イラストテーマ「花の妖精」

こんにちは、エネルギーワーカーのTYA-TYA(チャチャ)です。
私がしてきた不思議な宇宙存在との出会いや、恩恵のような波動の探求には、人生を変えたソマティック・エナジェティクスとの出会いがありました。

『ソマティック・エナジェティクス』
マイケル・マクブライド著/TYA-TYA監修/神川百合香訳

子どもたちへの教育のキャリアを活かし、マウイ島へ

連載1回目に、私は自身の体調不良を機に祈り、人生が激変したことをご紹介しました。

「逃れようのない痛みがある。世界中の逃げられない痛みに苦しむ人たちが、少しでも楽になりますように」
「どうぞ、私を平和のためにお使いください」

今にして思えば、この2つの願いは聞き届けられたのです。

当時の私は体調が安定せず、西洋医学と代替医療それぞれにお世話になっていました。
体調が悪化して病院に緊急入院し、私の症状について、日本の第一人者の先生に診ていただくことができ、自費で検査もしてもらいました。
その先生から「残念ながら、こちらではできることがありません」とお話いただいて、退院した時の心細さと言ったらありませんでした。

それでも私は、ありがたいご紹介やご縁をいただいて、素晴らしい施術家の先生に出会い、体調が上向き、その技を学ばせていただくことになったのです。

他にも、商店街の福引でハワイ旅行が当たったり、「マウイ島で行うキッズキャンプのスタッフをしないか?」と声をかけていただいて、マウイ島にも行くことになりました。

体を壊す前の私は、サドベリースクールのスタッフと、子どもの多様な学びと育ちに関わる活動をしていました。
世界中のサドベリースクールのモデルとなっているサドベリー・バレー・スクールは、「自由と自治」を柱に子どもたちが学び育つ場所です。そのユニークな取り組みは、人間の成長の力への信頼と尊重に基づくもので、日本でもETV特集などで紹介されました。

私はサドベリー教育について学び、国内外の研修を受けていてスタッフ経験があること、4人の子どもの母親として子育て経験があることから、キッズキャンプのスタッフに推薦されたのでした。

ここまででも、人生を織りなすたくさんのシンクロと導きがあるのですが、あまりにも長くなりますのでお話の先を進めたいと思います。

マウイ島でのエネルギーヒーラーとの運命的な出会い

虹の島、マウイ。太平洋に浮かぶハワイ諸島のひとつ。
昔はサトウキビ畑だったという開けた土地に青い空が広がり、道が真っ直ぐに伸びていました。
遠くに見える山や都市。雲の影が落ち、柔らかな雨を降らせたかと思うと、雨上がりには虹がかかりました。
1日のうちに何度も虹を見かけた日もありました。魔法を見たようなトキメキと幸せを感じたものです。

キッズキャンプのスタッフとして、マウイで車に乗っていた時、キッズキャンプの主催の女性が私に「普段は何をしているの?」と尋ねました。
私はサドベリースクールのスタッフの他に、少しずつヒーリングの仕事を始めたところでした。
そこでその女性に、自分の健康のために気功整体を学んだこと、3.11をきっかけにバランスを崩した親子に出会って、初めて家族以外に提供したところ、思いの外喜ばれたことなどを話ししました。

話を聞いて、主催の女性は「エナジーワークをしているのね! Greate! それならマイケルに会わなきゃ!」と言いました。
次の瞬間、右ウインカーをカチカチ点滅させながら赤い車が車線変更をして、私たちの乗っていた車の前に入りました。赤い車はしばらく同じ道を走り、「Sanctuary Farm」と書かれた木製の看板の立つ小道に入って行きました。私たちと同じ目的地でした。

その赤い車から降りてきたのはDr.マイケル・マクブライド、その人だったのです。
主催の女性は歓声を上げると、「マイケル! ちょうどあなたのことを話していたのよ。彼女にあなたのエナジーワークをしてあげてくれない?」と頼んでくれました。

マイケルさんは「OK」と快く返事をすると、「今日は台を積んでいるんだ」と言って、車のトランクから折り畳み式の施術台を引っ張り出して、オレンジ色のエンジェルストランペットの花の下に設置したのです。

黄金の光が流れ込み、暗い影を押し出したマイケルさんの施術

私は促されるままに台の上にうつ伏せになり、マイケルさんからレッグチェックを受けました。
「右足が短いな。顔を横に向けて・・・反対も」
そして、マイケルさんは私の腰の辺りに「コンタクト」しました。

軽いタッチから、ウェーブとともに明るい黄色の光が全身に広がるのを感じました。体のあちこちで扉が開き、自分の中から暗い影がしたたり落ちていくようでした。
この時、「慈愛の波動が私に触れて、愛でないものが体から出ていった」とも感じました。

15分間で、3回から4回の「コンタクト」があり、途中で仰向けになりました。そうする中で、慢性的になっていた私の頭痛は、すぅーーっと引いていったのです。

「終わったよ」というマイケルさんの声に、私は光に満ちて目を開けました。
上空に妖精が、時計の文字盤のように丸く並んで私を見下ろしているのが見え、その中の10時の方向にいる妖精に見覚えがありました。
「あなた・・・昨日夢の中で、あなたと話したのを覚えているわ」
私は光に満ちて、ぼんやりとした頭で、夢の内容を思い出そうとしていました。

マイケルさんがそんな私を起こして、施術台の上に座らせました。そして、3.11への想いを話してくれました。
「君は日本人なんだね。僕は日本に起きた津波と原発事故に胸を痛めているよ。そのようなことの後で、日本の人々は大変なトラウマを抱えているだろう。
僕のヒーリングはトラウマにも効くよ。日本のために何かしたいと思っているんだ」

私はすぐに言いました。
「どうぞ日本に来てください。私が主催します」
Dr.マイケルの返事はYesでした。

妖精との協働も、痛みからの解放も当たり前の世界で

その日、私はキッズキャンプの子どもたちと一緒に「Sanctuary Farm」を巡りました。
そこは農薬や肥料を使わずに植物を育てている農園で、若者が世界中から学びに来ていました。子どもたちと一緒に背の高いトウモロコシの間をくぐり抜け、花に腰掛ける妖精を見たのも、この農園でした。
 
農園の主は、マイケルさんの親友でした。私は彼に、マイケルさんのヒーリングを受けて感じたことや、時計の文字盤に並んだ妖精のことを話しました。
「この農園のあちこちに妖精がいるんです」と打ち明けると、彼は「何を当たり前のことを言っているんだ」といった様子でした。「妖精たちの助けなしに、一体どうやって植物を育てるっていうんだ?」と、呆れた様子で首を振ったものです。

想像してみてください。妖精たちと一緒に植物を育てることができるのです。
想像してみてください。ほんの少し身体に触れるだけで、光が体の内に広がっていき、痛みから解放されるのです。

そんなことが、当たり前だなんて!
私は魔法にでもかけられたのでしょうか?
それとも、不思議の国に迷い込んだアリス?

マウイ島でのキッズキャンプは、他にも数多くの素晴らしい経験を残してくれました。

 

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10月2日(土)開催!
宇宙時代到来「生まれ星の光を生きるGalaxyワークショップ」!

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TYA-TYA
作家、ライフコーチ、エネルギーワーカー。自身の体調不良を機に気功による癒しに出会い、2006年より学び始める。2011年東日本大震災をきっかけに、エナジー・ワーカーとしての自分を分かち合うべく、人々の)心身の調和をサポートすることを決意。その後、四国・剣山で神秘体験をし、「祈りの旅」を経て本格的な波動の世界の探求に入る。慈愛の波動で、各人の神経系とエネルギーフィールドを美しく蘇えらせ、思考を超える叡智が人生に働き出す「解放・浄化・再接続・再誕生」を促すエネルギーワークを提供している。
https://www.tya-tya.com/

 

イラスト/キタモリケント
赤鉛筆画家。会社経営の傍ら、赤鉛筆画を通して人々の陽転を後押しすることを喜びとしている。2019年7月の終わり、赤鉛筆でイザナギを描いたところ、普通の鉛筆では描けなかった絵が描けることに気づく。目の前に見ている対象物の過去や未来、静物であればそれが生きている姿など、パラレルワールドに在るそのものを描くように心がけている。

 

『シフォア・コズミック・チャンネル』
TYA-TYA著/ナチュラルスピリット

 

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