ばら色人生プロデューサー・公認心理師のcocoです。
まだまだ落ち着かない日々が続いております。Covid19、自然災害など、心身の疲労が蓄積されている方も多いかと思います。
どんなに大変でも、ついつい頑張ってしまう傾向があるのが日本人です、どうぞ、自分の体に耳を傾けて、のんびりしたい、休みたいという声が少しでも聞こえたら、その声に応えてあげてくださいね。
負のプログラムを消去するSRTとハイヤーセルフの役割
今回は少し趣を変えて、私が日々行っているスピリチュアル・セッションのSRT(スピリチュアル・レスポンス・セラピー)についてお話したいと思います。
SRTが日本に上陸したのは、10年余り前です。
人はネガティブな経験をするたびに、負のエネルギーがアカシックレコードに蓄積されていきます。輪廻転生を繰り返すうち、それは膨大なエネルギーとなり、潜在意識レベルでの契約・宣言・封印などとなり、「この学び乗り越える」というプログラムとして魂にインプットされてしまいます。
コンピューターと同様、プログラムを作動させないためには、プログラムを消去しなくてはなりません。
私たちのアカシックレコードやソウルに入っているプログラムも「消去」しない限り、繰り返されてしまうのです。
SRTはその「消去」の作業にあたり、アカシックレコードと魂の大掃除をしていきます。
そして、それを導いてくれるのが、ハイヤーセルフさんです。
アカシックレコードは、とてもプライベートな領域です。自分の輪廻転生の全ての情報や叡智が入っているのですから。
そのため、アカシックレコードを覗けるのは「全ての源であるSPIRIT」、高次元の自分自身である「ハイヤーセルフさん」、そして「自分だけ」です。
他の高次元の存在たちさえ覗くことはできないので、ハイヤーセルフさんは、あなたを守り導く高次元の存在たちの指揮者とも言えます。
高次存在もより完璧な状態へと進化し続ける
一般的に、ハイヤーセルフさんも守護天使もガイドも、完全で完璧と言われています。
私もずっとそのように思ってきました。けれども、「なぜここまでしか解決できない?」と不思議に思っていました。
スピリチュアルな世界では「意図が大切」と言われている時代ですから、「自分の意図が弱いのか?」と考えたり、「人生の青写真というものは、やはり乗り越えられないのか?」とも考えたりもしました。
ですが、諦めが悪い性格なので、「人生の青写真を乗り越えられるメソッドに出会わせろ!(命令口調でした)」としつこく宇宙に伝え続けていたら、びっくりするような偶然が重なって、SRTに出逢ったのでした。
努力しても、どう頑張っても、乗り越えたと思っても、何度も似たような出来事、課題、問題を繰り返してしまうことがあります。
それは過去世での出来事がプログラム化してリピートしているので、そのプログラムをデリート(消去)すれば繰り返さないわけです。
SRTでは、問題となっている出来事がプログラム化されてしまった原初の出来事を調査し、そこに蓄積されているエネルギーをデリートします。それは、問題の大元となる核を取り除く作業であり、大掃除なのです。
アカシックレコードにアクセスして消去作業を行うのが、ハイヤーセルフさんですが、実はこのようなことがあります。
ハイヤーセルフさんの学びが不十分で、人間本人に教えなければならない問題の乗り越え方をしらなかったり、ハイヤーセルフさんの過去世でのやり残しを、人間サイドが代わりに乗り越えようとしていた・・・。
こういうこともたくさんあるのです。
SRTで判明したこととして、ハイヤーセルフさんも守護天使もガイドも、あらゆる高次元の存在たちは学びの途中にあります。私たちの魂の成長と共に彼らも成長もしていき、彼らも私たちを導くことで成長しているのです。
一般的には、高次の存在は完璧な存在として認識されているので、この話を聞いて抵抗感を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、SPIRIT・この宇宙・この世界・大いなる源は、刻刻と拡張しています、いわば、成長しているのです。
源が拡張し成長しているのですから、その一部である高次元の存在のハイヤーセルフさんや守護天使・ガイドたちも成長しないはずはないですよね。
誤解しないでほしいのですが、大天使・天使・マスター・ガイドなどなど、高次元の彼らが不十分な存在だと言っているわけではありません。彼らも成長をしながら、より完璧で完全へと拡張しているのです。
ハイヤーセルフの役割に異変が起きていたケース
関連して、SRTでは時々驚くべき現象が示されることがあります。
とても稀ですが、ハイヤーセルフさんがいない、守護天使がいない、という場合があります。
そのようなケースも含め、いくつかご紹介しましょう。
●ハイヤーセルフさんの意識レベルが、その人を導くレベルまで到達していない
比較的多いケース。この場合、ハイヤーセルフさんが成長し、学びを十分にするよう、全ての源であるSPIRITに依頼します。
●ハイヤーセルフさんとつながるための、本人の経路に穴が開いている
穴が開いていると、雑音が多すぎるためにメッセージが十分に受け取れなかったりします。
●ハイヤーセルフさんの座に、両親やご先祖が居座っている
ハイヤーセルフさんは、輪廻転生の全情報をもとにメッセージをくれます。ゆえに、非合理的に思える内容でも、人生はうまく流れます。
ところが、ハイヤーセルフさんの座に、例えば母親が居ると、昭和〇年~令和〇年までの情報を元にしたアドバイスとなるので、その情報を本人が実行してもうまくいきません。
これは、母親が我が子の人生を邪魔したいわけではなく、“魂レベルでとても心配している”“自分が導いてあげないと”いう想いから起きる現象です。
ですが、有難迷惑な結果になってしまいます。
この原因は、過去世で起きた出来事がプログラム化しているためです。プログラムを消去すれば、本来のハイヤーセルフさんが復帰します。
●今のハイヤーセルフさんでは、導く力が不十分
この場合、より高いレベルのハイヤーセルフさんへとチェンジするように依頼します。
その依頼は本人の魂からの声であったり、ハイヤーセルフさんだったり、大いなる源であるSPIRITからです。
本人がより成長して役割を担う時が来たら、ハイヤーセルフさんもそれに合わせてグレードアップするのが望ましいと言えるでしょう。
ハイヤーセルフさんがグレードアップした
クライアントのケースその方のハイヤーセルフさんにつながると、前回のセッションとは全く異なる、大仏様のような大きなハイヤーセルフさんが現れました。ヴィジョンも巨大、エネルギーもビッグ!で、ものすごく驚きました。
その方はスピリチュアルに興味もありながら、他のお仕事をメインにされていたのですが、ある日お友だちとの電話中に、名前をもとにリーディングできるようになったとのことです。
ご自身も、「突然自分がリーディングできるようになった瞬間を覚えている」とのこと。
ハイヤーセルフさんが入れ替わったか、大きくグレードアップした瞬間を体験したのですね。
私たちが成長すれば、その自分にふさわしいハイヤーセルフさんになっていくこともあるわけです。
ハイヤーセルフさんにまつわるエピソードは、他にもいろいろあります。それらは困った系のエピソードになりますが、次回もまたご紹介したいと思います。
ここ/早稲田大学大学院卒業。公認心理師・臨床心理士。SRT公認コンサルタント&ティーチャー。過去世から引き継いだカルマ(プログラム)をクリアにし、その人が現世で具現化しようと決めてきたステージに押し上げるメソッドSRTのコンサルタント&ティーチャー。日本全国、海外からも依頼を受けている。また、最後のシャーマンと呼ばれたリパン・アパッチ族のグランドファーザーが伝えたシャーマン・ヒーリング・グランドファーザーメソッドのワークショップを行う、日本では数少ないファシリテーターの一人。ホンマルラジオで「さよなら!行き詰まり人生。開運☆幸せ人生の極意教えます」のパーソナリティも務めている。
https://cocoacoco.jp