プラーナで生きる「不食」の第一人者として、世界的な活動を続けるジャスムヒーンさん。宇宙的な情報を降ろす能力を持ち、存在そのものから慈愛のエネルギーが放たれているような、圧倒的なパワーを感じさせる方です。
『統合リセット』(ナチュラルスピリット)も好評なジャスムヒーンさんによる“不食を通した生き方のヒント”のインタビューをお届けしましょう。
※このインタビューは、2019年11月下旬に行われたものです。2019年11月上旬に公開した〈1〉〜〈3〉記事の続きのシリーズとしてお届けします。

食への意識改革を促す新世代のスターチルドレンたち

──かつて、不食を否定する人から執拗な攻撃を受けたそうですが、今でも続いているのですか?

いえ、今はすごく変わりました。私と仲間たちは、人々に真実の不食の情報を教え広めることに力を入れました。それはが、人々から怖れと抵抗を取り除いてくれるからです。
そのため、常に、不食に関する情報のプログラムをアップデートするように心がけています。もっと科学的要素を加えて、よりシンプルにわかりやすくしたいのです。

例えば、不食についてであれば、こう説明します。
「私たちは食べています。ただ、皆さんとは違ったスタイルで」と。このような説明を加えることで、大きな違いをもたらします。
多くの人たちは、私たち不食者を「何も食べていない」と思っています。
ですが実際には、私たち不食者は根源(ソース)から滋養を得ています。それが「物質的な食べ物ではない」という点が、皆さんと違うだけです。

作家のエックハルト・トールが、初めて“形をもたない状態”を経験したとき、自分では何が起きたかわかりませんでした。彼は、内なる変容を体験しましたが、それを理解し、公表するまでに時間がかかったのです。

私たち不食者も一緒です。
私の場合、最初は自分の身体に不食という現象が起きた、ということしかわかりませんでした。このギフトを、自ら探し望んだわけではありませんでした。
それは私のところにやって来て、“このことを世界とシェアするように”と背中を押したのです。

時間が経つにつれ、私たち不食者は不食についてより理解できるようになりました。今では不食の実践者は世界中に約9万人もいて、私の活動をバックアップしてくれています。
もはや、不食について話すのは私だけではなく、彼らも話しています。

一番大切なことは、皆さんの身体が安全な健康状態でいることです。
ちゃんとしたトレーニングを受けないままエベレストに登ろうとして、毎年7名の人が命を落とします。それと同じで、不食にもトレーニングは必要です。
そこで私たちは、そのためのプログラムを提供し続けています。皆さんにもしっかりと訓練を受けたうえで、行っていただきたいのです。

──人々の食への意識に対して、何か感じるところはありますか?

今、ミレニアル世代(1981年~2000年代初頭生まれ)から、スターチルドレンたちが大勢登場してきています。
彼らの多くは、ベジタリアンを超えてビーガンだったりします。彼らには、この星に害を加えないという発想が根付いています。
より軽い食事を好み、よりガイアと調和した生き方を好むのです。

何かを殺すということには、一切興味がありません。
大勢のスターチルドレンたちが今、抗議しています。「気づいてください」と大人たちに訴えています。

傲慢で無知な年配世代にとっては、彼らは目の上のたんこぶなのです。
なぜなら、そういう大人たちはお金や権力にしか興味がなく、しかも、ガイアというエネルギーの場に生きていることさえ、理解できないのですから。
そうした大人たちは、これから変わらないといけません。

ミレニアル世代は、映画『アバター』に出てくる青いナヴィ族の人たちのような存在です。
ナヴィ族の人たちは、惑星とどう調和的に共存したらいいのかを知っています。
一方、傲慢な大人たちは、アバターに登場する征服主義の軍人たちです。星のことなんか気にせず、破壊や略奪を繰り返して、私利私欲を満たすことで頭がいっぱいの人たちです。

不食により、ソースから滋養を得ることの大きなメリットは、惑星や他の生命から何も奪わなくて済むことです。
動物を殺すことも、穀物を植える必要もなければ、誰も病気にならなくなり、医薬品も不要になります。
感情的にも、精神的にも健康になり、慈愛の存在として生きることができ、より高い気づきをもてるようになります。

これが新しい人類(ニュー・ヒューマン)なのです。
インディゴ、ミレニアルズ、彼らもそうです。調和で生きることを知る彼らは、古い世代に「目覚めるように」と訴えています。
彼らの声は、これからさらに強まっていくでしょう。

そんな彼らにとって、気候変動はとても大きな問題です。私が住むオーストラリアでは、深刻な山火事があちらこちらで続いています。
でも救いとなる面は、先住民であるアボリジニたちがいることです。今、アボリジニの長老たちが、「この国をよりよい形で面倒を見る方法を私たちが教えよう」と言っています。

私はオーストラリア政府が、アボリジニたちと協力してくれることを願っています。アボリジニはたくさんの叡智を持っているので、その叡智に耳を傾けなければいけません。

もはや、お金や経済の問題などではありません。
人々がひとつの人種となって、ひとつの星の上で、調和の中で生きることが大切なのです。

このようにいろいろな問題はありますが、世界を見渡したとき、私はとてもワクワクします。
なぜなら、ひとたび声を上げ始めた若い世代は、もう決して黙ることはないからです。
これから、世界に大きな変革がやってきます。そのことに、私はとてもワクワクしているのです。

(この記事を書いた人/宙アキラ 通訳/カレルりえ)

 

ジャスムヒーン
メタフィジックについて20冊の本を出し、プラーナの栄養についての分野で調査し、国際的にレクチャーを行っている。この20年以上、 ほとんど食をとらずプラーナ(光)だけで生きている。邦訳に『マトリックスの女王』『ハートの王』『エリュシオン』『「平和の道」と「本質」で在ること』 (ともにナチュラルスピリット)他がある。

『統合リセット』
ジャスムヒーン著/エリコ・ロウ訳/ナチュラルスピリット

『神々の食べ物』
ジャスムヒーン著/鈴木 里美訳/ナチュラルスピリット

『リヴィング・オン・ライト』
ジャスムヒーン著/埴原由美訳/ナチュラルスピリット

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