高島康司の進化への扉/第19回 みずがめ座の時代とアンナ・ブレイテンバックが見る世界/その1

B!

2020年が明けた。いよいよ、精神的にもさまざまな変動が予測されている2020年代の幕開けだ。

年明け早々、米トランプ政権は、「イスラム革命防衛隊」の一部門である「コッズ軍」の司令官、ソレイマニ将軍をバグダッドで暗殺した。
将軍は貧困から身を起こした人物なので、イラン国内では人気が高く、非常に愛された人物であった。そのため、この暗殺はイランとアメリカの報復合戦の引き金となり、最終的には第3次世界大戦にもなってしまうのではないかという、不気味な懸念さえ抱かせた。
トランプ政権がイランのミサイル攻撃に対して報復しなかったので、今は一時的に小康状態を保っているが、世界の株式相場は暴落し、金と円は高騰した。

また、1月12日に行われた台湾総統選挙では、中国からの独立志向が強い祭英文が、圧倒的な得票率で勝利した。これに対して、中国は強い不快感を表し、今後両国の関係が緊張することが予想された。
香港では、元旦早々から大規模な抗議運動が始まり、今年は昨年にも増して激しい衝突が起こることを予感させた。

このように、年明け早々から大きな変動が相次ぎ、2020年は昨年以上に激動の年になることが考えられる。
2020年に関しては、イギリスの著名なサイキックで70%の的中率を誇るクレイグ・ハミルトン・パーカーの予言を以前ご紹介しているので、参照していただきたい。

2029年2月3日、みずがめ座時代の初期が終わり新時代に入る

今回は、こうした世界情勢や社会変化など、目に見える表層の変動ではなく、人間の意識の進化や、その根源的な変化の方向性を見据えてみたい。
それにあたり、2029年2月3日に転換点を向かえる「みずがめ座の時代」をひとつのキーワードにして、我々の精神的な覚醒と変化の様相を探ることにする。

この連載で、いく度となく紹介しているスイス人のビリー・マイヤーがコンタクトしている地球外生物、プレヤーレンによれば、「みずがめ座の時代」をこう説明している。

●「みずがめ座の時代」に突入したのは1844年。
●「みずがめ座の時代」の「初期」は、1844年から2029年までの185年間。
●「初期」は2つに分かれ、最初期が1844年から1937年2月3日まで、初期の後期が1937年2月3日から2029年2月3日まで。
●2029年2月3日からは「みずがめ座の時代」の初期が終わり、新しい時代に突入する。この日を過ぎると、プレヤーレンは地球におけるすべてのミッションを終了し、これ以降は二度と人類とコンタクトすることはない。

 

2029年2月3日までには、あと9年しかない。この期間に「みずがめ座の時代」の初期が終了し、新しい時代に入る。
「みずがめ座の時代」の重要なテーマは、人類の意識進化である。人類の精神性が根源的に変化し、なんらかの覚醒が起こる時期とされている。
あとたった9年でその初期が終わるということは、すでに我々の意識の進化と根源的な変化は始まっており、その過程は2029年になると、さらに加速すると解釈することができる。
だとするなら、意識の進化とはどのような状態なのか、イメージを具体化しておくべきだろう。もしかしたら、すでに我々はそうした進化を体験しているのかもしれないのだ。

セミヤーゼが語る「みずがめ座の時代」

まず、プレヤーレンが語る「みずがめ座の時代」とはどういうものなのか、彼らの説明を参照してみよう。

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