ばら色人生プロデューサー・公認心理師のcocoです。
皆さま、2019年はどのような1年でしたか? SRT(スピリチュアル・リスポンス・セラピー)コンサルタントも行う私は、有難いことに、とっても充実した1年でした。
何人ものクライアントさんから、「SRTが今の人生のスタートでした。今、こうして楽しく過ごしている自分がいるのはSRTを受けたからだと感じているんです」という報告が届き、じんわりとうれしくなっています。
人生で繰り返す同じパターンの問題に終止符を打ち、本来の目的に目覚め、素敵な人生の扉を開いたクライアントさんたちには共通点があります。
それは、自分の思考・意図・意識の大切さを理解し、宇宙を味方につけるということ。今回も、自分で実践! 人生を豊かにしていく方法をお伝えしていきます!
運気の良い人の理不尽さへの対処法
今回は、理不尽についてお話していきます。
“運気が上がると、嫌なことが起きない”と思っている方が、多いかもしれません。
「運が上がると、毎日楽しい日々で、悩むこともなく、お金も人間関係もほとんどがスムーズなんだろうなぁ、いいなぁ・・・」なんて、思っちゃうことありませんか?
私はありましたよ~。たくさん工夫したり、努力したり、本当に頑張ってきたのに「なぜ、まだまだ問題が起きるのかなぁ?」と思っていた時に、ある方の言葉をいただきました。
「運気の良い人にも理不尽な出来事は起きる」
それをしって、「ええ!そうなんだ!運気が良くなると、絶対信号は青で、電車は席が空いていて、駐車場はどんなに込んでいる場所でもちょうど出ていく車に遭遇し、空きスペースを探すことなんて全くしないんじゃないの?
嫌な出来事なんて起きないんじゃないの? 人間関係も全く問題なしで、嫌な人なんていたとしても目に入らないんでしょ?」と思いました。
でも、実は違うのです。
運気の良い人にも、理不尽な出来事は起きるのです。
ただ、ポイントとなるのは、その出来事を理不尽として捉えているのは誰か?なのです。「そんな理不尽な!」と思ったのは、その人ではなく、周りの人なんです。周りの人がそう解釈したにすぎないのです。
運気の良い人は、“出来事”として捉えている。
彼らは、「善悪」「白黒」といった二元性にとらわれていないから、良い悪いに関係なく、対応する必要のある出来事が起きたら、対応する。
ただそれだけ。
この話を聞いて、私はホッとしました。
すべては自分次第、自分が世界を創れるんだと、しっかりと感じられたからです。
地球は二元性を学ぶ場所です。自分の活動範囲が広がれば、いろんな人とも出会い、いろんな出来事にも遭遇します。
その中で「理不尽な出来事」は生じるでしょうが、受け止め方次第で理不尽さは薄れていくし、状況も変化していきます。
でも、人間ですから、学んだつもりでも忘れちゃうこともあるわけでして・・・。実は、わたくし、久しぶりの課題に遭遇しました。
母の入院騒ぎで理不尽さの渦中に
同居している認知症を患っている母の微熱が下がらない日々が続きました。主治医や市の救急相談所に電話して指示を仰いだところ、「救急車を呼んでください」でした。
元気そうに見えるけれど、医師にそう指示されたのに、何もしないと保護責任者遺棄罪が問われるらしく、救急車を呼びました。
その救急隊員さんが圧のある話し方をし、ものすごく怖いんです。思わず心の中で「こんな微熱で救急車を呼んでごめんなさい」とコワゴワと対応してしまいました。
そうして、すぐ近くの総合病院に入ることができましたが、いろいろ調べた結果、「原因不明の炎症による発熱があり、他の患者さんへの感染の恐れもあるので、入院が必要です」と医師と看護師さんから言われました。
ここからです、問題は。
他の看護師さんと、入院のためにやりとりしていた事務員さんから「大部屋が開いていないので、個室になります。同意書にサインしてください」と言われたのです。救急車で運ばれて6時間は経っていたため、さすがに私も疲労困憊。
しかし、個室の値段をみてびっくり!1日1万6000円!
ものすごく殺風景なお部屋で、この価格とは、と驚きました。友人たちから「大部屋が空いていないというのは病院都合だから、個室代金を払わなくてもいいのでは?」などとアドバイスを得たので、翌日、ナースステーションで個室料金について質問をしたのです。
すると、「病院が入院してとお願いをしたわけではないので。大部屋は空いていないですが、発熱が原因で入院したのは患者さん都合なので、個室代金はお支払いいただきます」と言われました。
「そんなに何日も支払えないので、早く大部屋に変えてほしい」と伝えたら、翌日に「急遽、ベッドが空いたので」という連絡があり、大部屋に移れたのです。
でも、それが原因なのか、名前を名乗らない看護師さんから電話が入り、ヒステリックにこう言われました。
「もう回復したので、退院後の相談を担当看護師としてもらいたいです。大至急、病院に来てください」。
すぐには行けないこと、介護の区分変更が翌週にあるので、その日に一緒に行いたいと伝えると「区分変更前に退院してもらいたい」とやはりヒステリックに言ってきます。
あまりの言い方に、私のアグレッシブさにスイッチが入ってしまい、相手をやり込めてしまいました。
思わず怒り続けた私ですが、ハタと気がついたのです。
「久しぶりに物事がうまく流れていない、理不尽すぎる看護師の対応──。
これはおかしい。まるで、何年も前の私のようだ、運気がうまく流れていなかった頃のような、このイザコザ・・・」
自分を正当化するのは、すべてストップです。相手がヒステリーだろうが、理不尽な対応だろうが、もう関係ありません。
なぜなら、この世は自分を映し出す鏡だから。相手を責めてばかりいたら、同じ状況が続くだけです。
原因に気づき感謝をしたら事態が好転
「この現象の原因は私にある!と思い、自分自身を振り返りました。
すると、対応下手というのでしょうか?へりくだり過ぎた自分に気づきました。
母を救急車で運んでくださった救急隊員さんが怖かったので、非常にへりくだった態度を私はずっとしていました。
病院でも、初めは非常にへりくだりでした。これが私の問題でした。
下に出過ぎると、相手は上から目線の態度をし続け、同じステージでのお話ができないのです。
私が目下からの対応をし続けられるほど、成熟していたらいいのですが、未熟なので、突然態度を豹変させ、相手の上にいってしまいます。
それくらい攻撃的になるので、相手から攻撃的な何かが戻ってくることになるのです。
相手だけとは限りません。自分の周囲も含むすべてから。
母の入院の一見で、必要以上にへりくだり過ぎた結果、私は感情の揺れが激しくなっていました。まるでジェットコースターに乗っている数日間でした。
この気づきをもって、「学びを有難うございます」と宇宙に伝えたら、不思議なくらい、すべてがスムーズに運ぶようになったのです。
母の退院などの話も、私の希望する形で進めてくれることになりました。
理不尽なことが起きるとまだまだ揺れてしまうcocoですが、いつかは理不尽であろうとなかろうと、「ただの出来事」として捉えるくらいの器になりたいものです!
とりあえず今回は、一連の出来事への理解を深めたことにより、理不尽さなしでスムーズに進んだので、まずはよしとしたいと思います。
ここ/早稲田大学大学院卒業。公認心理師・臨床心理士。SRT公認コンサルタント&ティーチャー。過去世から引き継いだカルマ(プログラム)をクリアにし、その人が現世で具現化しようと決めてきたステージに押し上げるメソッドSRTのコンサルタント&ティーチャー。日本全国、海外からも依頼を受けている。また、最後のシャーマンと呼ばれたリパン・アパッチ族のグランドファーザーが伝えたシャーマン・ヒーリング・グランドファーザーメソッドのワークショップを行う、日本では数少ないファシリテーターの一人。ホンマルラジオで「さよなら!行き詰まり人生。開運☆幸せ人生の極意教えます」のパーソナリティも務めている。
https://cocoacoco.jp