【4月17日イベントを開催!】望む人生の鍵を握る生体エネルギーの癒し『コアライトヒーリング 究極の光の手』/上下巻(書評)

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4月17日(土)『コアライトヒーリング 究極の光の手』刊行記念トークイベントが開催されます!
テーマ:翻訳者が語る「死と創作とオーラの話」
場所/BAG ONE(渋谷区松濤1-4-8) 開場/13時30分
料金/会場チケット:4,000円 オンライン配信チケット:4,000円
詳しくは
https://core-light-healing.peatix.com/?lang=ja

現実を創る見えざるエネルギーの働きを明かす書

1作目の著書『光の手』の大ヒットで、世界的に名を馳せたバーバラ・アン・ブレナン。
透視能力者であり、ヒーラーである著者が、生体エネルギーシステムについてさらに究明するのが、3作目となる本書(上下巻)です。
ここでは、上巻をご紹介しましょう。

いかにも本格的な専門書感を醸し出しているハードカバーの表紙の帯には、「望みどおりの生き方を創造する方法」という謳い文句が掲げられ、裏側にはトドメのようにこんな言葉が・・・。

きみは何を強く求めている?
人生で何を創造したい?
誰と一緒に創造したい?
それをどう創造したい?
ヘアヨン

 

ヘアヨンが何者かについては、後ほど説明するとして、すでにこの時点で「中身を読んでみたい!」という気にさせられるのが、本書特有の磁力。
でも、なぜ、生体エネルギーについて知ることが、現実創造と関係するのでしょう?

湧き起こる疑問のまま表紙をめくると、目には見えない人体のエネルギーを種類別に図解化したカラー口絵が。
エネルギー体の種類やチャクラやオーラの状態、エネルギーの流れに問題のあるケースなどを、16ページにもわたって紹介。この一連のページだけでも、かなりタメになります。

以降の本文ページでは、人体のエネルギーシステムの働きについて、あますことなく解き明かしていきます。
『究極の光の手』というタイトルとはいえ、ハンドヒーリングのレクチャー本ではありません。人体のエネルギー体系や意識体系にまで及ぶ、壮大な情報をカバーしているのです。

 

巻頭のカラー口絵は、16ページにわたる豪華さ! 人体のエネルギーシステムへの理解が深まります。

生体エネルギー意識体系を癒すことで望ましい人生へ

本書は、これまでのシリーズ同様、著者のあくなき探究心のもと、見えざる人体のエネルギーについて客観的な視点で、様々な面から切り込んでいきます。

序章で紹介されているのは、スピリチュアルな世界と関わりながら、自身の能力を育んできた人生の歩み。
例えば、あるきっかけから超感覚的知覚(HSP)を身に着けたいと思った著者は、ほどなくして習得し、それによってどのように自分の現実の認識が変わったかを、このように述べています。

超感覚的知覚を使うと、驚くほど多くの情報が得られます。
人の思考や感情、動きはみな、物質界で起きる前に生体エネルギーフィールドに表れます。

科学的な測定装置がないため、私にとっては自分の超感覚知覚が頼りでした。何かが見えて驚いたことは数知れません。想像とはまったく異なるものでしたから、思い込みは捨ててかかろうと決めました。

 

続く第1章では、「生体エネルギー意識体系(HECS)」について詳細に解説。
「生体エネルギー意識体系」への理解が、人生を望みどおりに健やかに生きることと深く関係してくるのだとか。

人体の中心となる「コアスター(生命の源)」についても、透視したコアスターの図を添えて解説し、“深く瞑想すれば、コアスターの中の無限の生命を感じることができる”とのこと。
ああ、こういう説明を読むと、瞑想が苦手でも何とかしてコアスターを感じてみたいという思いが湧くというものです・・・。
ヒーリングに興味のある方、意識世界を求道したい方は、すでにこの時点で、ワクワク感に満たされるに違いありません。

著者がチャネリングする、ガイドのヘアヨンによるメッセージが各所に挟み込まれて、崇高な癒し感を漂わせているのも、この本ならではの魅力。
生体エネルギー意識体系に関する著者の考察は、軽やかで優しい存在感を放つヘアヨンとの対話によって、さらに推し進められ、深い理解へと導かれていきます。

その絶妙なかけあいが、特にクローズアップされているのが、「生体エネルギー意識体系を通した創造のプロセス」と題した第2章。

ヘアヨンはこんなふうに語りかけます。

きみはあらゆる望みの共同創造者。
自分の望みを知るだけで、
創造がすでに始まっていることが

はっきりと分かるだろう。

きみの素晴らしい望みはどれも本当は
少し前から創造を始めていたもので、

実現に向かって進んでいるところ。
きみはそれらの創造者。

肉体を得るのは個性化を意図した結果だ。(中略)
コアエッセンスがあれば、
すべてが神聖に一体となっている中で、
自己を失わずに、輝く無を体験で知る。

 

ヘアヨンにさまざまな気づきを与えられながら、著者が究明していった情報も含め、望みどおりの人生にするために「生体エネルギー意識体系」をどのように癒し、活性化させるかが、本書全体に細かく説明されています。

専門用語が多用され、ページ毎にびっしり文字が詰め込まれているにもかかわらず、堅苦しさは一切なく、どんどん読みたくなる面白みにあふれているのも大きな魅力です。

後半の第6章以降では、「超感覚的知覚を開くための実践法」や、「第四レベルの世界(異世界)を体験する方法」も。
なぜ、見えない世界が見えるのか、なぜ、天使やガイドが話しかける声が聞こえるのか? その仕組みや「異世界体験」について詳しく書かれていて、つい目が釘付けに・・・。

ちなみに、大天使ガブリエルが登場したエピソードは、思わず笑えます。
著者がヒーリングセッション中にガブリエルが現れ、クライアントのためにずっと角笛を吹いていたのだとか。最初は感動した著者でしたが、結局うるさくて集中できず、吹くのを止めてほしくなったそう。

上下巻を並べると、心くすぐるカッコよさ! 下巻は、8ページにわたるカラー口絵から始まり、アストラルトラベル中のコードの説明や先祖のヒーリングなど、こちらも必読の内容です。

豊富なエクササイズで自分をコアから癒す

その他の章のテーマとして、「ブロックされた創造のプロセスを癒す」「人生のもつれを解く」「人生の再創造のためのツール」など、何方向からもアプローチしながら、人体が持つ可能性に開眼していける本書。
各章の終わりには、Q&Aや各種エクササイズが添えられ、自分のセンサーを研ぎ澄ませていく訓練が自然とできてしまうしくみです。

オーラやチャクラに関する踏み込んだ内容はもちろんのこと、「自分で痛みを作り出す仕組み」「悪循環を経つためのステップ」など、自己ヒーリングに役立つ情報も満載。
ヒーリングに興味のある方なら、ものすごく面白みを感じるのではないでしょうか。
少なくとも筆者は、久しぶりにこんなにもエキサイティングな本と出会い、喜びに打ち震えました(個人的にツボでした)。

この本の内容を教育現場の必須科目にすれば、人類の進化がどんなにスピードアップするだろうと思えるくらい、癒しと意識進化のためのバイブルと言えそうです。

(この記事を書いた人/Y-MAYUMI)

 

『コアライトヒーリング 究極の光の手(上)』
バーバラ・ブレナン著シカ・マッケンジー訳/河出書房新社
本体2,500円+税

『コアライトヒーリング 究極の光の手(下)』
バーバラ・ブレナン著/シカ・マッケンジー訳/河出書房新社
本体2,500円+税


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