松村潔のアナザーワールド/vol.38 高次のセンターと上位コスモス、ヨガ的解釈、故郷の恒星を知る意義

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次元を超えて隣の地球へ
人間は宇宙船だ
松村潔著/ナチュラルスピリット
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グルジェフは、通常の人間は5つのセンターで生きており、完成された人間は7つのセンターで生きていると説明した。このセンターというのは、いわばチャクラとか生命の木のセフィラのようなものだと考えるといい。
5つのセンターは、思考センター、感情センター、動作センター、本能センター、性センターだ。いわゆる三分節、すなわち思考、感情、身体性ということでまとめるならば、動作・本能・性センターを身体性でひとくくりにして、人体では腰あたりに対応させる。

で、問題は通常の人間には手に入らない2つのセンターで、これは高次感情センター、高次思考センターだ。このふたつはまったく非個人的なものなので、通常の人間、すなわち個人には無縁というわけだ。
7つのコスモス論などと結びつけるために、わたしは高次感情センターの振動密度を「デュートロコスモスの太陽」、高次思考センターの振動密度を「マクロコスモスの恒星」に結びつけた。高次思考センターとは、恒星の意識のことなのだ。

で、これまで7つのコスモスのうち、上のふたつ、すなわち一なるものであるプロトコスモスと、「永久不変」のアヨコスモスについては、あまり説明しないままだった。
理由は、この上位のふたつのコスモスには生命性が存在しない。なので、人間の7つのセンターも、頂点がマクロコスモスの恒星であり、プロトコスモスとアヨコスモスは考慮されていない。

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