あなたの世界観をゆさぶるDVD『サイエンス・アンド・ノンデュアリティアンソロジー2』の見どころ/6

12月5日、満を持して発売されたDVD『サイエンス・アンド・ノンデュアリティアンソロジー2』の魅力を、あますことなくお伝えするこのシリーズ。科学と非二元の分野の世界的な大御所23名が語り尽くすこのDVDは、宇宙観や世界観がゆさぶられる内容てんこ盛りです。
本日ご紹介するのは、進化神経科学研究所所長である、ペギー・ラ・セラ。なんと、彼女は重いうつを患った後、ある日突然、覚醒体験をしたのです。その経緯と体験した世界の説明は、必聴級の興味深さ!人体の神秘といいますか、人間が持つ可能性について考えさせられるお話です。

うつの研究と恋人との別れにより、突然何かが大きく弾けた

進化心理学を研究していた彼女は「悟り体験」をしており、今や次元の異なる観点から、自身の研究や物事へのかかわり方を解説します。
全てはエネルギーの法則にしたがって構成されているという前提で、「悟り体験と科学をどう結びつけるか」「エネルギーの海から、経験はどのように立ち上がるのか」「意識とエネルギーの関係」「自己とは何か」等々の質問に答えてくれています。
ここでは、私が驚きを持って耳を傾けた箇所を記します。少々長いですが、そのまま載せます。
ぜひ本人の表情、姿を見ながら視聴してほしい部分です。非二元の説明を科学者はこのように語るのかと、尊敬と憧れをもって拝聴いたしました。

1996年に進化心理学者として特定の問題を研究し、うつの性質の理解を試みていました。現存する進化心理学モデルでいう、マインドの枠組み内での話です。
そこではマインドは、特定の独立した仕組みの集合体で、各仕組みは特定の問題に適応するために進化したとします。またこのモデルでは、人の精神は莫大な数にのぼる問題解決用のミニコンピューターで構成され、一般的なプロセッサーであり、どのコンピューターをオンラインにするかを決める「裁量システム」も導入されているとします。
臨床的うつは非常に複雑な現象で、生理的、心理的、行動的要素を含みます。私はうつの仕組みを懸命に理解しようとしていました。うつでは、脳の裁量システムが非常に重要です。いったい何が、精神の大きなブレを生じさせているのか。

私も21歳のときに臨床的うつを経験しています。まるで栓が抜かれたようでした。常用していたカフェインをやめ、知り合いが立て続けに4人亡くなる経験をし、もうおしましだという気持ちになって深いうつに入りました。
それによって、うつの知識を得たのです。私は1996年にバークレー大学で数学を修め、進化人類学者になった男性と一緒に研究をしました。何ヵ月にもわたり、臨床的うつがこのモデルでどう説明できるか、ブレインストーミングを重ねました。

そんな彼女に、ある日突然、信じ難い体験が訪れます。

当時、私は交際していた彼と別れ、それにより気持ちが沈み込む方向に引っ張られるのを感じました。そして突然、(私の中で)何かが弾けたのです。
基本神経科学者として、以前、「上昇ドーパミン系の研究」をしていた頃を思い出しました。それは「(人間の知性の)構造システム」に関す
るもので、柔軟な大脳新皮質を利用して「経験ネットワーク」を構築し、それが人間の知性の基本ユニットとなり、自己表現をはじめ、言語など、すべての基盤になるということを。
時間の関係で詳細を省きますが、いずれにしても何かが弾け、「ああ、そうだったのか」という経験をしたのです。
私は、自分のマインドを観察していました。マインドは、非常な速さで動き始めました。
「黄金を発見した!」と思いました。

草の応答を感じ取れる「悟り体験」で人生観が激変

その時、自分の中で起きていたことを、冷静に観察し続けた様子を振り返り、詳細に伝えてくれます。

(私の)マインドはさまざまな情報間を猛スピードで行き来し、個人的経験や神経科学者、認知科学者、進化心理学者の経験、子どもの頃のいやな記憶……、(それらの新しい)モデルができあがるのを、(もう一人の私が)何もしないでただ見ていました。
マインドは新しい情報を、毎回、実にこの「エレガントなモデル」に取り込みました。マインド全体が再構築されるのを、感じ取れるようでした。
古い思考のネットワークの枠組みが崩壊し、エレガントでクリスタルのようなエネルギーシステムとして、マインドを理解できるようになり、それが拡大したのちは、(自分の中の)すべてがエネルギー変換したように見えました。
草の上を歩いているときも、草の応答を感じました。
視覚では見えませんが、常にエネルギー交換が起きているのをマインドは理解していました。それぞれの存在の身体的、社会的、環境的に起きていることを……。
最後にはすべてが〝流れ〟となり、すべてが〝無〟になりました。私は無の精神状態に入り、これは長く続きました。実際に流れが見え、すべてが……描写できない無となりました。
そこから元に戻ったとき、私はすっかり変わっていました。それまでの概念も、理解の仕方もすべてが変わりました。
起きている時間のほとんどは二元の状態にいて、日々の仕事をこなしています。そして、オフタイムになるとクッションに座り、あのすばらしい悟り体験の再現に戻るのです。

それまでのマインドが崩壊し、新しいマインドへ刷新され、知覚が拡大するという覚醒体験をした、ペギー・ラ・セラ。DVDで観ていただくと、その深遠さがより伝わってくるはずです。やはり、世の中には、こんなにもすごい人がいるのですね〜!

(この記事を書いた人/東村山キヨ)

量子論や非二元の世界が好きな人にとっては、垂涎のDVD!
『サイエンス・アンド・ノンデュアリティアンソロジー2』
 サイエンス・アンド・ノンデュアリティ・カンファレンス編集、本田法子&河井 麻祐子訳
ナチュラルスピリット


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