コンテンポラリー風水コンサルタントのフジワラユカです。
お部屋を見れば、その人に起きていることがわかるーー。お部屋から読み取れる課題をもとに、人生の流れを変える風水を探求・実践している、私・風水探偵。
今回はその中で、最もよくある事例をご紹介します。
それは「愛」にまつわるテーマ。現在恋人募集中の人、婚活中の人、パートナーとの距離感に課題を感じている人に、ぜひお読みいただきたいと思います。なぜなら、同様のことが起きているかもしれません。
きっかけはベッドの下に放置されたぬいぐるみ
その部屋の住人は、独身のキャリアウーマン。知的でセンスもよいその女性のお部屋はよく整えられ、個性的にアレンジされていました。一見、課題はなさそうに見えました。
が・・・、寝室に入り、整ったベッドに目をやると、ベッド下に不自然な何かがあることに気づきました。
「これ、何ですか?」と引っ張り出してみると、クッションのような形状のぬいぐるみが出てきました。明らかにその大人の女性には不似合いなぬいぐるみに見えました。
「お付き合いしていた人からいただいたのですが、捨てては悪いかなと思って」とおっしゃいます。不自然に置かれたものは、必ずメッセージを訴えてきますから、風水探偵が見逃すわけはありません。
「もう役割を終えたものを放置することは、新しいエネルギーが入ってくることを阻害します。だから、手放しませんか?」とお伝えすると、にっこり笑って直ちにゴミ袋を持ってこられました(笑)。
誰かに背中を押してもらいたい、ということはありますよね。
とても魅力的な、仕事優先で生きてきた感じのその女性。ご相談のメインはキャリアや仕事に関してでしたが、このぬいぐるみから、パートナーシップについても少し課題を感じました。
部屋に飾られていた「独りの女性」の写真やアート
続けて部屋を観察していくと、寝室のサイドテーブルに飾っている写真立てには、「旅する女性」のモノクロームの写真が入っていました。そして、リビングの一角には「アジアの魚売りの女性」のアートが。
お手洗いにも「洗濯をしている働く女性」のアートが飾られていました。どれも素敵なアートでしたが、共通しているのは「独りの女性」でした。
飾っているシンボルに共通する「独りの女性」。これは、どのような意味があるでしょうか。
部屋にあるモノやシンボルは、それぞれメッセージや波動を発しています。それらがその人の意識に日々働きかけていくわけですから、この女性の場合も、自然と部屋に飾られた「独りの女性」との同調が起こるわけです。
「独りの女性のシンボルがたくさんありますね」「独りでいいの!と言っているように見えませんか?」と言うと、まるで意識したこともなかったという感じで大変驚き、「本当ですね!いやだ〜」と苦笑されていました。こうした無意識の行為は、実はとても多いのです。
自立して頑張る女性に日々励まされていた
独りの女性のシンボルにも、多様な表現があります。美しさや若さが前面に出ているものもあれば、威厳に満ちた女性、無邪気な女性など、訴えかけてくる印象は様々あると思います。モナリザなどは、眺めているとミステリアスな気持ちになるかもしれません。
この女性の部屋にあった「独りの女性」はすべて、健気に頑張っている「働く女性像」でした。それらは、仕事に情熱を注いできつつも、どこか控えめに見えるその女性の印象と重なるものがありました。
そのことを指摘すると、しばらく絶句され、「健気に頑張ることが自分の生き方だと思ってきたような気がします」とおっしゃいました。
そのアートがいけないということでは、決してありません。
「そうして生きてきたのだな」という内観がとても大事であり、新しいエネルギーを作り出していくための大事なプロセスなのです。
改めて、パートナーシップをより豊かにするために、独りの女性のシンボルからペアのシンボルに変えてみることを提案すると、間髪いれず「そうします!」とお答えになりました。
自分の無意識とこれまでの道のりについて合点がいったその方は、大変すがすがしい表情になっていました。
パートナーシップの豊かさを感じられる空間に
まじめに勉強し、社会に出ても頑張っているあなた、女性としての幸せを願いながら、独り頑張る女性のシンボルに日々共鳴していませんか?
自立する女性も素晴らしいですが、家の中では少し力を抜いて、パートナーシップの豊かさを感じる空間を作ってみることも大切です。それは、映画『ノッティングヒル』のエンディングのように、ベンチでくつろぐ2人かもしれませんし、クリムトの絵のように情熱的に抱擁する2人かもしれません
あなたにとって心地よく感じるパートナーシップのイメージを、そばに置いてみてください。「今は仕事が大事」と言う人でも、豊かなパートナーシップは誰もが受け取ってよい、人生の幸せの側面なのですから。
コンテンポラリー風水コンサルタント。早稲田大学卒業後、大手出版社に勤務し、『こどもちゃれんじ』『かいごのみかた』等の編集長を務める。仕事を通じ「家族関係」や「愛情問題」を深く見つめる中、コンテンポラリー風水の創設者であるMark Ainley氏と出会い、風水師に転身。「人生の流れを創るお部屋の風水」の実践は高い評価を得ている。著書に『幸せな子は、幸せな部屋で育つ。親子の日常をサポートする子育て風水』(麻布書院)。
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