ジュリアン・シャムルワ来日インタビュー〈3〉ワンネス意識を体験したら、人生は大きく変わる

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ジュリアン・シャムルワさんの宇宙人とワンネス体験に関するインタビューもいよいよ最終回。ワンネス意識を体験したら、人生観は大きく変わるのでしょうか? ジュリアンさんに、神秘体験や今後の生き方について、前回に続きお話を聞きました。

 

目指すのは地に足の着いた生き方

──天使やアセンデッドマスターなど、高次元の存在に出会ったことはありますか?

2年前くらいにあります。そのときは、仕事で疲れていて、1時間くらい部屋で仮眠しました。
目が覚めて起きようとしたとき、その部屋の天井から、何かがモーフィング(ある形状から別のイメージへの滑らかな変化)するかのように出てきて、「喜びを忘れないでね」と伝えてきたんです。
その存在は、モヤのような状態でしたが、翼を持っていたので天使かもしれません。そのメッセージを聞いて「ありがたいな」と感じました。

──では、神々しさを感じた体験は?

一度、「訪れ」(見えざる宇宙人の気配)に対して、太陽のような光を感じました。でも、その時もやはり自分の中に、未知なるものへの怖れがあり、彼らの気配を神聖なものとして受け入れられませんでした。

──ワンネス体験により、「脳ではなくハートで判断すること」の大切さに気づいたとのことですが、ハートで判断するために、日常的に行っていることはありますか?

はい、あります。寝るとき、「寝よう」としているほど、脳やマインドはいろいろ考えさせてきます。不安なことだったり、数字的なことだったり。
「このタイミングで考えさせるわけ?」と、ハートの自分は思うわけです。そして、どんどん睡眠時間を奪っていきます。

そういう時は、脳やマインドに向かって、ハートの自分で「お黙り!」って言うんです(笑)。すると、ぐっすり眠れます。ぜひ、皆さんもやってみてください。

──現在、パリで経営されているパンケーキ店が大人気だそうですね。なぜ、パンケーキ店を開こうと思ったのですか?

ワンネス体験をしてから、仕事に対する価値観が大きく変わったからです。「いつもリフレッシュしていたい」と思うようになりました。
会社員として毎日同じことをするという働き方ではなく、「興味を持ったことをいろいろとやっていきたい」というふうに。

パンケーキ店は、数年前にできたアメリカ人の友人が関係しています。その友人のいるアメリカに訪れたとき、いい人も多いことを実感して、アメリカ人に対する思い込みがなくなりました。
その友人は、アメリカでパンケーキ店を2店舗開業していて、その縁で、ノウハウを私がパリに持ち込んで、開店することになったんです。会社を経営したことがなくて大変でしたが、いい勉強になっています。

宇宙人の「訪れ」から始まった、「自分とは何か」という探求も、まだ続けている途中です。そのような自分探しと、人生を楽しむことを両立させ、いろいろやっていこうとしているところです。
そのひとつに、言語とその国を学ぶことがあり、こうして日本と日本語についても学んでいます。

ジュリアンさんがパリで運営しているコミュニティガーデン。メンバーの癒しの場です。

 

──自分が確立した「ワンネス・メソッド」を、パリで広めようとは思わなかったのですか?

スピリチュアルも含めて、宗教的なことに関して、フランスは日本とまったく事情が違います。オープンではありません。
スピリチュアルに関してはまず「怪しい」とフランス人は疑います。私自身も、ずっとそう思っていましたから。これは、フランスの歴史に基づく伝統のようなものです。
フランスはもともとカトリック国家でしたが、フランス革命以降、宗教は国や公とは切り離されました。それ以降、教会は別として、宗教的な活動は公の場ではせずに「家の中だけでやる」という社会を作ってきたんです。

宗教に代わって、科学と論理・哲学を国の礎にしてきたのがフランスです。ですから、スピリチュアルセミナーなども、公の場では開催されません。
また、私自身が、実生活にフォーカスをしたいと考えているので、ワンネス意識に至る方法をメソッドとして広めることは、そもそも思っていませんでした。

──そうなんですね。では、今後の目標は?

いろんな国々で人々と出会い、そこで何が生まれるかを楽しみにしています。これまでも、パンケーキ店がオープンできたり、日本では本を出版できたりしました。
こうした体験をもっと重ねて、「自分とは何か」を見つけていきたいと思っています。そうした数々の体験を徹底的にやり尽くした後、もしかしたら、ワンネス体験を広めようと思うのかもしれませんね。

(この記事を書いた人/宙アキラ)

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ジュリアン・シャムルワさんインタビュー(「ナチュスピTV」より)

2019年以降の次元シフト、パラレル地球、人間関係、ワンネス、ネガティブな感情の扱い方

ジュリアン・シャムルワ
Julien Chameroy
1980年、フランスのブルゴーニュ地方、ディジョン市生まれ。パリ第5大学で人類学修士および言語学修士。台湾の淡江大学外国語文学部でフランス語助教授を1年間つとめ、帰国後、パリ第3大学で教育科学博士。16歳でUFOを目撃して以来、謎の宇宙人との交流が始まり、なんの予備知識もないままに繰り返しワンネスを体験。その現象を長年つぶさに記録した手記を書籍化。
現在はパリ在住。都会の中心に自然との絆を取り戻すことを目的に、コミュニティガーデンの活動に力を注ぐ。パンケーキ店を経営する一方、ビジネススクールISMACでマネジメントとビジネス展開を教えている。少年時代に日本アニメの大ファンとなり、14歳より独学で日本語を学びはじめ、留学生との交換学習を通じて会話を習得。日本語能力試験1級、華語(台湾中国語)文能力測験B1取得。

『ワンネスの扉』
ジュリアン・シャムルワ著/ナチュラルスピリット
本体1500円+税

「僕たちは『人間』の体験をしている宇宙なのだ! 」。冒頭から躍動感あふれる展開、読み出したら止まらない!
フランス人のジュリアンさんが流暢な日本語で書いた、愛の宇宙をリアルに綴った、圧巻のワンネス体験記。シンプルな言葉で、目に見えない魂の交流を鮮やかに語ります。

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