初めまして。ヒプノセラピストのはらゆうこです。
私は子どもの頃から神秘体験を多々重ね、目に見えない世界と繋がりながら、大人になりました。
そして、スピリチュアルな世界を3周くらい回って学び、「今ここ、この瞬間」を生きることの大切さを実感しました。
この連載では、様々な出来事や出会った人たちから得た気づきを、皆さんの「幸せの未知案内役」として、お伝えしたいと思います。
ほとんどのことは「○○と○○の法則」
今回は、引き寄せの法則の現実についてお伝えしますね。いわば「タネあかし」です。
皆さんは、引き寄せの法則を意識していますか?
以前までの私は、引き寄せの法則のヘビーユーザーで、振り返れば結構な数の引き寄せを体験している、自他共に認める「強運」体質です。
一方で、引き寄せがなかなかできない人もいます。
さあ、引き寄せは一体どうやって起きるのでしょうか?
確かに、宇宙へのオーダーという考え方はあると思います。大いなる何かの力が働いたとしか思えない出来事もあります。人智を超えたパワーの存在は否定しませんし、私自身もそういう体験は山ほどあり、奇跡も信じています。
だが、しかし!
日常の中における引き寄せの法則の真実は、「原因と結果の法則」がほとんどだと思うのです。
起きた出来事を「それは一体、なぜ起きたのか?」と冷静に考えると、どの出来事にも「原因」があり、「結果」があるのです。あるいは、因果応報。
今一度、冷静に、原因と結果の法則という在り方から、引き寄せについて解説したいと思います。
では、どんな原因を作れば、どんな結果が還ってくるのでしょうか?
たぶん、これを読んだら、「なーんだ。そんなことか」って思うかもしれません。
でも、当たり前のことを当たり前にし続けることって、案外難しいものですよね。だからこそ、改めて「当たり前」すぎることを書いてみようと思います。
本当に理解して実践できれば、あなたやあなたの大切な人たちは、今よりもずっとずっと、いろんな形をした幸せを手に入れることができると思います。
では、行きますよ~。
笑顔と不機嫌のペイフォワードの行き着く先
ペイフォワード、という言葉を聞いたことはありますか?
「恩送り」という意味で使われることが多いですが、ここではあえて「先送り」と言い換えさせていただきますね。
ほとんどのポジティブな出来事は、笑顔のペイフォワードによって起ります。ネガティブな出来事は、不機嫌のペイフォワード。
あなたが笑顔で誰かに接すれば、相手はとっても幸せな気分になって、別な誰かに笑顔を向けます。それを受け取った別な誰かも幸せな気分になって、また別な誰かにそれをお裾分けします。
すると、あなたから発信した笑顔のエネルギーが巡り巡って(もしかしたら世界一周して)、あなたの元に戻って来るのです(予期せぬ方向から予期せぬ姿をしてやって来ることも多いので、アンテナを張りましょう!)。
あなたが不機嫌な顔で接すれば、相手も不機嫌になって、別な誰かに不機嫌な顔を向けます。それを受け取った誰かも不機嫌になって、また別な誰かに不機嫌をお裾分けします。
すると、あなたの不機嫌さのエネルギーが巡り巡って予想外のところから、不運な出来事として戻って来るのです。
もちろん、笑顔を向けたその相手から、思いもかけないお礼を直接受け取ることもあるでしょうし、不機嫌な態度で接したその相手から、思いっきり往復ビンタのようなことをを直接食らうこともあるでしょう。
いいことも悪いことも、必ずそこには「原因と結果の法則」「因果応報」という当たり前の事実があることを、私たちは忘れてはいけないのです。
幸せの増幅器になるために引き寄せたことを役立てる
なぜ、いいことを引き寄せたのか、なぜ、悪いことを引き寄せたのか、その時限りで終らせるのではなく、一歩進んで冷静に考え、言語化してみましょう。
言語化、つまり、きちんと意味づけすることで次に生かし、再現性を高めることで、他の誰かにシェアをしていくことが重要です。それも、ペイフォワードですよね。
もう一つ大切なことは、もしも、誰かにネガティブなエネルギーを向けられたら、あなたがその連鎖を断ち切り、あなたから笑顔を発信していくことです。
不機嫌をいいエネルギーに変換するには、自分の内側の思考と感情を快適化するスキルが大事です。
自分という存在が幸せのフィルターとなり、幸せの増幅器になるよう、まずは自分自身の内側の改革をしていくことが大事だなーと最近ますます感じています。
もし、あなたが引き寄せの法則をうまく使いこなして、自分と自分の大切な人を幸せへと導きたいと思っているなら、今回のお話を役立ててくださいね。
そんなわけで、引き寄せの法則のタネあかしは、原因と結果の法則という在り方なんだよ、というお話でした。
ヒプノセラピスト、メンタルトレーナー、セールスコーチ、企業研修講師。ブライアン・L・ワイス博士の『前世療法』という本に出会い、ワイス博士の日本人初の直弟子からヒプノセラピーを学ぶ。ヒプノセラピストとしてだけでなく、私立高校野球部のメンタルトレーナーとして高校球児と一緒に甲子園を目指しており、また、起業家のためのセールスコーチ、企業研修講師として、思考と感情を快適化するというテーマでセッションやワークショップを提供している。
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