーワーカー。自身の体調不良を機に気功による癒しに出会い、2006年より学び始める。2011年東日本大震災をきっかけに、エナジー・ワーカーとしての自分を分かち合うべく、人々の)心身の調和をサポートすることを決意。その後、四国・剣山で神秘体験をし、「祈りの旅」を経て本格的な波動の世界の探求に入る。慈愛の波動で、各人の神経系とエネルギーフィールドを美しく蘇えらせ、思考を超える叡智が人生に働き出す「解放・浄化・再接続・再誕生」を促すエネルギーワークを提供している。
https://www.tya-tya.com/

 

イラスト/キタモリケント
赤鉛筆画家。会社経営の傍ら、赤鉛筆画を通して人々の陽転を後押しすることを喜びとしている。2019年7月の終わり、赤鉛筆でイザナギを描いたところ、普通の鉛筆では描けなかった絵が描けることに気づく。目の前に見ている対象物の過去や未来、静物であればそれが生きている姿など、パラレルワールドに在るそのものを描くように心がけている。

 

『シフォア・コズミック・チャンネル』
TYA-TYA著/ナチュラルスピリット

 

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