松村潔のアナザーワールド/vol.12 タロットカードの分類法と宇宙人の訪問、光体アルニラム人へのシフト

B!

最近またタロットカードの本を書いている。わたしがタロットカードに出会ったのは10代終わり頃だが、その頃にすでに夢の中で、開いてはならない扉を開いて、むこうから茶色の身体の怪物のようなものが出現し、ひどく驚いたことを記憶している。
1999年に全長5とか6メートルの黒い怪物が上空から降りてきて、わたしの身体の上に浮かびながら、自分は母親なのだと言った。いまではこれは実際にはわたしの母親ではなく、タロットカード体系の母親なのだと言ったことがわかっている。

その頃、わたしはタロットカードを数字で考える本を書いており、腱鞘炎になっていて、この巨大な存在はわたしの右手の甲を巨大な手でさすっていた。爪の形まで細かくおぼえているが、つまり、「早く書け」と言いたかったのだ。タロットを初めて見た頃の怪物は、実はこの巨大存在であることもわかった。

で、ずっと長い間、わたしはタロットカードを考える時にカードについている数字で意味を考える習慣があり、しかも9の数字で分類する。つまり、「17星」のカードの17は1と7を足して8にしてゆき、8の数字の系列であると考えるのだ。古くからタロットを扱う人は、10でわけることが多く、この場合、たとえば「5法皇」の上の階に「15悪魔」がいて、実際に絵柄の配置はとても似ている。

で、二年前くらいにかなり分厚いタロットの本を書いた頃から、夢の中にオレンジ色の生き物が時折訪れるようになった。7つの節目があり、オレンジということで、わたしはこれを「エビ金星人」と呼んでいた。たぶん日蓮の七面観音について本に書いたことで、その関連のアーキタイプが来るようになったのだ。

で、ラー文書というものの中では、タロットカードは金星人を進化させるために作られ、それは7の数で分割すると示されている。エビ金星人は、7で分割するタロットカードを扱ってほしいと要求しているのだ。
9で分類するカードは、数字のロゴスというものをメインに考える。それに比較して、7とはオクターヴのように音の違い、トーンの違いで識別するようなもので、9がメンタル体で扱うとすると、7はアストラル体で扱うというようなものだ。
夢の中でこのタロットカードを見ていたが、魔術的、呪術的な主張が強く、一枚ずつが強烈な力を発揮していたのを見た。

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