イラストテーマ「グレイ胎児」

こんにちは、エネルギーワーカーのTYA-TYA(チャチャ)です。
前回に続いて、今回も、宇宙存在との交流体験をご紹介します。すでに宇宙時代の幕が開けていますので、あなたのお役に立つ情報もあるかもしれません。

願望シェアで打ち明けた想い

3.11の後、八ヶ岳で本田健さんの合宿セミナーに参加しました。参加者の中には、仕事や生活、価値観そのものが変わった人もいたように記憶しています。私もそんな一人でした。

私は3.11がキッカケで、エナジーワークを人にするようになりました。それまでは、自分と子どもの健康のために光を送るのと、大地と水にお祈りして光を送るだけで、自分の中で完結していました。3.11の前は、普通の未熟な若いお母さんでした(今も未熟ではないとは言えませんが)。

合宿セミナー中のグループシェアで、願望実現で何をしたいかを発表する時間がありました。
私は「農と祈りと癒しに生きたい・・・」と発言しながら、涙が込み上げてきました。いっせいに「この人大丈夫かな?」という視線が向けられたのを覚えています。

宿泊先の脱衣所で髪を梳かしていると、ベテランのヒーラーさんが入ってきて、私を一目見るなり、強い口調でこう言われました。
「上とばかり繋がっていてはダメよ。神ごとは、繋がって気持ち良くなって終わりじゃなくて、ちゃんと地に、現実に降ろさないと」と。

私は、不思議な気持ちでその言葉を受け止めました。「お祈りだけじゃダメなの? どうして光とつながって気持ち良くなっていたのがわかっちゃったのかしら?」って。

合宿セミナー中に健さんは、八ヶ岳でセミナーを開くためのセンターを購入した時のことや、宇宙からのエネルギーを多く取り込めるように土地を改良して、イヤシロチ化していることも話してくれました。

最終日が終わる頃には、私は感動で顔を泣きはらし、頑固な自分の人生が少し軽くなったようでした。

夢に現れた宇宙人が胎児となり、自分の中に・・・

合宿セミナーが終わり、家に帰った最初の夜のことです。とてもリアルな夢を見ました
これは、3泊4日のセミナーの途中に、「なんだか男子トイレの水回りがおかしい」と、男性参加者の皆さんにアナウンスがあったここと関係していたのでしょう。

私は体を離れて、空を飛んで健さんの八ヶ岳センターに向かい、玄関のガラス戸をすり抜けて廊下を歩いていくのです。
そして、廊下の奥の男子トイレのあるあたりに差しかかりました。廊下で、何かがうごめいています。地下から朽ち果てた手が伸びて、這い上がってきたものがありました。

「落ち武者?!」

恐々と緊張する自分を感じながら、それを見つめました。そして、その朽ち果てた姿に向かってヒーリングの光を送りました
なぜヒーリングしようと思ったのでしょう? 単純に怖かったからだと思います。落ち武者の魂が光に満ち、あわよくば昇天してくれたら、怖くなくなると思ったのでしょう。

光に包まれた落ち武者のようなエネルギー体は、空中に浮き上がりました。
そして、どんどん若返り始めたのです。光に包まれてやがて胎児の姿になり、受精卵になりました。神秘的な光を宿していました。

そこから再び細胞分裂を始め、丸くなって膜に包まれた胎児の姿に戻りました。その球体が私に近づいてきました。胎児はうっすらと目を開けて私を見ました
その顔を見て、私は悟ったのです。「この生物は人間ではない」と。

「もしかして、宇宙人?!」

そう思ったのも束の間、光に包まれた球体は小さくなって、私の口から体の中に入ってきました。私は怖くて、ただただ光を送り続けました。
「もう、こうなったら自分ごと浄化してしまうしかない」と思っているうちに、光に満ちた球体から小さな宇宙人が生まれてきて、私の体の中に住み着きました

ワープを繰り返し、ミューの故郷の銀河へ

この辺まで書いて、「こんなことを公に書いてしまってもいいのだろうか?」と、ちょっとだけ不安が覗きました。でも、きっともう時効でしょう。10年も前のことですから。

シルバーグレーの小さな宇宙人は、私の心臓の音をうるさそうに避けて、お腹のあたりをウロウロしていましたが、右股関節のあたりに落ち着きました
私は数日、その小さな宇宙人との暮らしを楽しんだのです。

ある晩、私はお風呂の中で、その小さな宇宙人にテレパシーで話しかけてみました。
「あなたのことを教えて。そう、まずは名前とか」

「......ミ.....ム...ミュ…………」

その存在は、音ではない何かでそれを送ってきました。

「……ミュ…ウ…ミュ…ゥ…」

それは、限りなくムーに近いミューでした。
「そう、あなた、ミューって言うのね。ねぇ、ミュー、あなたの星はどんな星?」

その後に私が体験したのは、広大な宇宙をワープしながらの旅でした。
地球が遠ざかり、太陽系の惑星がドンドンと近づいてきます。そして、ドンドンと遠ざかっていきます。

太陽系を出るとワープを繰り返し、やがてものすごい勢いでひとつの銀河が近づいてきました。天の川銀河のイメージよりも、もっと真ん中がまぁるく膨らんでいて、盛り上がった真ん中がうっすらと明るく、柔らかなクリーム色に光る銀河でした。

ミューの銀河が近づいてくるにつれ、私は自分の意識が遠のくのを感じました。そこで慌ててミューお礼を伝え、テレパシーで送られてくるビューを切り上げてもらいました。

私はぐったりとお風呂の縁にしがみつき、「ねぇ、ミュー。あなたとのテレパシーはお風呂でやるものではないわね?」と苦笑しました。素晴らしい体験でした。

地下の宇宙人たちが永い眠りから目覚めた理由

ミューは私に、彼らが地球に来た時のことも見せてくれました。
それは、八ヶ岳が地上に顔を出した時の“熱を温かく保持する茶色の台地だった頃”のことでした。
ひと塊りになって飛行してきた宇宙船団は、地球の上空で四方八方に分かれると、ひとつの宇宙船が小高い丘に降り立ちました。ミューの船でした。

彼らは計算により、地球上にいくつかのポイントを弾き出していました。それらのポイントは「約束の地」と呼ばれました。彼らは大地に降り立ち、宇宙船のエネルギーを切ると、永い眠りにつきました
そう、「約束の場所」で「約束の時」を迎えるために。

「そうだったの・・・、約束の地でそんなにも長い時間、時が来るのを待っていたのね」
私は悠久の時を思い、今地球が迎えている、特別な時を思いました。

続いてミューが見せてくれたのは、彼が復活する少し前からの映像です。
朽ち果てたも同然のミューと仲間たちの宇宙船に、エネルギーが供給される出来事が起こりました。
本田健さんが、自身のメンタープログラムなどの合宿セミナーを行うために購入した八ヶ岳センターで、土地のエネルギーを良いものにしようと、イヤシロチ化の土地改良を始めたのです。

土地のイヤシロチ化が進んでいくに従って、地下にあった宇宙船とミューたちの身体にも、宇宙からのピュアなエネルギーが届くようになりました。彼らはエネルギーを受け取って、さざめきました。
それは男子トイレの水回りの不具合となって顕れました。そして、私とミューとの出会いに繋がったのでした。

数日後、ミューは、私の体の変化に驚いて出て行ってしまいます。不思議そうに私を見下ろしていたミューの様子を、私は忘れないでしょう。
私はミューを見上げて、「驚かせてごめんなさい。女の体って、こんなふうになるものなのよ」と語りかけました。
ミューは、しばし私を見つめた後、少し上昇してシュッと消えました。

数ヵ月が慌ただしく過ぎた頃、私はミューを探そうと、彼に意識を合わせました。
ミューは宇宙船を操縦していました。仲間と一緒でした。
「元気そうで良かった」と思う私に、ミューの顔が少し笑ったように感じました。

さぁ皆さん、いかがでしたか?
本当かウソかなんて、尋ねないでくださいね。私にも、確かめようがないんです。ただただ、この身に訪れた不思議な体験をそのままに、大切にしたいと思っています。
ミューとの出会いは、その後、イギリスでのUFO体験につながっていきます。

 

Photo by TYA-TYA「本田健さんの本の出来立ての英語版」

 

TYA-TYA
作家、ライフコーチ、エネルギーワーカー。自身の体調不良を機に気功による癒しに出会い、2006年より学び始める。2011年東日本大震災をきっかけに、エナジー・ワーカーとしての自分を分かち合うべく、人々の)心身の調和をサポートすることを決意。その後、四国・剣山で神秘体験をし、「祈りの旅」を経て本格的な波動の世界の探求に入る。慈愛の波動で、各人の神経系とエネルギーフィールドを美しく蘇えらせ、思考を超える叡智が人生に働き出す「解放・浄化・再接続・再誕生」を促すエネルギーワークを提供している。
https://www.sifoacosmicchannel.com/

 

イラスト/キタモリケント
赤鉛筆画家。会社経営の傍ら、赤鉛筆画を通して人々の陽転を後押しすることを喜びとしている。2019年7月の終わり、赤鉛筆でイザナギを描いたところ、普通の鉛筆では描けなかった絵が描けることに気づく。目の前に見ている対象物の過去や未来、静物であればそれが生きている姿など、パラレルワールドに在るそのものを描くように心がけている。

 

『シフォア・コズミック・チャンネル』
TYA-TYA著/ナチュラルスピリット

 

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