風水師・占術研究家のアーロン千生です。
今回は、本日「春分の日」が持つ意味と、できれば本日中に行うと良い「開運メソッド」をお伝えしましょう。

春分は天体的な1年のスタート

今日、3月20日は春分の日です。
春分は「二十四節気」の一つですが、その二十四節気の中でも重要なポイントとなるのが、二至二分の春分、夏至、秋分、冬至となります。

春分の日とは?

●二十四節気は、「太陽黄経」を24分割して配置されていて、春分を起点として0°、夏至が90°、秋分が180°、冬至が270°の位置となります。

●春分と秋分は昼夜の長さがほぼ等しくなる日で、夏至は1年で一番昼(日照時間)が長い日、冬至は1年で一番夜が長い日となります。

●春分の日を堺に、昼が夏至までに徐々に長くなっていき、夏至を堺に徐々に昼が短くなっていきます。
秋分の日に昼夜の長さがほぼ等しくなり、その日を堺に冬至までは夜が長くなっていき、冬至を堺に徐々に昼が増えていきます。

 

西洋占星術では、個人ではなく国家単位、地域単位の予測技法「マンデーン(マンディーン・マンデン)占星術」があります。
春分・夏至・秋分・冬至の瞬間のチャートを「四季図」と呼び、マンデーン占星術技法の一つの基準として、四季図を使ってその期間の予測をします。
特にその中でも「春分図」は、1年のスタートというタイミングということで、春分図のチャートのどの位置にどの天体が存在し、どのような角度を形成しているかなどを見て、その1年(春分から翌年の春分まで)の予測をするのです。

占星術で1年のスタートということから、最近では有名な占星術師の方が「宇宙元旦」と呼び、その名が広まっていますね。

地球が太陽を回る角度を基準としているので、厳密に言えば地球の1年のスタートとなり「宇宙」という表現は規模が広すぎる気がしなくもないですが、ロマンチックなネーミングにより、浸透するのが早かったのでしょう。

願いを叶えるアファメーションのポイント

なんにせよ、スタートのタイミングでアファメーション(断言・確言・肯定・宣言)することは、潜在意識に大きく影響しますので、積極的に使っていきましょう。

効果的なアファメーションのコツは、できるだけ具体的に、願望が叶った状態を現在進行形で紙に書くこと5~10個くらい書いてください。
書いた紙は跡形もなくなるのが良いので、燃やすのが一番良いのですが、煙が出たり、火事になると大変なので、現状では「水に溶ける紙」に書くのがベストです。あるいは、普通にゴミとして捨ててもOK。

願望を書いた紙を水に溶かしたり、ゴミとして捨てることに対し、「願望を捨てるようで嫌だ」と思ってしまうかもしれません。
「捨てる」という行為を「悪いこと」「捨てるものは、自分にはいらないもの」と捉えるのではなく、「手放すことで昇華させる」と考えましょう。

願望は、考えて書いた時点で潜在意識に組み込まれるので、気楽に捨てちゃって忘れてしまうくらいが、実は叶いやすいのです。

書くタイミングは、本日中がベスト!
もし間に合わなかった場合は、2日以内に書いてください。

『ある吉』には、二十四節気、太陽の星座入宮、新月、満月のタイミングも掲載していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
皆さまに素敵な運が開かれますように!

それではまた来週!



 

アーロン千生
あーろんちなり/風水師・占術研究家・ヒプノセラピスト。住空間・ワークスペースに興味を持ち、風水をはじめ東洋から西洋の各種占術を学び、風水師・占術研究家となる。現在、風水コンサルティングと平行し、本格的な中国伝統風水の講師として各種講座を全国で開催し、プロとして活動している風水師・占術家が数多く受講している。また、気功やヒプノセラピーを使った能力開発での開運にも実績がある。
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『ある吉―たった5分歩くだけ! 吉方位開運法―』
アーロン千生著/太玄社