ばら色人生プロデューサー・公認心理師のcocoです。
人生の中で、似たような問題を何度も繰り返してしまう方が、とても多いようです。私はそのような問題を引き起こす核を消去するセラピー「SRT」のセッションを行っています。
けれども宇宙を味方につけて、素敵な人生の扉を開くのは、その人自身の意識の力だけでもできると思っています。
今回も、自分でできる「人生を豊かにしていく方法」をお伝えしていきましょう。

真の豊かさを見出せなかった若かりし頃

豊かな人生とは、一体、どのような人生なのでしょうか?
その内容は人それぞれ、年齢や環境でも異なると思います。私、cocoも20代の時と今とでは、豊かさの定義がとても変わりました

cocoはバブル世代から少しずれていますが、学生時代の先輩方は卒業後にバブルを謳歌していて、「大人になったら、社会に出たら、あんな世界が待っているのかしら?」と思いながら過ごしました。

バブル崩壊後も、深刻さよりもなんとなくパーティ気分の余波が残っている・・・そんな若い世代でもありました。
周囲にいた先輩は、高級時計やブランド物を身に着け、高級車を持つ彼氏がいる(いた)お姉さま方。彼女たちからの影響は絶大で、仕事を教えてもらいながら、“大人の階段を昇る時に身に着けておくべき意識”なども教えてもらったのです。

一時、ファッション業界にもいた私。周囲の人たちは、着心地ち良い洋服よりもバリっとした雰囲気の、上から下まで真っ黒な洋服を着てたり、ブランド物のスーツなどをバシっと着ていたりしました。
「ダサい恰好だけはやめてください」という業界でしたので、私も着心地の良さよりも、見た目の恰好良さを求められました。
オサレ(お洒落)な人間が集うのは青山、六本木、白金プラチナ通り、三宿よ。バブルが去っても、私たちの価値は変わらないわ!という強気な姉さまたちに囲まれて、20代を過ごしたわけです。

30代前半も、その感覚に影響されたままの私でした。自分の奥底にある声と、表面的に求める欲望の見分けがつかない日々だったのです。
言葉で表現できないけれど、魂は何を求めているのかを知っていて、でも、自分の中がバラバラでまとまらず、息ができない感じでした。

豊かな状態の鍵となるのは感謝

物質主義が極限まで行ったバブルが崩壊し、その反動で、精神世界へと人々の関心が移って行きました。スピリチュアルブームの到来です。
物質よりも精神性という時代がやって来たものの、物質的豊かさ追求型のギラギラ霊能者さんたちの時代でもありました。

今では淘汰されたのでしょうか? 魂の声に則した豊かさを見つめる人が増え、そこに含まれる意味も多岐にわたるようになった気がします。

cocoが思うに、豊かな状態とは、“自分の気持ちが満たされている状態”と感じています。自分の気持ちを満たすものは人それぞれ違っていて、年齢や経験によっても異なると思います。
例えば、物質的なもの。
お金を有り余るほど所有しつつも、気持ちが満たされなかった経験をした人と、毎日十分に食べられなくて明日のご飯を心配している人とでは、豊かさの定義は全く異なるでしょう。

周囲を見回して気になるのが、とてもお金持ちで物質的に満たされているのに、いつも不機嫌で、人より自分が優れていることを誇示する人々です。
仲の良い億万長者な人々は、いつもご機嫌で、気持ちが満たされているように見えます。
「なぜ?」と思った私は、その違いをずっと観察してきたのです。

その違いは、二文字。
感謝
でした。

物質的に豊かな人は2タイプいる

気持ちも満たされて物質的にも豊かな人には、「感謝」があります
すぐに感謝する。良いことにも、あまりうれしくないことにも、経験して学んだことに対して、感謝をしています。
そして、自分が楽しく幸せと感じることを、他者・他種とシェアして周囲をハッピーにしていくため、周りの人たちから“尊敬”されていきます

一方、物質的・金銭的にだけ豊かで、気持ちが満たされていない人の場合、人と自分を比較して自分が上であること感じようとしたり、手元にあるものを見ずに、自分に無い物を見ていたり。
「与えるよりも得ることが大切」で文句が多く、「自分は他者よりすごいのだから」という思いから、人からの尊敬を求めやすいようです。
けれども、尊敬とは強要されて生まれるものではないので、劣等感が強くなり、自分を敬わない人たちを下位に置く言動をしやすい・・・。
ですので、「感謝する・有難う」という言葉を、表現しないのも特徴かもしれません。

豊かさには「感謝・有難う」がある──。他者・他種に、世界に、目に視えない存在たちに、ご先祖様に、そしてこれまでの自分に。
「感謝」は、豊かさのキーワードではないでしょうか?

ということで、私が「これはすごいぞ!」と体感している「感謝」アクションをここで披露しちゃいます。
多くの人が、似たようなアクションを色々発信していると思います。でも、だからこそ、感謝するアクションは決してマガイモノではないってことです。共通して言えるのは、「とても大切」ってことです。

ありがとうワークで感謝があふれる毎日に

cocoはまずは毎日一週間、できる時にこのアクションを徹底的に行いました。
何を?
「ありがとうワーク」です。目に入ってきたものすべてに、「有難うございます」と言ったり思うのがコツです。

靴を履くとき靴が見えたら、靴に「有難うございます」。
鍵を閉める時、鍵とドアに「有難うございます」。
アスファルトが目に入ったら、アスファルトに「有難うございます」。
看板が目に入ったら、その看板に「有難うございます」。

そうやって、視界に入るもの全てに「有難うございます」を言い続けるのです。人にもよりますが、私の場合、何かに「有難うございます」と言うと、脳の中で「なんで?」という思考が出てきて、有難うに相当する答えを脳が探し出します

前日までは「徐行」と書かれた看板を、「邪魔なだぁ、汚いなぁ」と思っていたのに、「有難うございます」と看板に言うと、脳が「ありがとう」に相当する答えを探し出してきて、看板に対して「注意喚起をしてくれているんだぁ」と思えたり。

まっすぐ歩けないほど人があふれた駅構内に、昨日までうんざりしていたのに、「有難うございます」と見知らぬ人々に思い続けていると、「この人はもしかしたら携帯電話会社の人で、私のスマホを問題なく動かしてくれている部署の人かもしれない・・・」などと、脳が勝手に理由付けをしてくれるようになりました。

そうなると、私の世界は「感謝」するモノや人であふれていきました。
1日言い続けた自分、やり遂げた自分にねぎらいの気持ちが出てきて「今日もよくがんばったなぁ」と思い、継続していくうちに「これまでもなんだかんだと、よくがんばってきたよなぁ」と、自分自身に感謝の念が芽生えてきました。
身近な人・家族にも「有難う」と思える何かを、脳が勝手に探し出そうとします

「有難うございますを1日1万回唱える」というワークもあります。自分に合うもので良いので、ぜひ、「有難うございます」のエネルギーで、自分を徹底的に包む時間を持ってみてください。
現実が変わります!

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ナチュラルスピリットにて、ワークショップ&セッションを開催予定!
1dayワークショップ/12月1日(日)
個人セッション/11月29日(金)、30日(土)
*詳細は次回お知らせします!
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coco
ここ/早稲田大学大学院卒業。公認心理師・臨床心理士。SRT公認コンサルタント&ティーチャー。過去世から引き継いだカルマ(プログラム)をクリアにし、その人が現世で具現化しようと決めてきたステージに押し上げるメソッドSRTのコンサルタント&ティーチャー。日本全国、海外からも依頼を受けている。また、最後のシャーマンと呼ばれたリパン・アパッチ族のグランドファーザーが伝えたシャーマン・ヒーリング・グランドファーザーメソッドのワークショップを行う、日本では数少ないファシリテーターの一人。ホンマルラジオで「さよなら!行き詰まり人生。開運☆幸せ人生の極意教えます」のパーソナリティも務めている。
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